katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

かぐやが帰って・・・・みどり教室

2013-01-11 07:21:46 | モザイク作家
かぐやが帰って何が必要か?それは普通な表現なら元に戻る・・・これに尽きる。
つまりかぐやが来た事で非日常を過ごした事になる。

簡単に言えば、仕事では無い以上、収入は一切無し、けれど3食いつもよりも贅沢になる
・・・・それがいつもの貧乏作家に一夜にして・・・

とここまでは普通の話なのだけれど、実はそんな事は当たり前の話で、そうでは無く、
それはその後に大した仕事も無く、お教室もそんなに無い時代の話で・・・・

だからこそ大変だったのであって、今は元に戻るってのは、先生に戻る・・・じゃ何から
・・・?一体かぐやが来ていた3日間、何であったのか?俺は・・・・それは師匠。

つまり1年間1人大阪でモザイクをしていた弟子が、ラン展の準備とらんちゅうを作りに
来た・・・そのねぎらいを師匠として迎えていた・・・・そんな感じ。

と言う事は、普段電話で向き合っていたのとは違い、俺は穏やかだったのだろう・・・・

そんな事も踏まえて・・・みどり教室。
それが来ていきなり、かぐやの作品を観るなり目地の色の変化に気付き・・スタ-ト。

では折角気が付いたのだから・・・・何故こうなったと思う?すると白かった目地が、
濃くなった事から・・・と言う。では濃くなれば良いのか?と聞き直すと・・・・

くっきりはっきりして・・・・と言う。要するに簡単な話でくっきりはっきりさせたいのなら・・・の場合はそれで良いが、そうで無いのにそれでは話は違って来る・・・・

要するにどう見せたいか?が大事。しかもどんなイメ-ジなのか?・・・・ここ。
では今回のこの作品はどのようなイメ-ジなのか?となる・・・すると、・・・・

ザリガニ作家がモザイクでヘビを作っている・・・・それが動き出して生きているように
・・・・とかなり具体的に考えている・・・・さてさて・・・どうしたものか・・・

本人はこれをイメ-ジと思っている・・・果たしてイメ-ジの意味が判っているのか?
まず登場キャラ作りとなる。何しろいかにそれに見えるか・・・?デフォルメして・・・

それはひとまずヘビがヘビに見える、ザリガニがザリガニに見える・・・最低ラインは
確保した。では更なるハ-ドル・・・ザリガニは作家である事・・・・しかもモザイクの

・・・と言う事で喰い切りを持たせた・・・・しかしながらそれでも心配である。
何せモザイクって何?って認知度だから、俺は苦労しているのに・・・と言う事で、

更なるアイテムとしてベレ-帽をかぶらせる事にした・・・ここまでは良い。まずまず。
問題は飛び出しているように見えるヘビ・・・・何処から?普通考えたら・・・・

キャンバス・・・って事はイ-ゼル・・・こんな連想は簡単に出ては来ないかな?
つまりこんなアイテムが必要となるのだけれど・・・それがそもそもが難しい事に

気が付かない・・・・それは今までのアイテムと違ってデフォルメするにも水平、垂直
が必要になる・・・つまり画力が必要なのだ。元々の・・・今までのアイテムは

観なくても感に頼って出来るだろうが、イ-ゼルだのキャンバスなんて見なくては一般に
描ける人は少ない・・・まっそう言う点では良く資料を見て描いては来ていたが、

当然、俺でも難しいと思うようなアイテムだったから、直しつつ何とかサマにはなった。
けれど・・・今度は宿題としてやった字が邪魔となり、カ-ボン紙で写そうにも、

上手く行かない・・・だから写せない場所は感で・・・となった。それは今後の是正と
なるのだから、ここも何とか切り抜けた・・・となる。

これですべて終わったか・・・に見えたが、実はまだまだ決まり事はあって、
このヘビは縁日なんかで売っていた玩具のようなヘビに見せたい・・・と更なるハ-ドル

があって・・・・と後出しジャンケンのように次々に出て来る・・・1つ解決しても、
また1つ、また1つ・・・結局、完全なる図面が必要な題材なのに、これをイメ-ジと

言い張る・・・そもそもイメ-ジの意味が判っていない・・・一体イメ-ジとは何?

しかも本当の大事な事にたどり着いていない・・・本当の・・・それは何?
それは自覚。本人はこんなに決まり事があるのに、そうは思っていなくて、簡単に

考えている・・・前回、自覚無く進めると1年以上も掛かって痛い思いをしているのに、
また同じ事をしているにも関わらず、自覚が無く、しかもぺきぺきだから・・・と

舐めている自分にも気が付かない・・・・しかもそれすらも言えば言ったでへこむ。
軽く見ていた自分に気が付くとその重みに怖くなりびびり、言われないと不安になる。

一体どうするべきか・・・?あれだけ自覚、あれだけ言ったのに・・・何も伝わらない。
そんな中、かぐやに電話し、こんなものをぺきぺきで1ヶ月掛けずに作りたいんだとさ。

・・・どう思う?しかも遊びなんだって・・・・と言うと、思い入れがある以上、
小さかろうが、大きかろうが大作です。と言われた・・・・まさにその通りである。

つまりみどりは100m走のつもりがみどりが上手いと思っているかぐやには1万mくらいに
見えている・・・・・どうするこの思い違い・・・・。

では検証する。一体何がどうなってしまっているのか?
まずペキペキである事。確かに使いやすいから体験には好都合だけれど、切る事が

上手くなると、繊細にやろうとするから、ポロッと欠けてしまったりもする。
つまり今度はもろい・・・に変わってしまった事になる。と言う事は、もろい側に

みどりはいる・・・その確認。で、下絵に入ると説明した通り・・・どんどんと出て来る
無理難題のように・・・しかしながら、字は写しただけでスタ-トすると・・・・

自宅でこうして結果を出す・・・つまり下絵さえきちんとしていれば、字のように
決まった形、決まった色をその枠に沿って切る・・・これはグレ-ドまで問題無く出来る

つまりそうなる所まで行ければ、時間が解決するのである・・・それが何とか下絵まで
たどり着いた・・・だから後は色だ・・・となってしまう・・・気を抜いたのである。

では舌を・・・赤で3パ-ツ・・・クロ目は1つ、白は3パ-ツ・・・何故?
では質問を変える。尻尾はどうなる?・・・・案の定、全部1パ-ツと言う・・・・

だってあの玩具はそうなっている・・・・じゃ顔は?と言うと黙ってしまう・・・
この意味は簡単。常に言っている見栄えと機能性。

つまりみどりの頭の中にあるのは、あの玩具をタイルで作りたい・・・だから、尻尾は
1パ-ツ、顔も1パ-ツ、舌も1パ-ツ・・・出来れば・・・ただ物理的に無理。

だから出来る所は1つで・・・出来ない事は最低の数で・・・何とも能率効率。
つまり機能性。カビが生えるからタイルなんかキッチンに張らずにパネル、パネル・・

って言ったも同然。ただ本人に意識は無い。そんな事は一言も言っていない・・・・
と思っているのも、顔に出ている。じゃどんなつもりで切ったか?と聞いても、

答えられない・・・自分がやったのに・・・つまり意識はあるのに無意識と言い張る。
ストレスって何だ?の質問のように・・・難しいらしい・・・

とても簡単。つまり脳で思い描いている事柄ってのが、人にはあって、けれどそれは
余りにも漠然としている・・・それを言葉、手、足、何でも良いが表現しようとすると

思い描いた通りにならない・・・そのジレンマがストレス。だから上手く行くと、
それが楽しくて、上手く行かないとへこんだり、諦めたり、辞めたり・・に繋がる。

つまり自覚の無さ。すると後向きになる人は、きっと出来ないだろうから・・・・と
勝手な判断をし、思い込み、結局妥協した事にも気が付かず、結果はそれ以下になる。

しかももしそれが大作なら永遠と続く・・・・終わるまで、辞めるまで・・・
忘れられるならまだ良いが、記憶とは中々消えない・・・もしそこに思い入れが

あったのなら・・・しかも記憶に残って忘れていたとしても・・・キ-ワ-ドで思い出す。
まっ映画にこんな事はいくらでも出て来るでしょ?あんな考え方はクリエ-タ-なら、

簡単に出て来る。問題は情緒。俺はもしかすると情緒が無いとダメみたい・・・・。
そしてやる・・・やりたい・・・やってみたい・・・・こんな熱意がね。

勿論、いきなりそんな事を期待しているようなハ-ドルは無い。みどりは常連だし、
もっと大事なのは、弟子になりたい・・・そんな事を口にしたから。

仕事をしたい・・・と言ったんだから・・・意味が判らないのなら、千と千尋を100万回
観るんだね・・・本名なんか捨てろっ・・・みどりに恥を欠かせるような生き方をするな

・・・働かせて下さい・・・の意味。もっと気を入れて貰いたいものである。

きちんと整理すると、まずかぐやの作品の変化に気が付いた・・・ここ。
日高氏は興味が無かったか・・・いずれにせよ、話にも出なかった・・・・なのに、

気が付いた。洞察力、観察力、想像力、これらは何度も言っているクリエ-タ-としての
生命線。その洞察力や観察力が敏感に察知した事になる。非常に良い状態だった。

そもそも子供の頃は、興味がある、なしに関わらずきちんと脳は動いて・・・これ何?
これ何?としつこいくらいに興味が沸いたはず・・・なのにいつしか脳は興味のある事

のみで動くようになり、しかも単なる浅い知識の元に判ったかのように掘り下げる事無く
流して行くようになった。更に言えば常に刺激や新鮮さのみを追及し、まるで薬を

強くして行くかのごとく、もっともっと・・・となって行く。それが大人の脳になった。
そんな比喩であろう。だからこんな事に当てはまれば、もはや幼稚園の子供であろうと

脳は好きなもののみを好むのなら、もはや大人染みている事になるだろうね・・・・
しかしながら、クリエ-タ-はその脳を何とかして子供のままにして置く・・・

そんなイメ-ジ。だから五感ってものが必要となる。例えば俺の場合なら、観るだの
聞くだのってのは大事になる。だって食べるってのはモザイクに関係無いし、触るって

言うのも若干問題があるでしょ?・・・・だから特にこの2つはレ-ダ-で察知とか、
非破壊検査をするかのごとく、いつもと変わりが無いか?・・・と観察する。

そんな事から言えば、今日のみどりはかぐやの作品を気が付いた事は良かったにせよ、
目に気迫が無かった。後向きの時の目をしていた。ビクビク、おどおどとしている・・・

そう見えた・・・。こんな時はいつもの質問に素直に答えられない。必死で答えようと
しても、結局ひとまずその場を逃げ切りたいだけ・・・の言葉を発してしまう・・・

酷い時は意地を張り投げ出す・・・そして諦め卑屈になって行く・・・ただこんな事は
いつまでも続かない・・・・その内に治る・・・ただ本来帰る前には治るものだが、

今日は無理だった・・・。いつか気迫の1手から始められるように教えたいが・・・。

本来、この作品は遊びと銘打った作品。では遊びとはどれくらいで完成?
精々2.3回程度だろうね・・・きっと。けれどみどりは1ヶ月と言っていた・・・・

確かにみどりは月に2回の人だから、一見合っているようだけれど・・・・
みどりのモザイク1ヶ月ってのは何時間なんだろうか?・・・良く考えると判る。

じゃ水泳にしようか・・比喩。じゃ体験教室の人なら・・・?2.3回ってどの位進むかな?
それじゃみどりは?・・・・・一緒に飛び込んだら差が付くよね・・・きっと。

普通なら、上手い人が進む・・・なんて思うじゃない?けれどどの人も体験の時は、
数時間の1回の教室で20cm程度の大きさを完成させている。

それでは今回のみどりは・・・・へびの部分のみ・・・・でも切ったパ-ツのグレ-ドは
悪く無い・・・じゃどんな結果になったかな?恐らくスピ-ドは体験の人の方が早い。

つまり短距離ならドタバタしたフォ-ムかも知れ無いが、体験の人はゴ-ルが早く、
常連はフォ-ムなど色々な事を気にし過ぎて、確認が多く結局時間が掛かる。

ではこの距離を遠泳に変える・・・すると?ほぼ常連は泳ぎ切る実績があるけれど、
体験の人では溺れるかも知れない・・・そんな変化が見られるだろうね・・・

でもそれは経験値とするのなら、それは徐々にとなるが、みどりのような場合、
遠泳に実績がある。問題はここ。つまり時間を掛ける実績がある。丁寧にやる事が

身に付いた・・・・その落とし穴は小物だろうが時間を掛けてしまう事。知らず知らず。
短距離はスピ-ドも必要。ではそのスピ-ドってのは妥協なのか?となると違うのね。

例えば癖になっている事がある。それは言いたい事がスペ-スに合っていない事。
ではこんなのはどうかな?四畳半と40畳のリビングのインテリア・・・違うでしょ?

なのにみどりはいつも一緒。もっと言い方を変えれば、こたつにこだわって、こたつを
買ってから、不動産屋に行っている感じ・・・・。

もっと言えば、実は600リッタ-の冷蔵庫も持っているし、あっ車も持っている・・・
って後からどんどんと出て来る・・・・それでは決めた事がすべて変わって来る・・・

こうならないように、小物と言えど構想が必要なんだけれど、どうしても狭くても
これだけは・・・・とメインは1つにして、軽くする事。詰め込まない事。

なんだけれど・・・これは敷地が決まっている場合。要するに大きさが決まっていれば
それに合わせたもの選びから・・・となるが、みどりの場合、アイテムがしっかりあり、

それを入れる為の大きさを確保・・・つまりほぼ大作の作り方になっている。
この時点での自覚・・・更に細かな設定。もうここで完全な大作になっている・・・・

つまり大作はスペ-スに応じてプラスが出来るが、小物はいかにそぎ落とすかになる。
ん・・・サッカ-とフットサルみたいな感じかな?

役割分担なんて気取った事は出来ない。キ-パ-はいくら小さくしても一緒だが、
人数が少なくなると、狭くなると、結局必要最低限のものしか入れられない・・・・

いかにワッペンのようにインパクト・・・どぉぉぉん・・・・って作れるか?になる。
それが文字だろうが、キャラだろうが・・・そんな感じが小物。

要するに作り方が1通りしか無い。小物も大作もみどりには大きさのみの違いしか無い。
小さければ小物、大きければ大作・・・この意識を治す事。

そこだけじゃない事に気が付く事。長くなったが、何か是正の足しにでも・・・・
と考えながら書くと・・・こんなになってしまった・・・そんな感じ。

そして俺は・・・











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かぐや2日目

2013-01-10 06:28:54 | モザイク作家
昨日の話通りに浦安の材木市場に連れて行って貰う事になり、午後と言う事から、
それまではらんちゅう作り。来月もラン展があるので来る事からも慌てる必要も無いけど

・・・・ね。それが偶然にもかぐやは来る途中に携帯を水没・・・そして俺は液晶を破損
・・・って事で修理に行って、そのまま現地の市場へ向かう。

そんな訳で合流すると、どうやら初売りだと言う事だったらしく、そんな雰囲気は
漂っているんだけれど、何しろ勝手が判らないから、誰が売り手で誰が買い手なのか?

判らなくて、1つだけ何と無く判るのは、俺達を連れて行ってくれている材木屋さんは
問屋さんだから、その人に声を掛ける人達は恐らく売り手の人なんだろう・・・?って。



ただ申し訳無いのは、俺が欲しい木って、この人達にはゴミみたいな扱いを受けるような
お金にならないようなものだから・・・そんなものが無い?って聞いて貰うのが恐縮で、

問屋さんは俺の状況に詳しいから、それを聞いて貰うんだけれど、何すんの?そんなの、
・・・って感じになるのね・・・何とも申し訳無いんだけれど、でも中々こんな場所に

来る事なんて無いし、ある意味築地って感じの場所なんだから・・・・差し詰めこれは


クロマグロって感じなのかな?何か凄そうなのね・・・1本モノでこの大きさ・・・
何処に使うんだろう・・・・こんなの・・・?

けど、ホ-ムセンタ-とは違って、何だろうこれ?って見慣れない光景がワクワクする。
そんな中、思うような木は無かったんだけれど、2月にまた・・・って事で、

ひとまずこんな木を手に入れたのね・・・・


ちょっと大きめなんで今回の金魚には使いづらい感じなのね・・・
とは言うものの、また・・・なんて事があったら・・・何か見つかっちゃうのかな?

って楽しみが増えたのね・・・・。

そんなこんなで戻ってらんちゅう・・・


それでね、ちょっとびれっじさんに・・・行く事になって・・・・2人で生のらんちゅうを見て・・・更に以前の俺のらんちゅうを見て・・・帰り際に・・・直したいって

言うのね・・・・かぐやが・・・ん・・・・じゃ俺も直そうかな・・・となる。
結局、気が付いた事が一緒だった訳で・・・・随分と手強いのね。

しかし、自分で言うのもなんだけれど・・・中々以前の俺も手強い・・・。

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かぐやがやって来て・・・みんなもやって来る・・・

2013-01-09 01:48:52 | 休み?
お昼頃到着って話なので、ひとまずらんちゅうを進める事にした。
ただ時間の制約があると、中々落ち着いては出来ないから、いくらか進めて、

Unidyへ。ちょっと調べ事があってね・・・そんな中、角嶋の親父さんと付き合いのある
材木屋さんから電話が入る。実はちょっと頼み事していて・・・・

明日、浦安の材木市場に連れて行って貰える事になったのね。
そうねぇ・・・魚だったら築地に連れて行ってくれる・・・・そんな話なのね。

何かワクワクするのね。さてさてそんな中、時間が来たので羽田へ。
その帰りに、ちょっと野暮用があって寄って貰ったんだけれど・・・あんまりお粗末な

話なので、スル-して・・・・アトリエへ。するとそこへみどりがやって来て・・・・
更にかんすけがやって来て・・・・キウイが・・・タピオカが・・・

そして最後にさくらが・・・・何とも豪華な来客だ事。こんな事がいずれ大事な事だった
・・・・って事になる・・・・きっと俺はそう思うのね・・・。

まっ、そうなるかどうか?そこは今後を観て行って欲しいのね・・・・

さてさて、今回のかぐやの目的は・・・・1つはらんちゅう、そしてメインは入選作品の
額の大きさの手直し。そんな訳で何とかそっちはメドが経ったのね。

何とか形にはなった・・・そこで明日から金魚。

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らんちゅうのモザイク

2013-01-08 00:37:25 | モザイク作家
朝、タピオカとキウイに買い物に付き合って・・・と言われて付いて行くと、
どうやら俺へのプレゼントらしく、何とも有難く恐縮する話からスタ-ト。

新年初めてのご挨拶なのね・・・そう言えばタピオカは。

そんなこんなでアトリエに戻ると日高氏。そんな訳で一緒に昼ご飯を一緒に・・・。
ここも新年のご挨拶だったのね。

そして最後に角嶋の親父さんが帰って来て、今日の登場人物すべてなんだけれど、
キウイとタピオカはアトリエに入って来て、かぐやの作品に気が付く・・・・

ここの感想は目地について。実はネットで観た時に2人は白っぽいな・・・って思って
いたらしいのね。それもうなずけたのね。何故なら、買い物の最中もかなり2人の好みは

思った通りに似ていて、実に楽しかったのね・・・そんな事も踏まえても意見が同じでも
理解出来る範囲である。

では、日高氏・・・最後まで気が付かずに帰ったのね・・・・・

そして角嶋の親父さんは・・・?帰って来るなり、らんちゅうを見て・・・ん・・・・
これ誰が作ったんだ・・・・?ってかぐやの作品に気が付いた・・・それどころか、

何とも素敵な表現をするのね。誰が・・・?って俺じゃないって判ったのもまずまずだし
、じゃ誰なんだ・・・?と言う表現は、上手い・・・って言ったも同然じゃん。

流石に俺をここに12年も置いてくれているだけある。帰り際にちょっと笑ってしまった。
ちゃんと見てるんだ・・・・親父さん・・・ってね。

それはそうと、明日はかぐやがやって来る・・・・何とも久しぶりなのね。
色々と楽しみである。

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おっsan教室

2013-01-07 01:08:34 | モザイク教室
もう2年は経つだろうから、知らない人もいるだろう・・・だからひとまず軽く説明。
実はかなり実績もあって良くいらしていたんだけれど・・・・残念な事にここ数年

いらしていなかった。昔から知っている人なら、人体のモザイクの人って言えば、
すぐ判るのね。ただ更に訳あってブログに詳細は書いて欲しく無いって話になっていて、

今回も一応伺ったけれど、お任せします・・・となったが、定期的になるまでは、
そのまま続行した方が良いかな・・・と思い特に詳しく書かない事にした・・・・。

しいて言うのなら、2年経ってこのペ-スでは10年経っても終わらない覚悟をするか?
それとも、まだ始まったばかり・・・・諦めて降りる・・・そんな選択もあっても

仕方ない・・・そんな考え方もあるだろうし、それかモザイクの優先順位を上げられるか
・・・・こんな事から始めないと、きっと進まない・・・そんな話をした・・・。

要するに漠然とやるのでは無く、これで・・・と方針を決めてやらないと、また同じ事を
繰り返す事になる・・・だからまず方針を決める事・・・ここが先決。

それが今日の大きな指導となった・・・。

さて、そんな中、かぐやの作品が届いた。来月の世界ラン展に入選した作品。


生で観るのは初めてだが、実際観ると・・・・目地がなぁ・・・って思う節があって、
その旨を伝えると・・・・直します。となる。

こっちに来た時に、一緒に直そうと思う。

更にそんな中、らんちゅうを始めた・・・・


やっぱり3日って感じかな・・・・1匹に掛かる時間って・・・・。
いずれにせよ、流石に金魚も慣れて来て・・・グレ-ドもそれにつれて、上がっている。

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かぐやが来る前にどうしても・・・・

2013-01-06 07:26:03 | モザイク作家
かぐやがやって来る前にどうしてもやって置きたい事・・・・それがかぐやの担当の
金魚、それがらんちゅう。何て言っても金魚の王様みたいな表現をされるもの・・・・

さてさて・・・・どうしても持っている木では物足りなくて・・・急きょ買いに行く。
それで手に入れたのがこれ。

ひとまずまずまずなものが手に入った。更にらんちゅう専門の本も買い、念の為に
金魚の吉田さんにも行って、らんちゅうも見て来た・・・・だからやるべき準備はやった



一応、らんちゅうを2匹を彫る事までは終わった・・・後はペ-パ-掛けとワックス塗り。
何とか間に合う方向には向かってはいるが・・・・

そんな中、昔馴染みの人がやって来た。ブログも読んでくれているらしく、
随分と俺の現状に詳しかった。全く有難い話である。

そんな中で、随分と強くなった・・・・そんな事を言われたが、そうねぇ・・・・
それを言うのなら、弱過ぎた・・・ってのが表現としては正しかろうね・・・。

何せ先進国で生きているのに、タイル屋を辞めて無収入に近い状態。
酷い時には1日1食、残りの食事は隣の親父さんのツマミの残り・・・最長6.7日間くらい

誰とも話す事は無く、掛かって来る電話の問い合わせに1時間・・・しかし単に問い合わせのみ・・・後はメ-カ-なんかの材料や道具の売り込み・・・・追い込まれるだけの環境

やる気があるのなら貸すよ・・・の一言に、アトリエ欲しさにタイル屋を辞めてまで得た
アトリエは結局単なる綺麗な何ショップ?にしか見えず・・・いつしか変わった人に・・

そんな時代を観た人からすれば、今の、お教室の多さを見れば良かったね・・とも思うし
ただ、当然体裁ではあの当時も生きていなかったけれど、結果が出ないから迷いに迷う。

そんな葛藤の繰り返し・・・しかも活路をストリ-トに求めたのだから余計に大変。
あの当時を振り返ればそんな事ばっか・・・けどね、意外と今はそれすらも単なる糧。

アスリ-トで言うなら、基礎体力作りだった・・・そう言えるだろう。
まずインチキな言葉使いしか出来ないタイル屋業から、人にモノを教える先生になる・・

そんな転身、と考えれば、いつもいつも単なる身近な人達と適当な言葉使いで仕事を
していた時と違い、毎回見知らぬ生徒さんとお話をする・・・・

しかも方や職人の男だらけ・・・今はお母さんが大多数の女の人だらけ・・・全く違うし
、もしそれが作家katsuのみが仕事とするのなら、職人の時よりもちょっとマシくらいの

話し方でも腕で勝負・・・なんて大見得切るのも良いだろうがね。まっそれすらも滑稽だけれど・・・ね。いずれにせよ、katsuとして作家であり、先生でもあり、師匠としても

生きようとしなければならないし、とは言え、師がいない状況では一つ一つ得て行かないと、誰も教えてはくれないし、教える事も出来ない。

しかも身の回りにそんな人がいない以上、誰が何を教えられるって言うのかな・・・?
もう50にもなるんだから自分で考えろ・・・って事だろうがね・・・あはははは。

いずれにせよ、そんな事を繰り返しやっていたら・・・何を身に付けたか?と言うと、
簡単な事で、技術なんて繰り返せば適当に力は付く。こんなもんは辞めなきゃ何とかなる

がしかし、続けるのは技術やセンスじゃなくて心。俺はそこが鍛えられたね・・・
俺の生き方が全面否定されているのなら、アトリエには誰もいなくて当然なのに、

生徒さんは増えているし、格段に上手くなっている。教える人間の器と習う人の器が
バランスが取れれば、きちんと結果は出る・・・・ただそれだけ。

つまり、昔はこんなにやっているのに・・・・嫌われないように・・・と窮屈で卑屈に生きるしか方法が無かった・・・と思い込んでやっていたんだろうね・・・結果が出ない、

そんな事が続いたから。どうして?どうして?とね。そうやって葛藤を続けていたら、
下地1つ取っても技術は向上した・・・そう認められるようになった。

誰に?そう大工さん達にもね。つまり木で飯を喰っている人達に。ならばその上に
一番得意なモザイクをするのだから、良く見えて当然。

つまりモザイクもそうなれば良いだけ。プロに認められるって事・・・では誰?となる
でしょ?それがタイル屋・・・ってのは安易なのね。

俺はそこはどうでも良い。何故ならそこはライバルなんでしょ?さっきは大工さん。
業種が違うから素直に評価出来るはず。しかし、同業者と意識されればそう簡単には

認めづらくて当然。つまり素直に評価して貰える人を育てれば良い。それが生徒さん。
これが中々一般には伝わらないんだけれど、判って貰えりゃ簡単な話。

ただ、生徒さんなんて正直に言うはず無いじゃん・・・とお思いの人達もいるだろう
けれど、ウチに来る人達は正直に言いましょう・・・それじゃないと、遠慮すると

自分も遠慮されて、体裁でしか話せないから、感想なんて聞いても何の意味も無いですよ
・・・・と教えてあるから、俺の評価とて容赦無い。

じゃ身内に死んで貰う話の例えで、登場して貰うと俺の親父が良い例である。
では来月のラン展でかぐやの作品を見てね・・・と頼めば、必ず観に行くだろう。

当然、野球では東京ド-ムには行った事があるが、スタンドで観戦だから、グラウンドに
降りた事は無い。野球好きにはたまらない光景なのである。

何せ選手の目線なのだから・・・。こんなスタ-トだと思われるのね。つまり場合に寄っては会場に呑まれる。見慣れた光景では無いからね・・・その上、あの人込み。

何とも条件は揃った。こんな状況でかぐやの作品を観たらどうなる事だろうか・・?
あはははは、答えは簡単。親馬鹿さんになって嫉妬なんて事もあるかも知れない。

ウチのせがれがここにあれば、なんてね。これがもしそれよりも器が大きい人だったら、
ウチのせがれの弟子が・・・・凄いなっ、見事だわっ。って言ってくれるだろう。

さて一体どっちかな?では本人のかぐやはどう感じているのだろうか?となると、
あれだけの作品を作れるのに、俺の小物作品の金魚でも観たくてしょうがない・・・と

言ってくれる。モザイクをやっていない親父の評価は追い付かれているどころか、
抜かされているように思えてしまうかも知れないのに、本人のかぐやは俺を盗もうと

必死なのである。あれだけのモザイクが作れるのに・・・・・。
つまり俺の身の回りのモザイクをしていない人の評価とモザイクを続けている人の評価

では、俺の評価はこうも変わって来る・・・。じゃ本当の技術を見てくれる人はどっち?
あはははは、言うまでも無く経験者。つまりつわものを育てた方が俺の評価は上がる。

これが難しいのね。簡単に説明すれば、作家katsuが好きなのか、先生katsuが好きなのか
、作品は好きだけれど、人間katsuが死ぬほど嫌いぃぃぃって感じかなぁ・・・

俺の事を観ている人達ってね。あはははは、みんなはどれかな?
ただ例外ってものがあって、それもひっくるめてkatsu面白いよっ・・・って思って

下さる人も出て来た・・・そんな感じなのかな・・・ってね。そんな事を心に秘めて、
考えると・・・物事ってのは感じ方に変化があるのね・・・人って正直だからね。

モザイクをしない人からの依頼は、何か良いかも・・・と技術よりも感。
だから金額の折り合いだったり、デザイン性だったりもする。

これがモザイク経験者からの依頼だと、当然技術を知っての上だから、色々な面から
成り立つ作品を・・・となる。

前者は色でありデザイン性であったり、、後者は色もだが形もかなり重要である。
何せその形に切ったの?って技術を理解されるのだからね。

どちらにしても手を抜けるものなど無いけど、だからこそ小物だろうが下絵をオリジナルで、デザインから始めれば、何に付けても同じスタ-トになるから大変なんで・・・。

おっと話がそれちゃったけれど、すべてがどうして強くなって見えたか?・・・・

つまりこうして、すべて、ものには理由があって、すべてが同じでは無くて、
いつも安定している事も少なく、・・・じゃこれはこう?これはこう?と繰り返していたら

無駄な労力は使わなくなったって事も1つ。勿論思い込みってのは危険だから注意はする
・・・がしかし、そこもきちんと掘り下げるのなら、人と向き合う場合の思い込みなら

注意をする。けれど、場合に寄っては、ブタもおだてりゃ木に・・・ってあんな比喩の
ように、時には意気込みとして使う事も必要な時もあったりもする。

それもイケイケどんどんの時にはブレ-キとして・・・失敗続きだから・・・と後向きな
場合には、アクセルとして・・・といかに使い分けが出来るか?もすべて心にある。

そんな心にして頂けたのも、すべて今いらっしゃる生徒さんや弟子のお陰。
俺の生きた証拠だから・・・って言う話をすると、相変わらずだわっ・・・って。

いやいや、もっとですよ・・・昔はお母さんくらいだったけれど、今は長老くらいには
なっていると思われますよ・・・・あははははは。って言うと、本当だわっって。

何せ今年は50ですから・・・・そんなこんなでおしまいとなった。
昔馴染みでもこれだけ向き合って、笑っておしまいに出来る人・・・きっと一生付き合う

人なんだろうな・・・って事だけは間違い無い。そんな人だった。

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いつものように・・・

2013-01-05 05:29:08 | 休み?
今日は毎年の行事のように、心ある人が子供を連れてやって来る日。
去年のキウイとタピオカのホ-ムパ-ティのように恒例にして貰っている話もあれば、

さくらのように鴨川、赤坂・・と所変われど、新年の挨拶にわざわざ来てくれる、何も
変わらず毎年のように繰り返される有難い話の1つである。

そうそう今年も以前取材を受けた人のお父さんが撮っている動物のカレンダ-が送られて
来た・・・こう言う話もすべてそう。同じ事が繰り返される有難さ・・・そんな話。

1年に1回は会うのだけれど、その子は今年6年生になるらしい・・・。
何と無く覚えてはいるけれど、実際会うと子供のいない俺には衝撃的に大きくなっていた

・・・なんて事もある。かぐやのせがれや娘なんかも、えっ?もう大きくて可愛く無い。
こんな大きくなっちゃったの・・・?ってそんな時もあった。

小さい、小さい、ちょっと大きくなったかな?・・・えっ・・・こんなぁ・・・なんて
こんな表現かな?ニュアンスが伝わると良いんだけれど。

毎年、毎年・・・って繰り返すと、突如として大きくなっちゃった・・・って感じが
する年があったりするのね。

まっ今回、そんな感じに思う事は無かったけれど・・・でもね・・・6年生かぁ・・・。
凄いと思うのね・・・育てている人も、育っている子の方もね・・・。

俺は親でも無いし、子供でも無いし、何だか微妙な生き物になっちゃったからね・・・
ただ先生とか作家とか、訳の判らない事はやらせて貰ってはいるけれど・・・。

不思議な生き方になってしまったのね・・・。

しかしねぇ、子供達ってのは成長するって点では、見た目が発展的であって、どんどんと
変わって行く。所が大人ってのは、どんどんと老いる・・・・当たり前だが・・・ね。

でも、出来ればただ老いるのが嫌なのね・・・若者には無い経験値ってのもあるし、
何か先人として前を歩いているのなら、いつかその子達にもやって来る未来の足しに

なるような・・・そんな生き方をしてみたいね・・・折角、みんなと違う生き方を
しているんだから・・・何の役にも立たない生き方と取るのなら、それもそれ。

あんな生き方は・・・って見本にもなるし、いなくても良い・・・そんな人よりも、
いて良かった・・・と思われるような生き方をしてみたいけれどね・・・

誰かが変われるようでは、俺じゃない人でも良いはずで、意識するのは俺が俺らしく
俺を続ける事・・・良かろうが、悪かろうが・・・何故ならこうしてまた・・・って

続いているのがすべて。続いているのは良かった事が多いからであって、
続かなくなるのは、その人にとっていらない人になったか、悪い事が多くなったから

・・・と取るのが妥当だろう。勿論忙しくなったから・・・と言うのもあるだろうが、
結局、1年に1回くらいの付き合いなら・・・と取るのか、1年に1回しか無いのだから、

・・・・と取るのかで、感じ方も変わるだろうしね・・・・

ただ、その子達に都合の良いだけの人をやって行こうとは思わないし、何しろ
katsuとしての生き方を見て貰おう・・・もういらない・・・って時が来るまで・・・。

そう言う点では、また来たのだから、まだいる人なんだな・・・俺は・・・
ただそれだけ・・・ただそれだけなんだけれど、それもまた生甲斐の1つ。

ただこの繰り返し・・・それが俺の生き方なのである・・・そう思うのだが・・・
いずれにせよ、また・・・こうしてまた・・・がやって来た。これが事実。


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今年初のお教室は・・・・アップルさん

2013-01-04 07:36:43 | モザイク教室
朝、ブログを入れてメ-ルの確認をすると・・・・あれ?良く見るとお教室の予約?
アップルさん・・・でも空いていたので問題なく連絡して決定。

そんな訳で急きょ今年初めてのお教室になったのね。しかし出来れば出来るほど
素敵な作品になっているのね・・・・豪華なテ-ブルでしょ?

こんな上で食べ物置けるのかい?・・・そんな感じになっているよねぇ・・・・
だけど、何しろ同じ絵を3つともなると、慣れもあって単調にもなる事がある・・・

そんな事を踏まえると、出来ればこんな事も考えて欲しい比喩がある。それが音楽で
言う所の、1番と2番でえっ?・・・とほんの少しだけ変えてある・・・そんな部分。

トン、トン、トン、トン・・・・と1番はリズムを刻んだのに、2番では、
トン、トン、あけて、トン・・・あれ?と少し変えて来る・・・・

これがきちんとしたリズムあっての違和感・・・それがお洒落な違和感となる。
今のがリズムの違和感なら、きっと、もっと、ずっと、そっと・・・みたいな言葉は

単なるいんを踏んでいるだけで、意味も違うし違和感だらけで違うものなのに、
同じように聞こえて耳障りが良い。ほぼ音の感覚のみ。

こんな事がまたお洒落な部分になったりもする。要するにそれが本当にお洒落に繋がる
のなら・・・と考えれば、モザイクでもそう言う考え方が成立しさえすれば、

結果として付いて来る可能性が広がる事になるはず。では一体どうすれば良いのか?
これはとても簡単な事で、3つある場合、2つはきちんと同じように作り、

残りの1つをいかに微妙に変える事が出来るか?例えば、とうがらしを緑と赤を逆転させたり、ガラスタイルとタイルを逆転させたり・・・・これはかなり濃いやり方でもあるが、

これを微妙に色を濃くするとか、薄くするとか、色々とやり方はあるにしても、
さじ加減とはそう言うもので、何処が着地地点か?は個々の判断である。

それが上手く行くと、その違和感って言うか?フェイクと言うか?、そんな事が、
よりお洒落感が広がると思われる。

何しろこうして掘り下げて1つ1つ当てはめて行くと、確立は上がって行く。
それを感に頼ると確立が下がる。

オリジナルには答えが無い以上、いかに自分の答えを導き出すか?に掛かって来る。
だからこだわれば難しくなり、何と無くなら、何と無い作品となる・・・

すべて自分の姿勢次第なのね・・・・ただ、それにしたって最初からそれをすべて判って
いる、自覚を持っている人なんてそうそういない・・・だから導く人ってのがいる場合も

ある・・・そして場合に寄っては・・・の選択の1つに俺がいる・・・って事になる。
こんな事が前フリとして・・・・

1つ良い例として・・・・例えば100m走。これを走れない人はいない。
遅かろうが、早かろうが、これならゴ-ルは見えているのだから・・・・ね。

初めてでも走れる。練習などいらない。これが体験教室だとして・・・、マラソンは?
そうそれが大作だったとして・・・そうなるといきなり走って出来るかな?

つまりそれを走れるか?走れないか?を見極めて、まずは持久走に慣れて貰う・・・
そんな指導をする・・・基礎体力、走り方、心が折れそうになる場所・・・そこが

何処なのか?までのコ-チをしなくてはならない・・・そんな役目だと思って貰えば良い。
これも1つの前フリと思って貰って・・・

つまり短距離は誰にでも走れ、マラソンは誰にでも練習なしでは走れない・・・
そうもっと言えば、時間を掛ければ出来る・・・そんな考え方を持ったとして・・・

本当かな・・・果たして。目的も無く42.195キロなんて走れると思う・・・・?
ほらね、相当難しいものだって事は判って貰えたと思うんだけれど・・・・。

さてそれを踏まえて、アップルさんを考えて見る・・・。この作品のグレ-ド・・・・
どう思う?俺は先生として凄いな・・・って思うのね。

グレ-ドが凄い・・・これは内容って意味の表現なのだから、つまりさっきの比喩の
走る・・・ってモノに当てはめたとしたら?それはタイムって表現に当てはまる・・・

がしかし、早く作れている・・・って事では無く、ツワモノな走者である・・・とか、
招待選手になり得る選手であろう人なのかも・・・そんな表現になると思われる。

勿論すべて終わって走り切ったら・・・の前提での話なんだけれど。
けれど、アップルさんは前作でかなり走り切っている実績を持っている事も踏まえると

ほぼ間違い無く走り切れるだろうと思われる。つまりタイムを気にしないランナ-の
走り方で・・・の前提なら走り切る。こう書くと、時間を掛けると出来るのか・・・と

勘違いしてしまう人もいるだろうけれど、違うのね・・・。問題は走り切る覚悟が先に
出来るかどうか?であって、時間を掛ければ出来る・・・と思い込む事では無い。

ここを間違えると、目的意識は無いわ、思い込むわ、確実に失敗方向に向かう。
何も根拠の無いまま続けるのはかなりの無謀になる。

だからこそ大作へ向かう時に、自分の好きなお題で取り組ませるのはそう言った理由。
けれど大抵は言い過ぎになるが、それほど思い入れが無く最初は始めてしまうので、

必ず折れそうになってしまう事がある。ここ。もう折れそうな部分を通り越えてしまった
今では、アップルさんの場合、恐らく時間が解決してしまうだろうね。

つまりいつか終わるから・・・と覚悟してしまった今、終わってしまっただけでは無く、
グレ-ドとしても先生は押したと言うものを持って終わって行く事になる。

と言う事は、言い方を変えれば、自分の好きなお題で、自分の決まった時間の中で、
いつか終わるってスタイルならば、グレ-ドまであげる事が出来る作品を作れる事になる

では、もし続ける事になった時に、一体この先俺は何を教えようかね・・・?でしょ?
そこで、今度は逆も真なり。つまり今度もし取り組むのなら?上手くなるのなら?

人の決めたお題で、人が決めた時間で、きちんと終える・・・全く逆のスタイルを
会得して貰ったならば・・・いかがなもんかな?

それが今回の金魚のモザイクって意味なのね。確かにやりたい事では無いだろうし、
時間に制限がある以上、やりたい作品を進めたいだろうし・・・。

でも1つだけお伝えしたいのは・・・20cm程度の大きさの金魚の作品・・・
その大きさはみんなが体験教室でやったような大きさなのである。

つまり誰でも走った事のある距離。けれど、マラソンに慣れてしまった選手への指導。
今度は100m走をタイム気にして走って・・・しかも体験教室の時のようにただ出来た・・

では無く1人で、しかもマラソンを褒められたランナ-として、走って見て・・・
しかも今年中に・・・の期限。これだけの時間でも無理なのであれば、仕方無いのね。

この話に興味が持って頂けなかったか?時間が無いから・・・と消極的になったか?
それとも自分の作品を進めたい・・・のいずれかになると思われるのたから・・・。

そんな話もさせて貰ったのね。まっいずれにせよ、この作品には関係の無い事だけれど、
今後の方針としては重要な話だったのでね。

そんな中、さくらが新年の挨拶に来た。こちらの方が若干早めの連絡があったので、
それをアップルさんにも伝えてあったので特に問題は無し。

それが、さくらのせがれがモザイクを定期的にやりたい・・・って言っているらしいのね
どうかな・・?って言われたものの、それなら1回で終わる体験じゃなくて、

3回くらいで終わる作品でもやって見る?それなら気負わなくても何とかなるだろうし・・
と言って見たんだけれど・・・・ビックリするのね。

最初会った時にはいなかった子供が、いつしか定期的にお教室に来たい・・・かぁ。
そんな子供初めてだからなぁ・・・。夏の中学生とか短期集中はあるけれど・・・。

まっ有難い話ではあるけれどね。お互い気負わない3回提案は悪く無いでしょ。
もし続けばそれはそれで・・・・その後、考えましょう・・・で良いかな。

弟子の子供だしね。しかしねぇ・・・あの子がねぇ・・・そんな事言うようになった・・
随分と大きくなったんだねぇ・・・・と感じるのね。

情緒もあるし、感慨深い・・・そんな話。


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蝶尾のモザイク張り終わり

2013-01-03 07:55:45 | モザイク作家
朝、実家から連絡があって新年のご挨拶がてらに、ご馳走になりに行く。
その後にアトリエに・・・・。

すると、新年のご挨拶に・・・とみどり親子がやって来た。
あらっ、ご丁寧に・・・。そこであらためて、みどりのやる金魚をオランダ獅子頭で、

こんな感じで・・・って下絵を確認して貰ったりして・・・・。
ただ若干修正しないとならない事もあって、近いうちに・・・って話にして貰う。

さてその後、予定通りにびれっじさんへ。何しろ今年一番早くらんちゅうを見られるのは
俺の知っている限り、この近辺ではここしかない。

そんなこんなでいつものようにお願いすると、快く了承・・・店内を刑事の捜査みたいに
・・・・この魚種のここらのカット・・・・とかね。

しかも顔見知りの常連さんもいらして、これは良い・・・と、俺の描いた金魚の下絵を
見て貰うと、中々評判が良く、まずまず一安心。

更に聞き込み。一体何処までの角度なら、ベテランは許容範囲なのか?とかね・・・
ただあんまり長い時間は聞けないから、聞きたい事を絞って・・・ね。

いずれにせよ金魚に関する事には事欠かない。更に帰り際に借りていた作品をまた展示
して貰う為にお返しして・・・・次に行きたい場所へ・・・

それはホ-ムセンタ-。オイルステインのような材料が欲しいんだけれど・・・
そうね、説明としては・・・木肌を出すような塗料って感じかな・・・?

それが・・・半額になってるのがあったのね・・・・これはチャレンジしやすい。
使った事の無い材料は勇気がいるのね・・・どんな仕上がりになるのかなぁ・・・?

って不安があるし・・・・ただここは思い切って・・・沢山作らないとならないし・・・と、8000円投資。って事はだよ・・・・本来なら16000円分の塗料を買ったって事なのね

しばらく使えるのね・・・・けどかなりの出費なのね・・・イタタタタ。
その後アトリエに戻って作品作り・・・・まずまずって感じになったかな・・・・

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作家katsu新年スタ-ト

2013-01-01 22:51:47 | モザイク作家
大晦日に頑張っちゃったせいもあって、若干寝坊のスタ-ト。
いつものように金魚の世話をして・・・・今日は池の温度が7℃。まずまずなのね。

さてそれじゃやろうかね・・・何しろ久しぶりの自由な作品なのだからね。
ただ以前の様子から考えても1匹が3.4日ってとこだろうけれど・・・・

ちなみにこれをオ-ドリ-にやって貰うつもりなんだけれど、前回はキウイがやった金魚で
蝶尾って種類なんだけれどね、キウイは白黒のパンダって柄を選んだんだけれど、

オ-ドリ-はオレンジと黒の柄で、レッサ-パンダと呼ばれているのを作るらしいのね。
そこでじゃ俺は・・・となると、まさか黒って訳にも行かないし、キャリコって

浅葱色って色が入っている種類にしたのね。しかも浅葱色を強く出したいのね。
色々と見せたいじゃない・・・・ってな話なのね。

まっまずまずな感じだと思うんだけれど・・・。

ちなみに、この尻尾が上手く行くと、花なんかを作る時に非常に生かされるのね。
これは勉強になるのね。みんなもそこを良く見て頑張ってねぇ。

それはそうと、これはメドが立ったんだけれど、やっぱりらんちゅう・・・
かぐやがやる種類なんだけれど、池にはいないから明日はびれっじさんへ・・・

良く見て来ないと・・・何しろ地元はみんな4日あたりから営業開始だから・・・。
早いとこ下地作って・・・・何とか、かぐやが来る前に作りたいのね・・・・。

出来れば先に張って置きたい気持ちもあるしね・・・・だから何しろらんちゅう。


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