
あったかな生徒の息吹にほっと

「中学校で勤務して欲しい。」
と言われ、小学校を離れて中学校に勤務しました。生活が大きく変わっていきました。
「今のままでいい。」という思いと、大きな戸惑いを感じながらの生活でした。ずっとやってきたことを変えることのためらいが年とともに出てきます。
しかし、時間が経過していくうちに、変化させていくことも意味があることだと思うようになりました。それは、素敵な生徒たちとの出会い、小学校では味わうことのできないこと・・・
例えば、部活、教科担当制、教科の中でできなかったパソコンの授業・・・
また多くの人との支えの中で、今になって、意識して道を変化させていくことも大切なことではないかと感じます。流れる方向に選択していくことは、いて行く道を広げてくれるのではないかと思います。
パソコンができるようになったこと。もし、この勤務がなかったら、こうして、ブログをつくったり、エッセイをつくったりすることもなかったかも知れません。部活で野球を担当しました。そして、日々の練習の中でまた大会の中でたくさんの感動を得ることができました。
何より生徒たちとの出会い。日々の生活の中で、たくさんのドラマができました。たくさんの思い出は、学級・学年通信に閉じ込んでいます。卒業してからも、ずっと付き合えていける幸せ感を味わいます。

昨日は、その時の同級会がありました。
幹事は、けんちゃんでした。細かくしっかりと世話をしてくれていました。それぞれにみんな社会人やお母さんとして頑張っています。話が弾みました。
昨日はH先生とも一緒でした。次の赴任した学校でも一緒に勤務させてもらいましたが、先生も笑顔でいつまでも生徒たちを大切に包んでいきます。そんな素敵な先生で、尊敬する方の一人です。
3日だったので、自分も含めて次の日の4日が仕事という人もいて、早めにそれぞれの赴任地に戻って行った人もいます。中堅として活躍をしていることでしょう。話が弾み、あっという間に時間が過ぎていきました。
生徒たちに訃報に接したり、健康を害している話も聞いたりします。最後に話を・・・ということだったので、「健康でまた楽しく会おうね。」という話をしました。
これからの時代を担っていくかつての生徒たちです。今年もいい年でありますように、心から祈っています。