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宮崎での研修会の学び

2016年08月24日 | Weblog
暑さも和らぐ気配がありません。猛暑の中で子どもたちの夏休みもあと一週間となりました。
 

今日まで、宮崎での九州校長会の研修会に参加してきました。

「社会を生き抜く力を身に付け、未来を切り拓く日本人を育てる中学校教育」


という大会主題で、大会が行われていきました。800人を超える参加者で、会場のホテルは満員状態でした。昨日は、全体会と分科会。今日は、全体会と講演が行われました。
 

これからの社会の変化は、これまで私たちが経験したことのない速さで、大きいものとなるでしょう。今、やたら、○○○○年問題という言葉が出てきます。

2020年問題・・・2020年問題とは、バブル期に大量採用したバブル世代社員や人口が相対的に多い団塊ジュニア世代社員の高齢化にともなうポスト不足、人件費負担増などの諸問題を指す言葉です。


教育の2020年問題
・・・2020年に高等学校と大学の教育内容が大きく変わります。そして、大学入試の方法も大きく変わります。


2025年問題・・・2025年に完全なる高齢化社会が訪れることが主な要因となり、日本社会で生じることが予測される諸問題の総称です。団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費等社会保障費の急増が懸念される問題です。


2045年問題・・・2045年にコンピューターが人間の脳の知能を超えるそうです。
 

調べると○○○○年問題は、まだまだありそうです。このように、今の子どもたちが成熟していくときに、大きな変化と向き合います。変化に対応するために、主題にあるように、「生き抜く」「切り拓く」(切り開くではなく)「力」を持たせなければなりません。
 

変化をネガティブなものではなく、変化にも柔軟に対応したり、変化を楽しんだりするくらいの気持ちの大きさを持たせたいものです。時代の輝く主人公であってほしいと思います。


不易の部分もたくさんポケットに入れておきたいもので、
講演では、
「女将として、母として、妻として」
ということで、貴乃花部屋女将の花田景子さんの話がありました。


横綱貴乃花の重責をサポートしていく様子、貴乃花部屋の11人の相撲取りを育てていく姿など聞かせてもらいました。そこから、たくさんの学びをもらいました。
 


子どもたちが人間味のある人に・・・苦しいことも乗り越える強い人に・・・意欲的に生きる人に・・・育てていくための教育活動を展開できる学校づくりをしていく責任も感じました。