『年の瀬の空気漂う最終回
ドラマのロスの寂しさ流れ』
昨年はコロナ感染拡大のために、予定は変更されていましたが、毎年、年末の日曜日は、大河ドラマが最終回を迎えます。
大河ドラマの最終回を見ると、
「1年が終わったなあ。」
という思いにさせてもらいます。
今年の大河ドラマは、「青天を衝け」でした。
渋沢栄一の壮絶なる生き方をドラマから感じることができました。
昨日の日曜日は、渋沢栄一の生き様を描いた「青天を衝け」の最終回でした。
もう何十年も大河ドラマを見続けています。
1年間ドラマを見ながら、主人公が生きてきた時代のすごさを感じることができます。
渋沢栄一も、波乱万丈の生き方をしています。
農家に生まれた栄一。
尊王攘夷派の志士として画策をしていきます。
その後、今度は、一橋慶喜の家臣として活躍。
時が経つと、明治政府を支える立場になります。
一歩違えると、暗殺されてもおかしくはありません。
幕臣の多くは戦いで命を落とします。
近藤勇や土方歳三の新選組の隊士たちも戊辰戦争から函館五稜郭の戦いで戦死します。
この時代は、生と死は紙一重だと感じました。
しかし、新選組とも関わりがあった渋沢栄一が江戸時代・明治時代・大正時代・昭和時代と生きてきています。
時代を駆け抜けていった栄一ですが、手がけたことが多すぎてドラマでどのことを焦点にあてるか難しかったと思います。
「青天を衝け」というドラマ名は、栄一が攘夷運動に臨んでいた19歳の時に詠んだ詩からつけているそうです。
「勢衝青天攘臂攘躋 気穿白雲唾手征」
意味は、
「青天を突き刺す勢いで肘をまくって壁を登り、白雲を突き抜くような気力で手に唾をつけて前へ進む」
ということだそうです。
ラストシーンで、
「今の日ノ本はどうなってる?」
と栄一が孫の敬三に問いかけます。
敬三は、
「はずかしくてとても言えません。」
と答えます。
ドラマ脚本を描いた方の思いであるのかも知れません。
災害もありますが、社会・政治の中で事件がたくさんあり、心が晴れないものをみんなが抱えています。
「それでこそ、俺の栄一だ。お前がこの家を出ていくとき俺は、『あくまでも道理は踏み外さず、誠を貫いてくれ』と言ったが、お前はそれをきちんと守り通してくれた。おかげで俺は、お前の父親だと胸を張っていられる。」
みんなで私たち誰もが誇れるような時代を創っていきたいものです。
2021年の大河ドラマは終わりました。
2022年のドラマは、「鎌倉殿の13人」です。
今までにない人物にスポットがあたりますが、北条義時から鎌倉時代・生き方を学びましょう。
ドラマのロスの寂しさ流れ』
昨年はコロナ感染拡大のために、予定は変更されていましたが、毎年、年末の日曜日は、大河ドラマが最終回を迎えます。
大河ドラマの最終回を見ると、
「1年が終わったなあ。」
という思いにさせてもらいます。
今年の大河ドラマは、「青天を衝け」でした。
渋沢栄一の壮絶なる生き方をドラマから感じることができました。
昨日の日曜日は、渋沢栄一の生き様を描いた「青天を衝け」の最終回でした。
もう何十年も大河ドラマを見続けています。
1年間ドラマを見ながら、主人公が生きてきた時代のすごさを感じることができます。
渋沢栄一も、波乱万丈の生き方をしています。
農家に生まれた栄一。
尊王攘夷派の志士として画策をしていきます。
その後、今度は、一橋慶喜の家臣として活躍。
時が経つと、明治政府を支える立場になります。
一歩違えると、暗殺されてもおかしくはありません。
幕臣の多くは戦いで命を落とします。
近藤勇や土方歳三の新選組の隊士たちも戊辰戦争から函館五稜郭の戦いで戦死します。
この時代は、生と死は紙一重だと感じました。
しかし、新選組とも関わりがあった渋沢栄一が江戸時代・明治時代・大正時代・昭和時代と生きてきています。
時代を駆け抜けていった栄一ですが、手がけたことが多すぎてドラマでどのことを焦点にあてるか難しかったと思います。
「青天を衝け」というドラマ名は、栄一が攘夷運動に臨んでいた19歳の時に詠んだ詩からつけているそうです。
「勢衝青天攘臂攘躋 気穿白雲唾手征」
意味は、
「青天を突き刺す勢いで肘をまくって壁を登り、白雲を突き抜くような気力で手に唾をつけて前へ進む」
ということだそうです。
ラストシーンで、
「今の日ノ本はどうなってる?」
と栄一が孫の敬三に問いかけます。
敬三は、
「はずかしくてとても言えません。」
と答えます。
ドラマ脚本を描いた方の思いであるのかも知れません。
災害もありますが、社会・政治の中で事件がたくさんあり、心が晴れないものをみんなが抱えています。
「それでこそ、俺の栄一だ。お前がこの家を出ていくとき俺は、『あくまでも道理は踏み外さず、誠を貫いてくれ』と言ったが、お前はそれをきちんと守り通してくれた。おかげで俺は、お前の父親だと胸を張っていられる。」
みんなで私たち誰もが誇れるような時代を創っていきたいものです。
2021年の大河ドラマは終わりました。
2022年のドラマは、「鎌倉殿の13人」です。
今までにない人物にスポットがあたりますが、北条義時から鎌倉時代・生き方を学びましょう。