今日は亀有カルチャーの日。いつもならオードリーから連絡があるんだけれど、何も無かったので、あぁきっとお休みなんだな・・・・って、ほぼ忘れてた記憶で、そんな事言ってたかも・・・・なんて感じでスタート。
支度も終えていつもより早めに出て、渋滞も無く良い感じで到着したのに、駐車場がかなり込んでて、4階へ・・・・。何だかなぁ・・・と思いつつも、
いつものように支度を終えると、4人が次々といらして・・・さてさてってな始まりってはずだったのに・・・・。
1つ目はうっかり先月間違えて多くお金を頂いちゃった方にお詫びをして、子供騙しではありますが・・・と粗品で誤って、これで何事も無くスタートと思ったら・・・・いちごのテーブルの方が、作品を出したので、いよいよ完成ですね・・・・と声を掛けて見た瞬間、・・・あっ・・・絶句。
薄い水色のタイルを忘れて来た・・・・ただ不幸中の幸いだったのが、小物下地を4つ頼まれていたのを持っていたので、ひとまずやれる事はあったので、何とか逃げ切ったものの、みんなに今日は、オードリーさんがいなくて良かったですね・・・って言われたのね・・・。
みんなは完全にいたら怒られる・・・って思ったみたいだけれど、違うのね。いてもいなくても一緒。だってこうして入れてしまうんだから・・・。
そもそも良い事だけなんて気持ち悪いでしょ?・・・・良くも悪くもこんな事があった・・・そうじゃないと臨場感が伝わらない・・・。
ただね、それによって、常連さんやリピーターさんにやっちゃいましたね・・・って覚悟なんだけれど・・・。まぁ、絶対キウイにはばかちんの一言くらいは貰うとは思うけれど・・・・でも、それが気を付ける・・・・って事にもなるし・・・。
いずれにせよ、悔しいなっ・・・って気持ちにはなる。何せ色々と用意はして来て、準備万端であったはずなのに・・・いつも残念である。
ではお教室。まずは、犬の方から。・・・って犬じゃない時点で、オードリーがいないのは間違いないのね・・・・あはははは。
ここは作品の事には何も無いんだけれど・・・・ギックリ腰になっちゃったらしいのね・・・・何とも痛々しい感じで、でもこれでも良くなったんですよ・・・って。更にそんな時に娘さんがいなくて1人ぼっちで・・・・って心細い話をするのね・・・。
だから大丈夫、今をしのげば娘は帰って来るんでしょ?俺はいつでも一人ぼっちですぅぅ・・・・って笑いを取ろうと思ったら、みんなが先生かぐやさん親子と楽しそうじゃないですかっ・・・・って。まぁ、そう言われちゃうと、その通りではあるんだけれど、今日帰るのね・・・この後、羽田に送迎。
って話をして、今日はそう言う事でよろしくお願いします・・・・って頼んだりして・・・。ただね、ブログもお教室の話題の時はいつも通りなんで、
ほぼネット教室的な話題が多いが、プライベートの時って少ないから、ほぼ独り言みたいな感じになるが、誰かがいた時って急に華やかになるのね。
それでも家族があれば普通な話なんだけれど、そうね言い方変えれば、子供達に疑似体験のキッザニアがあるのなら、子供連れの人達と過ごした話題は、俺に取っては家族体験の大人ニアってとこ。そりゃ楽しいでしょ?子供がキッザニアで楽しいんだから・・・・。ねっ。
それはそうと、数日後にはkameyaさんの子供教室があるんだけれど大丈夫?腰・・・ってこっちに話を戻すと、大丈夫って事で何より。
ではお次の方。

ここがいちごの方。本来は完成ぃぃって作品を見せられたのに、申し訳ありません・・・。ただそっちに落ち度はあったものの、下地には問題なくスタートをしたんだけれど、これは俺の下絵のサルなんだけれど、その下絵をトレーシングペーパーに写して色を塗ってたのね。
それで色を決めていたらしく、今度はそれに沿ってタイルの色を決め始めたようなので、こんな話をしたのね。例えばファンデーション選び。
俺は買った事は無いから、みんなの方が絶対詳しいはずだよね?・・・その時に陳列されたのをいきなり買う?
何か手に塗って様子を見たりしない?あんな感じの話ね。つまり透明のトレーシングペーパーに色鉛筆で塗った色は単なる目安にしかならない。
何故なら実際は透明の紙では無くて、黄色っぽい木なんだから。つまり透明の紙に似合った色鉛筆色って話であって、黄色の木に似合った色じゃないから。
って事は、白人の手に塗って似合ったファンデーションを日本人に合わせているような感じになるでしょ?だから、すぐに行き詰まる。
何しろサルをサル色に作ろうと思うと、どうしてもタイルの色が限られたペキペキでは、黄土色とか、茶色とか・・・って決められて来る。
それを奇抜なサルを作れるならまだしも、これは絵馬。あまり斬新なのもね・・・ただね、それじゃあんまり地味かな・・・と思って、わざわざ黄色が使えるように・・・・とバナナを彫って置いたのね。そうね、1人目の方も大きな十二支の絵馬なんだけれど、大きく違うのは形。
1人目の方のは12匹揃っての大きさだから60cmくらいあるのかな?それが楕円なのね。それを自分のデザインでやっているから、ポップな仕上がりを目指しているんだろうね・・・・って言うのが伝わるので、逆にポップになり過ぎないように・・・と、蛇にウロコを作っているのね。
それによってポップな絵なのに安くは見えない。ではこの方は?と言うと、俺の絵だからモラルに倫理って事になるから、先生としては余り冒険はしていない。常にそれに見える・・・って範囲の絵にしてある。つまり誰もが思う色を選べば何も起こらずに安全な下地なのね。
要するに自分で描いた人はポップな仕上がりに・・・と決めて作ろうとするから、なり過ぎないように・・・の指導。何せ絵馬なのだから・・とね。
じゃ、この方は?俺は先生としてギリギリのポップな絵にしてあるだけで、どうする?って言うのは自分なのね。
何しろこの下地は体験教室用で始まった事なのね。つまり初めての人でも2時間で終われる・・・そんな下地。でも切る事は上手くなったけれど、色を選んでしまうから悩んで進めない・・・じゃ何故進めないか?本人はヘタだから・・・と言うが、見て判るように実に丁寧に切ってある。
じや原因は何か?簡単な話で、どうしたい?・・・と言うコンセプトみたいなものが決まっていないのね。例えば可愛くって言うのなら、可愛い色って何?・・・・ってスタートするのね。ピンクなんて可愛いなぁ・・・・ってね。
でも、茶色って選んだ人は本物みたいに作ろうと選んでいるのだけれど、本人にはそう言う自覚は無いのね。だって茶色じゃん・・・サルって。
ってこんな感じだと思うのね。ここが問題なのね。どうやってもこの下地ならサルには見えるのね。どんな色でも。
それを本物色の方へ進んだから茶とかになったんでしょ?って事は肌の色は?・・・・ほらくすんだ色で可愛く無くなった・・・でしょ?つまり変化させないとならない。要するに最初の蛇の場合、目が可愛くて白蛇。こんなのをクラッシュでやったら子供作ったのかい?になるでしょ?
そこを腕を見せるって事でウロコな訳ね。これで体験の人とは思えないでしょ?でも可愛く無いかな?可愛いよね。更に白蛇だから白じゃなくて、クリームやベージュも入っている。ここは誰でも考える。しかし金を入れるとどうだろうか?神々しさが出ないかな?
要するにこの方は白蛇を選んだ時に、縁起が良いとか祭られているとか知っていたはずなのね。つまりただの蛇じゃないものを作ろうとしていた。
そう言う事が判るから、金を入れて見ようか・・・・ってアドバイスが出来るのね。
ではサルの方は?と言うと、何しろ遊びの作品だから、楽しんで貰いたい。出来れば口出ししたくは無いが、こんなものを混ぜるとか?とか、目のバランスとか・・・いつもの繰り返しのような事になりがち・・・・それじゃ遊べない。出来れば自力で完成させて欲しいのね・・・。
それが習い事の原点で、習った事は一人で出来る・・・それを提案されたものが出来た・・・は何度繰り返しても、中々身にならない。
今まで習った事を思い出しつつ、一人で作れた喜びを味わってこそこの下地の意味があり、結果うんぬんの前に一人で出来た・・・ここにある。
それが遊び。結果じゃなくて出来た・・・。それをいっぱい指導しては、いつもと何ら変わらなくなる。でしょ?でもね、遊びなのに、こんなに進まない・・・・つまり本気で考えているから。これを色はこれ・・・って言ってしまえば、好みか好みじゃないか?は別にして、スカスカ入ると思うのね。
それ位、切る事は丁寧で上手くなっている。つまり遅らせる原因は何かを見てその通りに・・・って言うスタイルから、1つ決定的に影響すると思われる基本になるものを決める。サルでは体になる。そしたら、それに合う何かを決める時に、どんなコンセプトなのか?なのね・・・。
そうするには・・・ってやれば、色数は折角少ないんだから、選択は簡単になる。それを好み、好み・・・と見つけて行くと、色数が少ないのは致命的で、これじゃない、これじゃない・・・・に繋がる。
いずれにせよ、こうした何か原因があっての事で、切る事に何も問題は無し。消して進まないのはヘタだからじゃないのね。考えがまとまらないから、上手くなった切る人が始動出来ない・・・って事になっているだけ。まぁ、何より楽しんで欲しいね。
お次は一番新しい方。

ここは上部をやったんだけれど、何も無かったのに、ササッと描き込んだのね。達者だわっって話。やりたい事が決まっている。
それなら話は簡単になる。要するに試す事は1つで、前回のままこの色の雰囲気を保つのか?それとも転調するのか?みたいな話。
すると、今まで通りで・・・となる。ブレなし。ならば、こんなのは?こんなのは?って言うのは、今まで使った色のみだから、先に見つけて上げられる。しかも、それをやっている間に、他の提案も出来るのね・・・何せ俺にも考える時間の間が出来るから。
その後、紺なのは?こんなのは?・・・・ってね。ただ、ほとんどが却下になる前提での提案で、ニアピンが見つかれば良いが、正解なんてそうそう見つかるはずが無いのね・・・・だってオリジナルなんだから・・・・正解は本人のみぞ知るなのね。きっついのね・・・提案却下は・・・あははは。
ただ見つかった時はほっとするのね。だってあっそれ・・・って笑うから・・・みんな。良い顔すんだよね・・・見つかった時は。
そんな余裕の時は、こっちも試せるのね・・・・こんな小さな丸は?なんてね。恐らく無いな・・・って思っての提案なんでやっぱり食いつかなかった。
これでこの作品には丸の提案はしないだろうな・・・・ここは角ばった模様だけで終わる作品なんだろうな・・・ってね。この小ささでも駄目なんだから・・・ってね。こう言う事の繰り返しなのね・・・オリジナル作りって言うのはね。
そして最後はおかみさん。

雰囲気出て来たのね。大胆さも出て来たし、赤のガラスタイルも大きく切ったりして工夫もされている。これでかなり赤みが強くなった。
そこでオレンジと黄色で、ちょっとその赤みを消しに行こうか・・・ってな提案になる。
ただオレンジと黄色で消すってよりも、赤みだらけにならないように・・・とでも言うのかな?むしろもっと派手になるだろうけれど・・・ね。
でもおかみさんの色使い、意外とさくらや俺よりで、結構派手目なのね。だから大丈夫・・・こっちよりならね。
これを薄味タッチが好きな人なら、舞台化粧かっ・・・って見えるかもね。あははははは。ただ実に良い陰影に見えるんだけれどね。
その濃い味付けを持ってしての、後ろをこの色の1トーン下げた薄めにする事で、一眼レフみたいな効果で出来れば、更に上乗せってな事になる。
まぁこれだけ出来る人の指導は細かい事ぱっかり。ただたったこれだけでも凄さが伝わって来るのね・・・・。
そんな中、みんなが時間になると片付けを手伝ってくれて、すんなりここを出られたのね。そこでかぐやに連絡をすると、イクスピアリにいるって事で、じゃ昔みんなで食べた所に行ってて・・・そこはせがれが行きたいって行ってた所だから・・・って事になる。
奴はあそこ美味しかったぁ・・・また行きたいって言ってたのを聞いたのね。そんなこんなの時間が間に合うなら・・・って事になったのね。
まぁ渋滞も無く、到着しそうだったので、もう着くから注文してて・・・とかぐやに頼んで置くと、到着するなり食事ぃぃになる。
完璧じゃん・・・最後も。katsuさん美味いぃぃって。最後がおまえかぁ・・・最後のお願いは娘で終わりたかったなぁ・・・って意地やかすも、
全然御構い無く美味そうに食べてた・・・・大物だわっ。中々ね。
そんなこんなで出発となる。そうそうさっき、かおるさんにリクエストして置いたんだ・・・・サイマルラジオつけて置いて・・・トンネルで聞こえなくなるから・・・。って感じで、数曲聴いた頃、羽田空港に着いたんだけれど、数台待ちの渋滞・・・・。
けれど思ったよりも早く入れて・・・・屋上に到着して、さっ行こうか・・・katsuさん掛からなかったね・・・って言った途端、モザイクタイルのkatsuさんからのリクエストで・・・・って。おぉぉぉぉ掛かった、間に合った。
今、これを聴いている頃、かぐや親子を羽田に見送りに来ています。思い出に掛けて下さい・・・って、何々ちゃん、何々君・・・って名前も呼んで貰うと、みんなで苦笑い・・・。それでは、井上陽水さんの少年時代・・・・って4人で黙って聴いたのね。
まだ夏だけれど、4人の夏はおしまいだし、何か情緒あるかな・・・最後に聴けたらって思ってね。みんな各々、楽しかった記憶が歌に乗って思い出されて、何か終わっちゃったね・・・・って。お前らがいたから楽しかった・・・・また来いよっ・・・・待ってるから。
今度来る時は売れていると良いな・・・・なっ。うん。って・・・・何か寂しかったけれど、へっぽこだからこの程度しか出来ない訳で・・・売れれば・・・売れれば・・・・って言い聞かせて、まだ夏は終わっていないし、切り替えないと・・・・って振り切って見送り。
結局最後のお茶の時間は無く、あっと言う間に帰って行った・・・。そんなこんなでいつもの貧乏作家に。

いくらか意地でやってると、着いたぁ・・・って連絡が来て、あのさぁ、俺が手振ってんのに、娘は振ってなかったろっ・・・その分、そんなに必要の無いせがれが過剰に振ってたけれど・・・・って言うと、せがれは苦笑いして、有難うまた行きますって。
お前は好きだけれど胃袋が好きじゃないから、もっと小食になれよっ・・・って娘に代わって、おぉぉぉい、どうなってんだよっ、最後は涙のお別れのシーンじゃないのかよっ・・・って言うと、心外だなぁ・・・ちゃんと手を振ったよっ・・・って。
じゃ目合った?って聞くと、ん・・・・合わないって。意味無いじゃん。って笑って、katsuさん本当に有難う・・・って。
違うよ、俺はお前ら来なきゃ何も無かった・・・・だから、こっちが有難うなんだよっ・・・また来いよっ・・・って言うと、うんって言ってた。
そしてかぐやに、同じ事がしたかったらまた頑張ろうなっ・・・・じゃアトレで・・・っておしまい。
支度も終えていつもより早めに出て、渋滞も無く良い感じで到着したのに、駐車場がかなり込んでて、4階へ・・・・。何だかなぁ・・・と思いつつも、
いつものように支度を終えると、4人が次々といらして・・・さてさてってな始まりってはずだったのに・・・・。
1つ目はうっかり先月間違えて多くお金を頂いちゃった方にお詫びをして、子供騙しではありますが・・・と粗品で誤って、これで何事も無くスタートと思ったら・・・・いちごのテーブルの方が、作品を出したので、いよいよ完成ですね・・・・と声を掛けて見た瞬間、・・・あっ・・・絶句。
薄い水色のタイルを忘れて来た・・・・ただ不幸中の幸いだったのが、小物下地を4つ頼まれていたのを持っていたので、ひとまずやれる事はあったので、何とか逃げ切ったものの、みんなに今日は、オードリーさんがいなくて良かったですね・・・って言われたのね・・・。
みんなは完全にいたら怒られる・・・って思ったみたいだけれど、違うのね。いてもいなくても一緒。だってこうして入れてしまうんだから・・・。
そもそも良い事だけなんて気持ち悪いでしょ?・・・・良くも悪くもこんな事があった・・・そうじゃないと臨場感が伝わらない・・・。
ただね、それによって、常連さんやリピーターさんにやっちゃいましたね・・・って覚悟なんだけれど・・・。まぁ、絶対キウイにはばかちんの一言くらいは貰うとは思うけれど・・・・でも、それが気を付ける・・・・って事にもなるし・・・。
いずれにせよ、悔しいなっ・・・って気持ちにはなる。何せ色々と用意はして来て、準備万端であったはずなのに・・・いつも残念である。
ではお教室。まずは、犬の方から。・・・って犬じゃない時点で、オードリーがいないのは間違いないのね・・・・あはははは。
ここは作品の事には何も無いんだけれど・・・・ギックリ腰になっちゃったらしいのね・・・・何とも痛々しい感じで、でもこれでも良くなったんですよ・・・って。更にそんな時に娘さんがいなくて1人ぼっちで・・・・って心細い話をするのね・・・。
だから大丈夫、今をしのげば娘は帰って来るんでしょ?俺はいつでも一人ぼっちですぅぅ・・・・って笑いを取ろうと思ったら、みんなが先生かぐやさん親子と楽しそうじゃないですかっ・・・・って。まぁ、そう言われちゃうと、その通りではあるんだけれど、今日帰るのね・・・この後、羽田に送迎。
って話をして、今日はそう言う事でよろしくお願いします・・・・って頼んだりして・・・。ただね、ブログもお教室の話題の時はいつも通りなんで、
ほぼネット教室的な話題が多いが、プライベートの時って少ないから、ほぼ独り言みたいな感じになるが、誰かがいた時って急に華やかになるのね。
それでも家族があれば普通な話なんだけれど、そうね言い方変えれば、子供達に疑似体験のキッザニアがあるのなら、子供連れの人達と過ごした話題は、俺に取っては家族体験の大人ニアってとこ。そりゃ楽しいでしょ?子供がキッザニアで楽しいんだから・・・・。ねっ。
それはそうと、数日後にはkameyaさんの子供教室があるんだけれど大丈夫?腰・・・ってこっちに話を戻すと、大丈夫って事で何より。
ではお次の方。

ここがいちごの方。本来は完成ぃぃって作品を見せられたのに、申し訳ありません・・・。ただそっちに落ち度はあったものの、下地には問題なくスタートをしたんだけれど、これは俺の下絵のサルなんだけれど、その下絵をトレーシングペーパーに写して色を塗ってたのね。
それで色を決めていたらしく、今度はそれに沿ってタイルの色を決め始めたようなので、こんな話をしたのね。例えばファンデーション選び。
俺は買った事は無いから、みんなの方が絶対詳しいはずだよね?・・・その時に陳列されたのをいきなり買う?
何か手に塗って様子を見たりしない?あんな感じの話ね。つまり透明のトレーシングペーパーに色鉛筆で塗った色は単なる目安にしかならない。
何故なら実際は透明の紙では無くて、黄色っぽい木なんだから。つまり透明の紙に似合った色鉛筆色って話であって、黄色の木に似合った色じゃないから。
って事は、白人の手に塗って似合ったファンデーションを日本人に合わせているような感じになるでしょ?だから、すぐに行き詰まる。
何しろサルをサル色に作ろうと思うと、どうしてもタイルの色が限られたペキペキでは、黄土色とか、茶色とか・・・って決められて来る。
それを奇抜なサルを作れるならまだしも、これは絵馬。あまり斬新なのもね・・・ただね、それじゃあんまり地味かな・・・と思って、わざわざ黄色が使えるように・・・・とバナナを彫って置いたのね。そうね、1人目の方も大きな十二支の絵馬なんだけれど、大きく違うのは形。
1人目の方のは12匹揃っての大きさだから60cmくらいあるのかな?それが楕円なのね。それを自分のデザインでやっているから、ポップな仕上がりを目指しているんだろうね・・・・って言うのが伝わるので、逆にポップになり過ぎないように・・・と、蛇にウロコを作っているのね。
それによってポップな絵なのに安くは見えない。ではこの方は?と言うと、俺の絵だからモラルに倫理って事になるから、先生としては余り冒険はしていない。常にそれに見える・・・って範囲の絵にしてある。つまり誰もが思う色を選べば何も起こらずに安全な下地なのね。
要するに自分で描いた人はポップな仕上がりに・・・と決めて作ろうとするから、なり過ぎないように・・・の指導。何せ絵馬なのだから・・とね。
じゃ、この方は?俺は先生としてギリギリのポップな絵にしてあるだけで、どうする?って言うのは自分なのね。
何しろこの下地は体験教室用で始まった事なのね。つまり初めての人でも2時間で終われる・・・そんな下地。でも切る事は上手くなったけれど、色を選んでしまうから悩んで進めない・・・じゃ何故進めないか?本人はヘタだから・・・と言うが、見て判るように実に丁寧に切ってある。
じや原因は何か?簡単な話で、どうしたい?・・・と言うコンセプトみたいなものが決まっていないのね。例えば可愛くって言うのなら、可愛い色って何?・・・・ってスタートするのね。ピンクなんて可愛いなぁ・・・・ってね。
でも、茶色って選んだ人は本物みたいに作ろうと選んでいるのだけれど、本人にはそう言う自覚は無いのね。だって茶色じゃん・・・サルって。
ってこんな感じだと思うのね。ここが問題なのね。どうやってもこの下地ならサルには見えるのね。どんな色でも。
それを本物色の方へ進んだから茶とかになったんでしょ?って事は肌の色は?・・・・ほらくすんだ色で可愛く無くなった・・・でしょ?つまり変化させないとならない。要するに最初の蛇の場合、目が可愛くて白蛇。こんなのをクラッシュでやったら子供作ったのかい?になるでしょ?
そこを腕を見せるって事でウロコな訳ね。これで体験の人とは思えないでしょ?でも可愛く無いかな?可愛いよね。更に白蛇だから白じゃなくて、クリームやベージュも入っている。ここは誰でも考える。しかし金を入れるとどうだろうか?神々しさが出ないかな?
要するにこの方は白蛇を選んだ時に、縁起が良いとか祭られているとか知っていたはずなのね。つまりただの蛇じゃないものを作ろうとしていた。
そう言う事が判るから、金を入れて見ようか・・・・ってアドバイスが出来るのね。
ではサルの方は?と言うと、何しろ遊びの作品だから、楽しんで貰いたい。出来れば口出ししたくは無いが、こんなものを混ぜるとか?とか、目のバランスとか・・・いつもの繰り返しのような事になりがち・・・・それじゃ遊べない。出来れば自力で完成させて欲しいのね・・・。
それが習い事の原点で、習った事は一人で出来る・・・それを提案されたものが出来た・・・は何度繰り返しても、中々身にならない。
今まで習った事を思い出しつつ、一人で作れた喜びを味わってこそこの下地の意味があり、結果うんぬんの前に一人で出来た・・・ここにある。
それが遊び。結果じゃなくて出来た・・・。それをいっぱい指導しては、いつもと何ら変わらなくなる。でしょ?でもね、遊びなのに、こんなに進まない・・・・つまり本気で考えているから。これを色はこれ・・・って言ってしまえば、好みか好みじゃないか?は別にして、スカスカ入ると思うのね。
それ位、切る事は丁寧で上手くなっている。つまり遅らせる原因は何かを見てその通りに・・・って言うスタイルから、1つ決定的に影響すると思われる基本になるものを決める。サルでは体になる。そしたら、それに合う何かを決める時に、どんなコンセプトなのか?なのね・・・。
そうするには・・・ってやれば、色数は折角少ないんだから、選択は簡単になる。それを好み、好み・・・と見つけて行くと、色数が少ないのは致命的で、これじゃない、これじゃない・・・・に繋がる。
いずれにせよ、こうした何か原因があっての事で、切る事に何も問題は無し。消して進まないのはヘタだからじゃないのね。考えがまとまらないから、上手くなった切る人が始動出来ない・・・って事になっているだけ。まぁ、何より楽しんで欲しいね。
お次は一番新しい方。

ここは上部をやったんだけれど、何も無かったのに、ササッと描き込んだのね。達者だわっって話。やりたい事が決まっている。
それなら話は簡単になる。要するに試す事は1つで、前回のままこの色の雰囲気を保つのか?それとも転調するのか?みたいな話。
すると、今まで通りで・・・となる。ブレなし。ならば、こんなのは?こんなのは?って言うのは、今まで使った色のみだから、先に見つけて上げられる。しかも、それをやっている間に、他の提案も出来るのね・・・何せ俺にも考える時間の間が出来るから。
その後、紺なのは?こんなのは?・・・・ってね。ただ、ほとんどが却下になる前提での提案で、ニアピンが見つかれば良いが、正解なんてそうそう見つかるはずが無いのね・・・・だってオリジナルなんだから・・・・正解は本人のみぞ知るなのね。きっついのね・・・提案却下は・・・あははは。
ただ見つかった時はほっとするのね。だってあっそれ・・・って笑うから・・・みんな。良い顔すんだよね・・・見つかった時は。
そんな余裕の時は、こっちも試せるのね・・・・こんな小さな丸は?なんてね。恐らく無いな・・・って思っての提案なんでやっぱり食いつかなかった。
これでこの作品には丸の提案はしないだろうな・・・・ここは角ばった模様だけで終わる作品なんだろうな・・・ってね。この小ささでも駄目なんだから・・・ってね。こう言う事の繰り返しなのね・・・オリジナル作りって言うのはね。
そして最後はおかみさん。

雰囲気出て来たのね。大胆さも出て来たし、赤のガラスタイルも大きく切ったりして工夫もされている。これでかなり赤みが強くなった。
そこでオレンジと黄色で、ちょっとその赤みを消しに行こうか・・・ってな提案になる。
ただオレンジと黄色で消すってよりも、赤みだらけにならないように・・・とでも言うのかな?むしろもっと派手になるだろうけれど・・・ね。
でもおかみさんの色使い、意外とさくらや俺よりで、結構派手目なのね。だから大丈夫・・・こっちよりならね。
これを薄味タッチが好きな人なら、舞台化粧かっ・・・って見えるかもね。あははははは。ただ実に良い陰影に見えるんだけれどね。
その濃い味付けを持ってしての、後ろをこの色の1トーン下げた薄めにする事で、一眼レフみたいな効果で出来れば、更に上乗せってな事になる。
まぁこれだけ出来る人の指導は細かい事ぱっかり。ただたったこれだけでも凄さが伝わって来るのね・・・・。
そんな中、みんなが時間になると片付けを手伝ってくれて、すんなりここを出られたのね。そこでかぐやに連絡をすると、イクスピアリにいるって事で、じゃ昔みんなで食べた所に行ってて・・・そこはせがれが行きたいって行ってた所だから・・・って事になる。
奴はあそこ美味しかったぁ・・・また行きたいって言ってたのを聞いたのね。そんなこんなの時間が間に合うなら・・・って事になったのね。
まぁ渋滞も無く、到着しそうだったので、もう着くから注文してて・・・とかぐやに頼んで置くと、到着するなり食事ぃぃになる。
完璧じゃん・・・最後も。katsuさん美味いぃぃって。最後がおまえかぁ・・・最後のお願いは娘で終わりたかったなぁ・・・って意地やかすも、
全然御構い無く美味そうに食べてた・・・・大物だわっ。中々ね。
そんなこんなで出発となる。そうそうさっき、かおるさんにリクエストして置いたんだ・・・・サイマルラジオつけて置いて・・・トンネルで聞こえなくなるから・・・。って感じで、数曲聴いた頃、羽田空港に着いたんだけれど、数台待ちの渋滞・・・・。
けれど思ったよりも早く入れて・・・・屋上に到着して、さっ行こうか・・・katsuさん掛からなかったね・・・って言った途端、モザイクタイルのkatsuさんからのリクエストで・・・・って。おぉぉぉぉ掛かった、間に合った。
今、これを聴いている頃、かぐや親子を羽田に見送りに来ています。思い出に掛けて下さい・・・って、何々ちゃん、何々君・・・って名前も呼んで貰うと、みんなで苦笑い・・・。それでは、井上陽水さんの少年時代・・・・って4人で黙って聴いたのね。
まだ夏だけれど、4人の夏はおしまいだし、何か情緒あるかな・・・最後に聴けたらって思ってね。みんな各々、楽しかった記憶が歌に乗って思い出されて、何か終わっちゃったね・・・・って。お前らがいたから楽しかった・・・・また来いよっ・・・・待ってるから。
今度来る時は売れていると良いな・・・・なっ。うん。って・・・・何か寂しかったけれど、へっぽこだからこの程度しか出来ない訳で・・・売れれば・・・売れれば・・・・って言い聞かせて、まだ夏は終わっていないし、切り替えないと・・・・って振り切って見送り。
結局最後のお茶の時間は無く、あっと言う間に帰って行った・・・。そんなこんなでいつもの貧乏作家に。

いくらか意地でやってると、着いたぁ・・・って連絡が来て、あのさぁ、俺が手振ってんのに、娘は振ってなかったろっ・・・その分、そんなに必要の無いせがれが過剰に振ってたけれど・・・・って言うと、せがれは苦笑いして、有難うまた行きますって。
お前は好きだけれど胃袋が好きじゃないから、もっと小食になれよっ・・・って娘に代わって、おぉぉぉい、どうなってんだよっ、最後は涙のお別れのシーンじゃないのかよっ・・・って言うと、心外だなぁ・・・ちゃんと手を振ったよっ・・・って。
じゃ目合った?って聞くと、ん・・・・合わないって。意味無いじゃん。って笑って、katsuさん本当に有難う・・・って。
違うよ、俺はお前ら来なきゃ何も無かった・・・・だから、こっちが有難うなんだよっ・・・また来いよっ・・・って言うと、うんって言ってた。
そしてかぐやに、同じ事がしたかったらまた頑張ろうなっ・・・・じゃアトレで・・・っておしまい。