かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「75年前のヒロシマの空に」

2020年08月06日 | 大分県
明日は、「立秋」です。
インターネットを見ると、立秋の次の日の暑さから、「残暑」と呼ばれるそうです。
 



「秋の気配が立つ日」ということから「立秋」という名前がついています。
 



明日から学校は、2週間遅れの「1学期終業式」です。
よーく考えてみると、「立秋」の日に、「1学期終業式」です。



これもまた今までになかったことです。
歴史的なものがあります。
秋にかかろうかという時期に「夏休み」になります。
 



8月になる前後から、暑さも厳しくなりました。
昼休みは、グランド上は気温が40度前後ありました。



昼休み、「暑さ対策」のために、グランドの使用できないこともありました。
子どもたちの心のバランスをとっていくのも、大変なこともあったでしょう。



猛暑の中、子どもたちも、先生方も乗り越えてきています。
 



今年の夏休みは、12日間です。
短い夏休みです。



お盆の中で、人が動き、コロナウィルス感染の不安もあるでしょう。



子どもたちには、病気にかかることなく、事故や事件に巻き込まれることない、楽しい思い出がたくさんできる休みであって欲しいです。




今日は、8月6日で「平和を願う日」でした。
 



朝は、8時15分に黙とうをしました。子どもたちも静かに目を閉じて、祈りました。



 
以前、長崎大学入学式の学長さんのあいさつの中で、



「今、大学の土地の下には原爆投下によって亡くなられた方の魂があります。
その上に立って、今、私たちがいるのです。


その地を汚してはいけません。あなたたちは、あなたたちの役割を果たしていかなければなりません。」(要約)


というような話を聞きました。
環境的な美しさとともに、社会的な美しさも求められています。
 


あの2発の原子爆弾の投下による犠牲者をはじめ、戦争の犠牲者の上に立って、私たちは、生活しています。
 



そう考えたときに、学長さんが言われたように、犠牲になった方々からも理解ができる社会づくりをしていかなければならないと思います。



「ひろしまのピカ」という教材を用いて授業をしました。



全校集会では、地元の読み聞かせグループの「どんぐり」さんの朗読劇がありました。


6年生が修学旅行におさめる千羽づるも作りました。
この活動を通して、子どもたちに「人を想う心」が少しでも芽生えてくれたらと願いました。
 


原爆が投下されて75年が経ちました。
「悲惨」「残酷」な戦争が世の中から消失していくことを強く願っています。