かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「心の中に支えになったもの」

2020年10月12日 | 大分県
新しい週が始まりました。
いつものように子どもたちも元気よく登校してきました。
国語・算数・体育・道徳・・・あっという間に1日が過ぎていきました。
 


子どもたちが登校して来る前の教室の窓を開けると、1か月前近くの暑さではなく、秋の涼しい風が入ってくるのが、心地よく感じます。
 


そして、その何分後から子どもたちとの奮戦記が始まります。
 


そんな中に、心の中に、疲れとともに、まだ土曜日の野球の激戦の余韻が残っていました。
 


3週間にわたり、6連戦がありました。
どの試合も接戦でした。


まだこの年齢になっても、緊張感のある中、グランドに立てる幸せがあります。
 


おとといの試合の前の外野の芝生の上で、円陣を組んで、キャプテンからの話がありました。
穏やかな中に、ある意味厳しく、思いのこもった話でした。



「ここまできたことはすごく素晴らしいと思う。しかし、勝つことだけがすべてではないでしょう。
 監督を中心としたまとまりが必要です。
ふるまい、そして雰囲気も含めて、このチームに入りたいというようなチームでなければならないし、そのような試合をしなければなりません。



試合に出ている人もベンチにいる人も、それぞれの役割を果たしながら、今日の日を過ごしましょう。」

要約するとこのような話がありました。


みんながうなずきながら聴いていました。
 


この言葉にチームにおいて、試合に向かっていく結束ができた気がします。
 


一球一打に全員の目が向けられました。


ヒットが出ずに、苦しんでいた選手がヒットを放った時に流した涙、前回の試合に途中で交代して、気持ちが下がっていた選手がファインプレーをして、チームの危機を救った時の歓喜。一体感がありました。


こちらも胸が熱くなるものがありました。
 


勝利だけでは得ることのできないものを、体で感じました。
いつも思いますが、勝利の喜びはいつかは消えます。



しかし、人として感じたことは、得たことは、これからも生かしていきたいと思います。