
偶然の出会い和みのひととき

7月の終わり、中味の濃い何日間を過ごしました。県総体・県吹奏楽コンクールと続きました。大分に行ったときに、夜大学時代の同級生と久しぶりに会う約束をしました。同じ野球部の友だちとバレー部だった友だちです。
会うと、年齢は重ねていますが、気持ちは大学時代に戻ったような錯覚に陥ります。
たわいもないことでも無条件に話が弾みます。時間が経つのを忘れてしまいます。そうこうするうちに、偶然なメールで、「街で飲んでいます。」と教育実習時代の生徒。街・・・つまり近いところにいる・・・。すごい偶然です。
こちらが街にいるのを知っているかの如くのメール。合流してさらにまた盛り上がりました。
生徒とは言ってもそう年齢は変わりません。たぶん。生徒と言っても同じ教職についている人、老人施設の施設長になっている生徒・・・と社会の第一線で頑張っています。

さらにその日の午前中は、総体の開会式でした。「かったかさん。」の言葉にふりむくと、大学時代の隣の部屋の後輩でした。同じく生徒の引率で来ていました。
久しぶり。懐かしい顔です。思えば、大学時代、彼が途中から引っ越してきました。
その縁あって、自分が結婚できたという逸話があります。今は、県南の以前姉が勤務していた学校に勤めています。そんな学校の話もしていました。
開会式が終わり、1時間過ぎて、電話がありました。「どうしたのだろう。」と思って出てみると、姉の声がしています。ある同じ会議に開会式のあとに出て、ぱったり出あったというのです。「さっきまで噂をしていたのに。」ということで、彼に会うのも偶然。
彼が最近まで姉の勤務していた学校に今いることも偶然。彼が姉と会うことも偶然。
偶然にも偶然が続いた一日でした。
とどめは、吹奏楽コンクールの応援に向かっているときに、偶然にも「もう間もなく、皇太子様がホテルから出発しますよ。」という警察官の声。その声につられて、立ち止まってみていました。予定の時間より少し遅れはしましたが、初めて偶然にもお見かけすることができました。
インターハイの開会式のために大分入りをしていたのです。
すごい警備の中で、中津、宇佐、杵築などをこの日は回っていました。4日間、あわただしく動きましたが、動いただけ、たくさんの偶然に遭遇しました。

しかし、吹奏楽コンクールは、偶然ではなく、練習の積み重ねで必然的な勝利。南九州大会への大分県代表の切符を手にしました。