かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「干害という災害~節水を~」

2018年09月05日 | 大分県
今日は、日なたに出れば暑すぎる・・・陰に入れば秋の風。
日なたは真夏。陰は秋というような同じグランドでも真夏と秋が入りまじった気候でした。

「長月の50%の季節あり
  日陰は初秋 日なたは真夏」

 
そんな季節の移ろいの中でも、よく学校に来られた方から、

「耶馬溪ダムの水が少ないと聞くのですが、どうなんですか。」
と聞かれます。


今日は2人の方から質問がありました。

ダムの貯水量が少ないとは、報道から情報が入るのですが、実際にこの目で見ていません。
それで、今日の夕方ダムに行ってみました。


行くと同時に、「かったか」くんが尊敬するダムの隊長?がいました。

メリハリのある豪快な声に元気がもらえます。
「そうやね。今11メートル水位が下がっているよ。〇うくんの水上スキーも水位が下がって小屋まで行けないんですよ。」


 
水位が下がり、ボートの小屋が下がって、階段が途中で切れています。小屋まで行くことができない状況です。
 
写真からわかりますか?階段が途中からないでしょう?
その分、水が減っているのです。

ダム湖一周しました。

当然あるべき水位がぐっと下がっているのがわかります。
水があるとき見えない石垣などが現れています。


少し、山移方面に車を走らせました。おっ。びっくりです。


川に水が流れていないようですが、よく見ると、筋になり、申し訳なさそうに水が下っています。ほとんどが川底です。
一部で水が溜まって池のようになっています。


流れはありません。

これが今日の山移川の状況です。
 


8月は、ほとんど雨が降っていません。グラフが見えるかな。



平均気温も降水量も平年より平均気温は高いし、降水量は極端に少なくなっています。


ダムの貯水量が31.9%。11メートルの水位の下がり。流入量より放流量の方が上回っています。

つまり、素人目に見ても、今後雨が降らなければ、貯水量が減るわけです。


事態はさらに深刻になる可能性があります。

生活に大きく影響を及ぼしてきます。
 

今日のダムの様子です。写真でご覧ください。


みんなで意識して節水ができるといいですね。

水害と干害・・・あまりにも極端すぎる過酷な自然の猛威です。

早くまとまった雨も降りますように。