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子どもたちに

2016年02月01日 | 大分県
いよいよ今日から2月です。学校では、入試が始まっています。明日は、私立高校の後期入試となります。現在、高校受験だけでなく、全国的には大学入試なども行われています。


受験生には、試練の季節となっています。
 

受験の中で、生徒たちも目標を突破しようと努力を続けています。そんな風景をよく見る中で、ちょっと、ひとよこい。
 


昨日、日田の方に向かっていると、「やまぐに道の駅」の近くの畑で小学生の女の子が、おばあちゃんらしき人と一緒に農作業をしていました。

その様子を見ていると、何か今置き忘れている大切なものがそこにあるような気がしました。今日は、そこの小学校の先生にもこのことをお伝えしました。


今日の朝のNHKのニュースで岐阜県飛騨市河合町で生産されている山中和紙(さんちゅうわし)の話題が報道されていました。冬に雪上で楮(こうぞ)をさらし、自然漂白を行います。


冷たい中での作業です。


和紙を作るおばあちゃんの仕事を家族の人たちが手伝っていました。中学生も部活があり、なかなか手伝いができないと言っていましたが、うまい手つきで頑張っていました。

「おばあちゃんの仕事を継いでいきたい。」

というような言葉を中学生は残していました。
 


家族とのあたたかい関わり、家族の一員としての存在、より強く生き抜いていこうとする姿など、小学生と中学生の姿から眩しく感じるものがありました。


これからの時代、「優しさ」と「強さ」を持たなければ、生きにくい時代になります。「苦しくても粘り強く乗り越える力」「ストレスを解放できる力」も大きな生きる力の一つとなります。


些細なことですが、愛情とたくましく生活している2つの例は、きっと積もればその術をもらえる一つになるのでしょう。
 

今日、来校して下さったある方も言っていました。
「毎日、クレームの対応をしています。ストレスがたまります。やめたいと思うことも何度もあります。」
そのような対応をしている方でした。
 


家庭も学校も地域も「こんな子どもに」という願いをしっかりもって、育てていきたいものです。