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感謝の心今も忘れず
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昨日、年賀状が届きました。差出人を見ると、安東先生からでした。喪中であるということで先生の心配りでしょう。正月を過ぎてから葉書が届きました。
安東先生は、整骨院を営んでいます。年賀状を読むと、一線を退き若い人に道を譲ったと書かれています。毎回いろんなところで先生のことについて、書いていますが、どれほどお世話になったかわかりません。
出会いは、部活の野球の監督をしていた時のこと。当時のコーチの方からの紹介でした。いろんな学校のスポーツ選手たちが先生のところで治療を受けていました。
先生のいいところは、よほど状態が悪い生徒でない限り、運動を継続させながら治療をしてくれました。治るのに何回くらい通院すればいいか、だいたいのところを教えてくれました。何と言っても値段です。初診のときだけは、1000円でしたが、あとは、600円でした。
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部活でハードな練習を重ねても、ほとんど故障者が出ませんでした。誇ることができます。それは、先生のおかげです。特に投手が肘や肩に違和感があったときには、急いで行かせました。たくさんの投手がいるわけではないので、チームに大きな影響を与えます。
故障した生徒がいたら、早めに治療を受けたので、練習を休ませる生徒がいなかったことが部のまとまりへと繋がっていったと思います。
また大会で、投手がどうしても連投しなければならないときも、肩、肘への負担を考えて一日目が終わってから、施術を受けました。先生のおかげで生徒たちは、野球が思い切りできました。と同時に先生から、故障しないトレーニング法などを教えてもらいました。
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自分自身も先生からたくさんの治療を受けました。最初の頃、生徒がバッティングピッチャーをすれば、どこに投げるかわからない時期がありました。時間もかかるし、時間内に何球も打つことができません。そこで自分自身が、バッティングピッチャーを体がぼろぼろになるほど、毎日投げました。
「先生、学校の階段が上がれません。」
生徒と違ってこちらは、体が完全に悪くなってからしか先生のところには、行かないので、「早くこないとね。」と言いながら、先生は、ふぅふぅ言いながら、体のメンテナンスをしてくれました。
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年賀状を真剣に読みました。昨年は、退いてから、老人ホームで柔道整復師として機能訓練をおこなったり、中学校武道必修化の中で柔道教師として頑張ったと書かれていました。「温故知新」心機一転、精進と挫折を繰り返したと言います。
70歳を超えて、中学校に出向いて、体育の授業で柔道を教えているということ、前向きな姿勢に改めて先生のすごさを感じます。「死ぬまで柔道 死ぬまで修行」先生らしい生き方です。自家菜園づくり、夫唱婦随の詩吟道・・・生涯青春です。
時間があるとき、自家菜園をしている先生にお会いしにいこうと思っています。先生のエネルギーを少しでも取り入れていければと思います。