katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ご新規さんの親子教室

2015-08-27 06:55:39 | モザイク教室
今日は朝からご新規さんの親子教室。小雨交じりで作務衣でも若干寒く感じる・・・・そんな天気でいきなり秋になっちゃったの?って話。
さてそんな中、3人でいらして・・・・メインは低学年の女の子。事前に何と無くはリサーチ済みだったので、モチーフは知っていたのね。

ただ、それだけを作るのか?もしそうなら、その形に下地を切る事になるし、四角に切ってバックも作りたいのか?ただ、許される時間の中での話なんで、
今日と次回の2回なんで・・・・果てさて。すると、アトリエをクルッと見渡して、親子でバックが欲しい・・・って事になり・・・・。

その場で下地制作。その間に俺の作品の写真なんか見て待ってて貰って・・・。最初はそれじゃ1cmタイルで縁取りから。
すると、水色が好きって事で、何種類か見せると、市松模様って言う、2色を交互に張る張り方で始めるのね・・・・。

これはきちんと合わせないと、同じ色が重なるとへっぽこに見えるのね。そこは良い事と悪い事は背中合わせ。きちんと決まればテクニックとして1色よりもアップするし、決まらないとへっぽこ・・・・。何でもそうだけれど、テクニックって言うのは諸刃の刃なのね。

何もしなければ安全に近くなるのに、何かをすればそのリスクを負う。ただそれがそんなに難しい事かどうか?が判らないと、最後の最後に合わない・・どうしよう?ってな事になる。勿論、そんな事になっても、ここには俺がいるから大丈夫なんだけれど、問題は時間・・・・。

これが少しだけの事なら直すのも少しで良いが、それが直す時間が多くなるようであれば、当然それだけ時間のロスがあるって事になる。
ただ、何もしない安全・・・って言うのは、1色で張るのみって事になるんだけれど、その場合、きちんと目地幅を合わせるのみになる。

違いは?となると、四隅を張って、その中で目地幅を合わせるのみ・・・だから1つだけのハードルになる。これが市松となると、四隅を勝手には張れない。ひとまず1列を市松に並べて、次の場所の2箇所合わせないと様子が判らない。しかもその時にいじってしまうと、バラバラになる。

更に入ったと思っても、いざ張って行くと、さっき置いた時の目地幅と変えてしまうのね・・・・大抵ね。何故なら置いている時の意識は適当で、いざ張る時は合わせようとするから、ついつい目地幅が狭くなって行くものなのね・・・・すると市松がずれて行く・・・まっこんな理由なのね。

しかも手でボンドを付けて張ると張りやすいけれど、ここでピンセットで張る練習をしないと、中身のモザイクの部分はそんな程度の大きさでは無く、
もっと細かくなるのね・・・・ってな具合な話が結論なんだけれど、実はそれは見た結果なのね。

実は本当はそんな事じゃなかったりもするのね・・・それが心の問題。そもそも市松なんて言葉なんて知らないし、ただ2色使いたかっただけ・・・ってな場合、何事も無くラッキーって事なら何でも無いし、ただもし大変さなんて知らないで、やったら入らない・・・となると、えっ?何で?

って事が最後の最後にやって来る。その時に別に良いかっ・・・って進める人はダメージにはならないが、もし入らない・・・やり直しかぁ・・・終わったと思ったのに・・・って思う人なら、後数枚で終わると思ったのに・・・とダメージは大きい。

しかも、そう言う人はやっと・・・って感じが漂う。だから先に進みたいのに・・・・って感じになる。そうやって身を削られて行くのと同時に、時間も無くなって行くのだから、焦りも増すし、疲れも出る・・・けれどグレードも気になる・・・本来はこっちの方が大きいのね。

それと本当にただ張るだけって安全で簡単なの?って根本的な事・・・・これなら簡単でしょ?と思った人が、もしタイルが入らなくなったとか、目地幅が合わないとか、簡単だと思ってそんな事になったら・・・?別にって人は関係無いが、もし気にしてしまう人なら・・・・。

出来ると思って出来なかったのだから、相当へこむのね。でもこれが小さな子なら、大丈夫だよっ・・・って直れば回復する事にもなるが、大人だと立ち直るのに時間が掛かったりもする。こんな事が体験にはあったりするのね。

そんな事を踏まえて、今度は親子教室。親なら良いものを作らせたい・・・・って願うし、子供は自由にやりたい・・・・なんて事になると、色んな事が起こったりもするのね。そんな中、十分判った上で、一番気になるのは俺です・・・けれど、そこは我慢・・・お母さん・・・。

なんて事もあったりする。いずれにせよ、1つの作品を一緒に・・・って言うのは、中々難しいものだったりもする。
さてそんな中、今日はどうなんだろう?・・・・まぁ女の子が中々面白い子で、ハキハキしてて、きちんと受け答えしてくれるから、

こっちもやりやすく、これ?これ?・・・ってな具合に準備もしやすい。ただ結構大きめなんで頑張らないとぉ・・・って話。
でも、最初から2日間で・・・と言う事なんで、まぁ何とかなるかな・・・・って感じで、和気藹々の中、1日目終了。

その後、3時間弱、ボンド落としやら何やらやって、ペンキを塗って終了。

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