かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「会いたい人に会いに」

2020年08月16日 | 大分県
今日、2つの家に行きました。
 


お盆が過ぎて、もう戻っているのですが、それでも会いたいに人の家に行きました。
まずは、かつての教えたゆうちゃんの家です。
 


ゆうちゃんのお父さんがお盆の片づけをしていました。
「家内が、まだ片づけるのは早いというんだけどね。」
とお父さん。
 


突然、ゆうちゃんが亡くなりました。
そして、初盆でした。


仏壇の前には、ゆうちゃんの写真が飾られています。



ゆうちゃんが小学生時代の夏、運動が苦手で、泳げなかったゆうちゃんが、25メートル泳ぎ切った感動を今でも忘れることができません。


持久走大会も最後尾でしたが、3キロ以上の道のりを最後まで、マイペースで走り切りました。
 


一緒について走りましたが、黙々とゴールめざして走る姿と沿道からのお母さんの熱い声援を忘れることができません。
 


ゆうちゃんのことを思うと、この暑い夏も寂しさを感じます。
いろんな思い出が蘇ってきます。
 


それからあっこちゃんの家に行きました。
お父さんに会いに行きました。
 


コロナウイルスがまだ爆発的な流行ではなかったので、病室まで何度かお見舞いに行き、お父さんと話ができました。
状態は悪いのに、いろいろと気を配ってくれました。 
 


お父さんは、貨物船に乗っていたので、あっこちゃんを通じて、持って帰ってくれた鉄鉱石などの懐かしい話などもすることできました。


あっこちゃんやおねえちゃんのようこちゃんとのお父さんとの会話も楽しかったです。
時々、ヒヤヒヤするようなお父さんとの口論もなんとなくほのぼのとするものを感じました。
 


それから数日して、お父さんは旅立っていきました。
葬儀でお別れの言葉を伝えさせてもらいました。



今日、家に行った時、ようこちゃんから、お母さんが船に乗っているお父さんに送った手紙を見せてくれました。
 



その中に、ちょっとだけ、自分のことも書いてくれていたことが、ほんとうに「しあわせ」を感じました。
 


途中、耶馬トピアにも立ち寄りましたが、会いたい人に会いに行くことができた時間を持つことができました。