かったかくんのホームページ

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「前に進むために~絆~」

2017年07月09日 | 大分県
今日も朝から雨が降ったり止んだりしていました。梅雨の終わり近くになっていることは理解できますが、それにしても無常の雨が降ります。
 

朝の9時から、国道の歩道の清掃作業となっています。学校を起点として、現在は、ほとんどの生徒が保護者の送り迎えに頼るしかない状態になっていました。保護者も仕事がある関係で、早く解決をしなければならない課題となっていました。



通学方法を増やすために、4地区からの通学の方法を考えていきました。
 

その一つとして、今日は、下郷地区からの通学方法を増やすために、国道歩道の清掃活動を行いました。メールやホームページ、連絡網などで参加者を呼びかけました。また中津市役所耶馬溪支所の方々、中津市教育委員会の支援のもとに清掃活動実施となりました。どのくらい作業に参加してくれるのかわかりませんでした。
 



支所長さん、教育長さんをはじめ、たくさんの方々、早朝から作業にやってきてくれました。



雨のために、生徒の参加は、取りやめました。しかし、保護者の方々、中津市教育委員会の職員の方々、支所の職員の方々、中津市しもげ商工会青年部の方々、先生方、九州各県の災害ボランティアの方々など100名を超える人が、旬菜館の駐車場にやってきてくれました。



この歩道の整備ができると、下郷地区からの生徒の一部が自転車通学も可能となります。
 

一斉に作業が始まりました。冠水のために一番砂や泥があるところは、商工会の青年部の人たちが除去してくれました。


あとから「大変だったあ。」と言っていましたが、生徒たちのために、ボランティアをかってでてくれ、感謝しています。



保護者の方も、たくさん参加してくれました。自分の子どもの通学路ではないお家の方も、いっぱい来てくれていました。


教育委員会そして、支所の方も避難所のお世話もしながらの作業をしていただきました。




今日は雨のために、日田や朝倉のボランティア活動ができない箇所が多かったので、災害ボランティアの方も入ってくれました。
 


生徒たちのために、たくさんの絆の華が広がりました。他地区では、明日からマイクロバスが出るところもあります。支所、教育委員会など関係の方々が最大の配慮をしてくれ、明日から通学方法も増えていきます。


作業の後もいろんな生徒への配慮、対応の話も出てきました。支えられていることがよくわかります。
 


苦しい時に温かい心が苦しみを和らげてくれます。朝倉・杷木などでは、行方不明者も多くいます。被災地では、自然との闘いが続きます。


しかし、心をつなげあいながら、前に進んでいけたらと思います。
写真は一部、商工会の大内さんが撮影したものを使っています。お世話になりました。