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「甲子園交流試合を通してのエール」

2020年08月11日 | 大分県
今日は、全国的には、気温が40度を超えた地点もあったそうです。
猛暑の連続です。
しかし、住んでいるところは、今日は、雲もあって、夏にしては比較的に過ごしやすい1日でした。
 



昨日から甲子園高校野球交流試合が開幕されています。
春の第92回選抜高校野球大会が中止になりました。


大分県から秋の九州大会でベスト4に入り、選抜されていた明豊高校と大分商業高校の2校が招待されています。
 



コロナ禍の中で、学生のいろんな行事の変更が余儀なくされています。
特に中高生の3年生にとって、最後の大会となるものが一時は中止になっています。
しかし、その後、関係する方々の尽力で代替の大会が開催されています。
 


生徒たちにとっては、本来あるべきはずの大会の盛り上がりとはまた、違った雰囲気の中で戦いを繰り広げています。
いろんな方の心がこもった大会になっています。
 


話を野球に戻すと、今日は、明豊高校の試合が行われました。
対戦相手は、県岐阜商です。
かつての生徒の「こうせいくん」も先発メンバーに選ばれ、甲子園のグランドに立ちました。
 



過疎の地から、夢を求めて、進学をしていきました。コロナの問題も含めて、誰にもわからないところで苦しい時代があったことでしょう。
しかしそれを乗り越えて3年間頑張ってきました。




3年目。選抜大会に選ばれ歓喜の渦が巻き起こりました。
しかし、失意の展開が待ち受けていました。
選抜大会、一転、中止。
夏の県予選、甲子園大会の中止。
入部したときには、考えられないことが、卒業の年の3年生の時に、おこりました。
 


学生の躍動が消失しそうになりましが、いろんな形で復活。




今回の甲子園大会での日焼けした「こうせいくん」のボールを追う真剣なまなざし、試合後のほっとした笑顔。
映像から、3年間の白球を追った1面を見ることができました。
 



伝統校の県岐阜商を勝利しました。しかし、それも1面。
勝敗だけでのドラマではありませんでした。



県岐阜商も7月に入ってから、学校でクラスタが発生して、部員たちは、苦しみ抜いての出場となっています。


夏の県の独自の大会も出場できていません。
どれだけこみ上げてくる思いの中で、苦しい・悔しい涙を流したことでしょう。


グランドに立つまでの苦悩とグランドに立てた感動は、想像を絶するものがあることでしょう。
今回は、勝ち負けではないと思います。
 



関係の方々、応援する人たちみんなが、グランドに立っている両校の球児の躍動にエールを送りたいものです。
もちろん一番は「こうせいくん」です☆
 



今日の試合を応援しながら、元気・勇気をもらいました。
 



今、島根県の高校で、クラスタが発生しています。
今日のテレビのワイドショーなどを見ると、あまりにも責めすぎている感があります。


究極のところまで詰めすぎると、今後の子どもたちにいい影響を与えることはないであろうし、今後の子どもたちの人生にも関わってきます。
完璧な対応はないと思います。


しかし、改めるところは、改めて、一日も早い通常の学校生活を送って欲しいと思います。
ここにもエールです。
 


猛暑・コロナ禍・・・でもわたしたちは、今だからこそ、「強さと優しさ」をもって、みんなで歩いていきたいものです。