かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

地区の話し合い~地域の絆~

2014年02月02日 | Weblog
災害で地域が強く結ばれて
         生まれ変わって新たな出発






新年から考えると、もう一昨年のことになります。年月は経っていますが、まだまだあの時の爪痕は残っています・・・。
 

昨日、地区の寄り合いがありました。来年度の自治委員さんの決定などをしました。自分たちのわからないところや時間で地区のためにいろんな活動をしくれています。感謝の気持ちです。


一昨年、地区では、九州北部豪雨の災害が発生しました。特に、今の役員の方々は、災害が発生した時には、大変ご苦労をされたことだと思います。災害の発生、避難した人たちの確認、災害復旧、ボランティアの人たちの要請、配慮・・・いろんなことに奔走してくれました。


現在でもまだまだ爪痕が残っています。



この被災の復旧、そしてこれからのこと・・・は次の役員の方へと役割が移っていきます。



そんな地区の大事な話でした。

地震による津波対策として、「ここは海抜○Mです」というような看板を最近目にすることがありますが、一昨年の川の氾濫で「ここまで水位がありました」というような掲示がこれから各所でされるということです。

そのことを目にすることで、防災に対する意識が日常的に持てるような気がします。



今日の夜に「どんど焼」の話し合いがあります。永い間、小学校の下の河原で「どんど焼」をしています。川に降りるときに階段があります。



かつては階段に竹で手すりをつけたり、高齢者が降りるときは手伝ったりしていました。母も足が悪くなってから降りることができなくなるほど、急で長い階段でした。


しかし、今は、数段しかありません。上流からの土砂がたまってしまっています。特に今回の水害ではかなりの堆積物があります。また同じように川が氾濫すると、川が浅くなっているので、前回以上の被害が出てしまいます。



これからこの堆積物を除去する工事が始まるそうです。道路や田畑も川となり、想定外なところに氾濫した川からの水が襲ってきました。しっかりと生きるための知識として、次の世代にもつなげていかなければなりません。




文化財になっていたかつての耶馬溪鉄道の鉄橋も復旧工事が始まりました。サイクリングロードとして使われていましたが、氾濫で破壊されたままになっていました。



少しずつ少しずつふるさとが戻ってきています。元通りの平穏な生活に戻っていくのもあとわずかです。今度は防災の知識を身につけての生活です。地区が元よりも強くなっていっていると思います。