かったかくんのホームページ

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「平和の尊さを感じる」

2020年10月19日 | 大分県
新しい週の学校生活が始まりました。
子どもたちも元気よく登校してきました。
それが何よりです。
 


今週はいろんな行事があります。
その中で、6年生にとって、小学校生活で最も楽しみにしているであろう「修学旅行」があります。
今年は、コロナウィルス感染拡大とその防止のために、市内の小学校は、県内1泊2日のコースになっています。
 
 

中津市内の小学生は、宇佐・別府・臼杵・九重などを回ります。
宿泊は、筋湯温泉です。
長崎に行くことができないのは、残念だと思います。


しかし、今日は、全校集会で、「折り鶴わたし」の式がありました。
全校で作った折り鶴を、5年生から6年生に渡されました。
 
 

クラスの子どもたちは、授業の合間合間にみんなで作っていきました。
 
 


6年生は、宇佐市城井1号掩体壕を訪れて、そこで折り鶴をおさめます。
この式を見ながら、県外へは行くことはありませんが、県内の修学旅行の中で、子どもたちが大分県を知り、大分県から学ぶことでふるさとを見つめ直す機会になるのかなと思いました。
 
 

6年生が行く、宇佐市城井1号掩体壕とは、ネットでは、

『宇佐海軍航空隊は昭和14年(1939)10月1日、練習航空隊として開隊しました。


しかし、米軍の空襲をうけるようになった昭和20(1945)年の太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となり、多くの若者が南の空に飛び立っていきました。




掩体壕とは軍用機を敵の空襲から守るための施設です。
柳ヶ浦地区を中心とした基地の規模は東西1.2km、南北1.3kmで、184haありました。


戦後、飛行場などのあとは、水田や道路にかえされており、その面影を残すのは11基のコンクリート製掩体壕などわずかな遺構だけです。』

 



と書かれています。


今日の集会の中で、6年生が、長崎で平和集会をするときに発表する予定だった「平和のよびかけ」をしました。
 

校長先生や6年生の先生から、掩体壕をわかりやすく全校の子どもたちに話をしてくれました。
こちらも学習をすることができました。
 
 

コロナ禍の中で、今年はいろんな制約があります。
6年生には、修学旅行が心に残る学びの場にしていって欲しいと願っています。