かったかくんのホームページ

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雪がもたらしたもの

2014年02月14日 | Weblog
大雪で想定外の出来事も
        それでも生徒の命が一番 





朝、久しぶりのまとまった雪の景色。気温がそんなに低くはないのですが、日中になっても気温はあがりません。シャーベット状の雪です。一日あまり溶けることなく銀世界が一日広がりました。




昨日の夜の帰り道、竹が雪の重みで折れて、国道を封鎖していました。対向車のトラックの運転手の方と後ろから来た知り合いの方と一緒に竹を動かそうとしました。しかし完全には折れていないので、ひっぱっても横にずらしても元に戻ろうとします。悪戦苦闘しながら、なんとか片側を通れるようにしました。




昨日の夜から今日にかけて、各所で竹や木が倒れています。今日の朝も通勤する時、倒れた竹などが運転席の前にあらわれてきます。それを避けながら学校に向かいました。




5時30分ごろ学校に着き、朝からいろんな対応をしました。地区を少し回って様子を確認しました。また知り合いの方などに連絡をとり、地区の様子を知らせてもらいました。その結果、生徒の安全登校のために「2時間遅れの登校」ということを決定しました。




そこから一気に担当の先生方と連絡網などを使って、職員や生徒たち、校区内の小学校、教育委員会に決定したことを連絡しました。またホームページでも知らせました。




8時10分から緊急の職員会議で、「生徒の命の最優先」と言うことを打ち出して、生徒の安全登校のために、交通指導の役割分担などをしました。通行止めが出て、生徒が登校できないところも電話などで確認しました。



本日の行事で中止するもの、実施するものなどを区分けしました。今日の大きな行事では、「新入生説明会」があります。新1年生と保護者が学校にやってきて、授業見学、体験授業、学校説明をします。市からのバスが出るので、安全であることを確認して午後からの実施を決めました。




朝来てからの話し合いに基づいて行動をしていきました。緊急な時に思いがけないこともあります。生徒連絡網がうまく回っていないところがあります。



その理由は、積雪による停電で電話が不通になっていたのです。緊急時にはいろんなことを想定しておかなければならないことを痛感します。大雨の時に対応して不備だったことを今回、修正することができました。



下校する前に、教員が地区を回り、危険個所の確認をしました。「新入生説明会」を体育館のステージ前で行なっていました。会を一時中断して、共通した指示をするために体育館後方で全校生徒集会を実施した後に、一斉に下校させました。



新1年生にとっては、生で全校集会を見て、これも中学生になるための学習になったことだと思います。



地域に先生方も散らばって交通指導をしていきました。高速道路の工事もあり、雪がなくても事故が発生しやすい地区となっています。生徒たちが無事に下校することができてほっとしました。



先生方が一つとなり、PTA役員の方々にも連絡をとりながら、最善な方法をとりながら行なってきましたが、緊急の時はいろんな完全ではありません。課題となることもあります。



大雨、今回の雪と経験をしながら、学校と家庭、地域と連携しながら生徒たちの命を守れる100%の対応をめざしていけたらと思います。