かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

複式学級の授業~子どもたち、生き生きと~

2015年10月05日 | Weblog
初めて教員になった勤務先の豊田小学校は、以前にも書いたように子どもたちの数は当時、1500人いました。

1学年6クラスです。先生の数もすごい。

職員会議などは、大きな声で言わないととてもではないけれど、他の先生に伝えることができません。会議の中では「聞こえません~。」という声が飛び交いました。

教室が足りないのでグランドに4年生のプレハブの校舎が立っていました。その4年生を担任しました。

1500人が同時に同じ敷地で生活するというのですから、にぎやかな学校でした。



 
そして、次の赴任先は、50人の西谷小学校でした。すごいギャップです。それぞれに特色があって、刺激的でしたが、2校目ということで、1校目の大きい学校での生活しか知らなかった自分自身、最初はカルチャーショックでした。

例えば、豊田小学校では体育は一週間に3時間ありましたが、1時間は、グランド1時間は体育館、1時間は学年合同体育と決まっていました。

全部で36学級以上あるのですから、そう組まないと、すべてのクラスがグランドや体育館が使えません。グランドを使う時間で雨の日は、教室でということになります。


逆に西谷小学校の合同体育は、人が足りないから・・・ということで、同じ合同体育でも意味合いが違いました。

西谷小学校に転任して受け持った学年が4年生・5年生の複式学級でした。豊田小学校でも初めてのことが多かったのですが、2校目の学校でも初めて経験することが多くありました。
 
 

今日は、山移小学校という学校に行きました。児童数の関係で、4年生と6年生の複式学級です。5年生は在籍していません。

1時間の授業の中で、4年生を指導したり6年生を指導したり、同じ教室で両学年の課題に応じて、ずらしながら授業を進めていく「わたり」の授業を展開していっています。
 
 
西谷小学校では、教科によって複式用に特別に計画された2年計画のカリキュラムによって、2つの学年の子どもたちが一緒に同じ教材を学習する「AB方式」というやり方を活用していました。

少人数の学校における「複式」、「わたり」「AB方式」いろんな言葉と活動を西谷小学校にいって学びました。

しかし、子どもたちが主人公であることは、どの学校でも同じです。豊田小学校でも西谷小学校でも、今でも「たからもの」として心の中にある子どもたちとのたくさんの素敵な思い出を共有することができました。

教師として自分自身も育ててくれました。大きい学校でも小さい学校でもしっかり授業での学習そして、生き方も学んだ子どもたちは、今では社会の第一線で頑張っています。


今日の山移小学校でも、授業の中で、4人の子どもたちが生き生きと真剣に活動をしていました。授業が終わってから、少し子どもたちとも話すことができました。

運動会に行ったりもしましたし、中学校にきょうだいがいたり、同じ町内の学校なので、子どもたちも顔見知りです。



小さな学校ですが、子どもたちが大きな夢や目標をもってこれからも飛躍していくことを願っています。

複式学級の授業~子どもたち、生き生きと~

2015年10月05日 | Weblog
初めて教員になった勤務先の豊田小学校は、以前にも書いたように子どもたちの数は当時、1500人いました。

1学年6クラスです。先生の数もすごい。

職員会議などは、大きな声で言わないととてもではないけれど、他の先生に伝えることができません。会議の中では「聞こえません~。」という声が飛び交いました。

教室が足りないのでグランドに4年生のプレハブの校舎が立っていました。その4年生を担任しました。

1500人が同時に同じ敷地で生活するというのですから、にぎやかな学校でした。



 
そして、次の赴任先は、50人の西谷小学校でした。すごいギャップです。それぞれに特色があって、刺激的でしたが、2校目ということで、1校目の大きい学校での生活しか知らなかった自分自身、最初はカルチャーショックでした。

例えば、豊田小学校では体育は一週間に3時間ありましたが、1時間は、グランド1時間は体育館、1時間は学年合同体育と決まっていました。

全部で36学級以上あるのですから、そう組まないと、すべてのクラスがグランドや体育館が使えません。グランドを使う時間で雨の日は、教室でということになります。


逆に西谷小学校の合同体育は、人が足りないから・・・ということで、同じ合同体育でも意味合いが違いました。

西谷小学校に転任して受け持った学年が4年生・5年生の複式学級でした。豊田小学校でも初めてのことが多かったのですが、2校目の学校でも初めて経験することが多くありました。
 
 

今日は、山移小学校という学校に行きました。児童数の関係で、4年生と6年生の複式学級です。5年生は在籍していません。

1時間の授業の中で、4年生を指導したり6年生を指導したり、同じ教室で両学年の課題に応じて、ずらしながら授業を進めていく「わたり」の授業を展開していっています。
 
 
西谷小学校では、教科によって複式用に特別に計画された2年計画のカリキュラムによって、2つの学年の子どもたちが一緒に同じ教材を学習する「AB方式」というやり方を活用していました。

少人数の学校における「複式」、「わたり」「AB方式」いろんな言葉と活動を西谷小学校にいって学びました。

しかし、子どもたちが主人公であることは、どの学校でも同じです。豊田小学校でも西谷小学校でも、今でも「たからもの」として心の中にある子どもたちとのたくさんの素敵な思い出を共有することができました。

教師として自分自身も育ててくれました。大きい学校でも小さい学校でもしっかり授業での学習そして、生き方も学んだ子どもたちは、今では社会の第一線で頑張っています。


今日の山移小学校でも、授業の中で、4人の子どもたちが生き生きと真剣に活動をしていました。授業が終わってから、少し子どもたちとも話すことができました。

運動会に行ったりもしましたし、中学校にきょうだいがいたり、同じ町内の学校なので、子どもたちも顔見知りです。



小さな学校ですが、子どもたちが大きな夢や目標をもってこれからも飛躍していくことを願っています。