かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

新しい気持ちで学校生活のスタート

2013年04月08日 | Weblog
フレッシュな思いをもった始業式
             花も出迎え心も軽やか





いよいよ2013年度の学校生活がスタートしました。朝、天気も晴れ。車のフロントガラスは凍り付いて、朝は冷え込みましたが、スタートを祝っているかのような天気でした。いつものように学校に着き、いろんな作業をしてからあいさつ運動に行きました。生徒たちが、気持ちのよい声で、「おはようございます。」と自転車で通っていきます。また朝立っていて、いつも出会う地域の方とお互いに会釈を交わします。




「よし、がんばるぞ。」と子どもたちのそして、地域の方の表情を見ながら、気持ちが入ります。八重桜でしょうか。桜が散り、今、ハナミズキとグランドに沿ったところで見頃になっています。玄関には、プランタのチューリップがきれいに咲いて、生徒や教職員を迎えてくれています。




始業式。どんな話より、生徒にとって関心事は、担任発表です。始業式のあと、教室に戻ると、自分がどのクラスに所属しているのかが分かります。だから、その場では、担任が誰なのか分からないのですが、各学年2クラスあるので、大勢の先生の中から、確実に確率は2分の1になります。これだけでも生徒たちは、わくわく感十分です。




伝えたいことは、入学式の話の中で、在校生にもしていこうと思ったので、始業式では、「スタートダッシュ」について話をしました。最初が肝心。教師には、「黄金の3日間」という言葉があります。生徒を惹き付けること、生徒への規律・・・など最初の3日間が大切とよく言われます。



生徒も同様だと思います。「忘れ物をしない」などの学習規律、「身だしなみに気をつける」などの生活スタイル・・・スタート時に自分自身を合わせて欲しいと伝えました。もちろん7連勝のジャイアンツのことも話に入れて。昨日の松本選手のファインプレーにもふれて・・・。



給食の時に、「おはしを忘れました。」と生徒がやってきました。「スタートダッシュ、スタートダッシュ。」と言うと、にっこり。話もクラス替えで生徒の心には、残っていないかも知れませんが、しばらく生徒には、スタートダッシュということを使っていきたいと思います。




外で、学年写真を撮ったり、職員写真を撮ったりと、すでに卒業アルバムに向けての写真撮影を行っていきました。




フレッシュな一日でした。生徒たちも学校生活の新鮮な空気をしっかりと吸ったことでしょう。生徒も自分自身も今の思いを持ち続けることができたらと思っています。




あさってが、入学式。これから学校生活も本格的になっていきます。

春のご近所づきあい

2013年04月07日 | Weblog
井路の水流れも速く澄み切って
            勢いもって田畑へ届け





最近、地区の行事が多くなっています。先週は、地区の花見が公民館で行われました。たくさんの地域の方が集まって、懇親する時間を持ちました。



そして、今日は、水路のそうじがありました。各家から1名の以上の参加ということで、8時から出ていきました。昨年の水害で水路も傷んでいるところがあります。家のすぐ裏が水路です。




便利のいいこともありますが、水路によってもたらされた被害がありました。初めて昨年、体験しました。家の前は、清流山国川です。昨年、九州北部豪雨による川の氾濫がありました。とてつもない水が出て、多くの家が被災しました。父が生前よく言っていたことがありました。


「川が氾濫するときは、水が家の裏から来るから気をつけておいたほうがいい。」


どういう意味かわかりませんでした。と同時にそんなことがあるはずがないとそんなに気にもとめずに聞いていました。



今回その意味が分かりました。2つあります。一つ目が水路も川であるのです。あの濁流の水が水路に流れ込んで一気に押し寄せます。つまり、家は、前の川と水路の水の2つからはさまれ孤立した状態になりました。



もう一つは、川の流れです。家から200メートル上流が直角に蛇行しています。増水で直角に曲がり切れなかった水が、そのまま直進して途中で、裏から回ってきたのです。水の流れは、時には想定と違ったものになることがあとになって分かりました。裏の畑には、流木などが流れ込んでいました。



春の季節は、何となく落ち着いた風景を醸し出す水路です。いろんな思いが水路を見ながら脳裏を流れていきました。流れの中で、たまった砂や泥を運び出しました。毎年恒例行事。しかし、1時間ちょっとで終わりました。




作業のついで。帰ってから裏の畑の草を草刈機を使って刈りました。水を止めた水路をそうじをしながら、草が伸びているのに気付きました。草木がこれからどんどんと成長していきます。月に一度くらいの作業が始まります。



草を刈ると弁当でも広げられそうな雰囲気の場所になりました。畑には、梅、栗、いちじくなどを植えています。実りの季節が楽しみです。



作業をしていると、近所の方が、「めずらしいなあ。」とか、「栗の木の下に少し除草剤をまいていたら、栗の葉に虫がつかないよ。」などいろんな指導をしてくれました。 



いろんな方から、ふきやたけのこなどももらいました。ふだんは、朝早く、夜帰ってという仕事の時間帯で、なかなか顔を合わせることがありませんが、春ならではのご近所づきあいができました。

菜の花にれんげそうに

2013年04月06日 | Weblog
スプリング新生活のスタートに
           花の彩り味わいながら






学校の桜の花びらは、ほとんど散ってしまいました。春の嵐の爆弾低気圧が予想されていましたが、中津の地域への影響は少なかったです。しかし、時折吹く風に木々に残った花びらが舞っていきました。




朝、学校に少しだけ立ち寄りました。行く途中、菜の花の期間が長いのに気がつきました。桜の花が咲く前から咲き誇っていましたが、いまだ、道路ばたでは、きれいな黄色が目につきます。桜の木からは花びらは散っていきましたが、春の季節の中の花は移り変わりながら、彩りをそえています。



さらに気がつくのは、れんげそうが咲いている田んぼが増えていることです。昨日は、日田で夏日という新聞記事がでていましたが、ピンクに染まっている田んぼの春ののどかな美しさを見ることができました。



そんな中で、教えた生徒のFACE BOOKを見ていると、こんな記事が出ていました。




結婚の村まわりをしたその日、お母さんがお祝いに花かんむりをつくってくれたという話です。なんともいえないほのぼのとした温かさを感じました。嫁いでいく成長した娘に心のこもったプレゼント。お母さんは、幼き日の子どものことを思い出しながら、花かんむりを編んだのかも知れません。




いろんなハッピィーな春の空気を吸うことができます。




春のイメージは、始まり・旅立ち・穏やか・節目とWEBに書かれています。まさにその通りだと思います。いろんな人の新しいスタートの話を聴く機会も多くなっています。3月の切ない、旅立ち、別れとは違うエネルギーを感じます。



とは言うもののすがすがしい初夏の香りもすぐそこまで流れてきています。

中津支援学校開校式

2013年04月05日 | Weblog
春風の歴史に残る第一歩
         立ちあえたことの喜び感じ





花びらが学校の坂道を敷き詰めています。朝、その道を車で通るのがもったいないような気がします。そんな中、今日は、歴史的な第一歩の会に出席をすることができました。




それは、大分県立中津支援学校の開校式です。今年度より、大分県立宇佐支援学校中津校から大分県立中津支援学校になりました。中津の特別支援教育の中核をになっての開校です。知り合いの役員さんもいて、出席者のお世話をしてくれていました。



学校目標を見ると、
「障がいのある児童生徒の能力・特性に応じた適切な教育を行い、学校の教育活動全体をとおして、 基本的な生活習慣を学ぶ環境作りをすすめ、生きる力を育むとともに社会生活に適応できる身体と豊かな心をもつ人間の育成に努める。」
とあります。これから保護者や地域のニーズに応えていきます。





会場には、中津支援学校の子どもたち、先生方、保護者の方々、そして80名近くの来賓の方が体育館に集いました。印象的だったのは、校歌です。
「一 かがやく 朝の光の中で、「おはよう」の声が響き合う
   あかるく なかよく じぶんらしく
   仲間とともに 学びあおう

 二 豊かに実る なのみのようにたくさんの夢を かなえよう
   あかるく なかよく じぶんらしく
   仲間とともに はばたこう」

歌詞が何とも言えないあたたかみがあるでしょう。歌も生徒や先生が一生懸命に歌っていました。いいハーモニーを聴かせてもらいました。歌詞も学校の願いが込められています。また音域などは楽器演奏ができるように考えられています。いろんな角度から子どものことを中心にすえて創った校歌です。




「あかるく」「明朗」    
「なかよく」「愛」
「じぶんらしく」「自立」
できる、特別支援教育の拠り所となる学校となっていくことを祈っています。




開校一日目に立ち会えたことに喜びを感じます。

青春のステージ

2013年04月04日 | Weblog
たくましさ兼ね備えた演奏に
          ただただうっとりその姿見つめ





春になって、生徒たちが出演する音楽の演奏会に行かせてもらう機会が最近あります。素敵な演奏とそして、生徒が頑張っている姿にエネルギーをもらいます。桜の花は、散っていますが、いよいよ始業式まであとわずかとなっています。ためた潤いを学校が始まってからのエネルギーに変換できたらいいと思っています。




先日も中津文化会館で中津北高校、中津南高校、中津東高校、東九州龍谷高校4校合同のジョイントコンサートが開催されました。勤務する中学校の卒業生もたくさん出演して、活躍をしていました。高校に入ってから吹奏楽を始めた生徒も何人かいます。「先生、あそこにいるのは、○○くんだよ。」などと教えてくれました。




中学校とは違う部活で張り切っています。張り切りすぎて、ステージから落ちたのは△△くんです。吹奏楽の演奏会で転落?パフォーマンスでダンスをしていて、ステージからフロアーへ。ひゃっとしましたが、ステージにまた上がり踊る姿に会場は、爆笑。ソロを担当した生徒もいます。




演奏する姿、ステージの姿は、中学校時代とはまたちがって頼もしさを増しています。4つの高校の吹奏楽部が集まっての演奏会です。練習も何度もできていないと思います。しかし、迫力ある曲、落ち着いた曲・・・と中学校吹奏楽部合同演奏会と同じようにすばらしいコンサートとなりました。



会場にはたくさんのお家の方、後輩たちが駆けつけていました。ステージの先輩たちがあこがれの中で、きっと眩しく感じられたことでしょう。




「先生、自分も高校で吹奏楽部に入るよ。」と語りながら頑張っている先輩たちを目標にしている生徒もいます。
 

青春を謳歌している高校生のステージをしっかりと堪能しました。そのパワーをもらって、今、この4月の会議続きの毎日をなんとか乗り越えています。

新生活のスタート

2013年04月02日 | Weblog
春風がひらひら流す花吹雪
        スタート祝う桃色のロード





先日の離任式の日のことです。思いがけずたくさんのいろんな学年の卒業生が学校にやってきました。離任する先生方、そして、学校の先生方に会いに来てくれました。




今年卒業したRくんが離任式の前に学校にやってきました。進学をするために、ふるさとを離れます。進学先のトレーニングウェアを着ています。また中学校時代とは違う頼もしさを感じます。「先生、高校の寮に行きます。」と旅立ちの言葉。

「離任式にはでることができる?」と聞くと、「もう、行かなければなりません。」という返事。離任式の日が出発の日でした。



担任の先生ともいろいろ話をしていました。職員室で、
「頑張ってきます。」
のあいさつをしました。たくさんの経験を積みながら、また一回り大きくなった姿を見せてもらいたいと思います。





そして、次に、今年高校を卒業した生徒たちがやってきました。



MさんとTさんです。Mさんは、保育士の資格がとれる大学に進学します。またTさんは、介護福祉の道へと進みます。二人とも目的をもって進学先を決めています。みかさんは、中学校卒業するときから保育士と決めて高校に進学していきました。


そして、夢を変えることなく大学の保育科に進学。「先生、大学の入学式で代表のあいさつをするようになった。」と嬉しい知らせも伝えてくれました。Tさんもしっかりと自分の道を決めての進学です。進学先でもしっかりと学んで福祉の道で活躍をして欲しいと思います。きっと楽しいトークで高齢者の和ませてくれると思います。


 そして、続いて、京都の大学に行くMさん、福岡で看護師の資格取得のためにがんばるYさんが来てくれました。賑やかな廊下になりました。それぞれにドラマがありながらも、しっかりと自分の夢を追いかけている姿がとても眩しく感じられました。

春を追いかけて学校へ

2013年04月01日 | Weblog
ひらひらと菜の花畑に桜降り
         色あざやかなデザイン模様


4月になりました。満開の桜の花が散るようになりました。はらはらと雪のように降る花びらは、まるで雪が降っているような光景です。職員室である先生と一緒に話していると、窓の外に雪が舞っているかの如く、花びらが流れていきました。
「きれいですね。」
と話をとぎらせて外を見ました。



いよいよ今日から、新しい年度がスタートしました。




朝、仏壇に手を合わせて、学校へ。通勤路の桜がとても綺麗です。いつもより少し早く家を出たので、春爛漫の美しさをカメラにおさめました。学校に着くまでの春の様子です。





一番目の写真は、ゴミ出し場からの風景です。ちょっと電線が邪魔ですが、桜の花びらもピンクに染まっています。朝を感じさせます。




次の写真は、家から、1キロくらい行ったところです。
写真では見えにくいのですが、霧がかかっている上にたくさん咲いています。山のところどころを桃色に染めている桜と霧がなんともいえない趣があります。
朝のここからの風景が大好きです。秋の様子もとても風情があります。





20分くらい運転して学校に着きます。学校の近くの坂を上がっていると、バックネットとさくらの花も何となくいい雰囲気です。桜の花が眩しく感じます。学校には、たくさんの桜の木が植えられています。
 学校全体を桜の花が包んでいます。




校門までのラストスパートの坂です。雨が降った後は、桜の花が散る時期は、この道路一面、花びらが敷き詰められたようになります。今日は、少しだけ、坂道を彩っていました。
いい感じでしょう。いつもの車の指定場所まであとちょっとです。家からずっと春を追いかけてきました。
 



校門の真上です。今日の朝のブルースカイと桜の花がマッチしています。空の筋雲も素敵な光景の一役をになっています。



環境整備の平田さんが校門のところの清掃をしていました。「今年は、桜の期間が長いですね。しかし、入学式までもつだろうかねえ。」ちょっと心配していました。あと10日・・・それは、残念だけどちょっと無理かも知れません。




ついに春を追いかけて校庭まで入りました。FUNKY MONKEY BABYSの『桜』をくちずさみそうです。
 


そして、エンディング。ここは、どこでしょう・・・。なんと校長室のガラステーブルでした。ガラステーブルに写る桜の花。春を追跡しました。
 しかし、ついてからは、新年度のスタート。ゆっくりとはいきません。




激動の一日でした。朝のスローなひとときはぶっ飛んでいきました。わずかな憩いの時間でした。