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優しい心が芽生える中で

2016年02月18日 | 大分県
今日は深い霜に明けた朝でした。白い梅の花の向こうの屋根の白さ。ホワイトビューでした。雪ではありませんが、白い世界に包まれていました。
 

昨日の午前中、3年生は「保育実習」でした。家庭科の授業の中で、この1年、「保育」の領域を学んできました。そのまとめとしての実習です。受け入れ先の保育所の先生方も全面バックアップをしていただいています。


起承転結。スタートから実習の終わりまでしっかりと綿密なスケジュールを立てて、この実習が生徒たちにとって、実りあるものにするために、心配りをしてくれていました。


家庭科担当の先生も遅くまで残って準備をしてくれていました。
 

メインとなる保育園の先生が、中心となって、歌や踊りで園児との出会いです。一緒に歌ったり、ダンスをしたりとアイスブレイキングタイムです。


生徒たちが接しやすいように園児の心をほぐしていきました。
 

園児と接する生徒たちは、とても優しい顔になっています。園児の心にふれていくこと、人の成長段階を肌で感じること、園児と過ごしながら、優しい心を持てることを願っています。


文部科学省の学習指導要領では、


「幼児の観察やふれあいをもとに、子どもと家族の関わりや家庭や家族の基本的な機能を考えさせ、自分の家族関係の振り返りにつなげるように展開させる。」


となっています。
 


またこのようなふれあいの場を仲間と取り組むことで、

「礼儀正しく、社会常識・道徳性を身につけた生徒」
「お互いの良さや違いを認め、仲間と協力できる生徒」

につなげることができたらと思います。出張の関係で最後まで実習を見ることができませんでしたが、学校とはまたひと味違った生徒の頼もしい姿に出会うことができました。


まもなく3年生は卒業していきますが、「保育」の学習で学んだことをこれからの生活で生かすことができるときがきっとやってくることでしょう。