かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

耶馬溪軽スポーツ大会~子どもの歓声で地域に活気~

2016年02月11日 | 大分県
高校をはじめ、いろんな受験の真っ最中です。かつての生徒のKくんから
「合格したあ。」
という電話。


苦労をしながら、自分の進路を勝ち取りました。とても嬉しい電話でした。



受験生たちは、春を迎えるために、真剣に最後の努力をしています。「冬来たりなば春遠からじ 」春ももう少しです。
 

今日は、昼間はぽかぽかの陽気でした。気温もぐーんと上がりました。そんな中、「いざ、耶馬溪海洋センター」に。


朝8時30分から、小学生、中学生、保護者、マリーンスポーツクラブ部員などが参加しての「耶馬溪軽スポーツ大会」が開催されました。中津市体育協会耶馬溪支部の主催です。


昨年も参加しましたが、惨敗続きでした。


70人以上の参加者と引率の方々が体育館に集まりました。オープン参加として先生方も2チーム出場します。体育協会の方々がいろいろ準備をしてくれていました。
 

勝負は、「フロアカーリング」「スカットボール」「室内用ペタンク」の3種目2試合ずつで争われます。たくさんの小学生やお家の方、勤務校の中学生が参加をしていました。歓声が沸く体育館となりました。


今日の試合の対戦相手は、小学生チームがほとんどでした。それでも昨年は小学生にこてんぱんにやられました。そのリベンジです。
 

わがチームも3人1組でチームを編成。時折お家の方にも手伝ってもらいました。そして、子ども相手に1分けはさんで全勝でした。


笑いあり、勝負に徹する?ところあり、楽しい時間をすごさせてもらいました。
 

かつては、町内の小学生や中学生が集う機会も多くありました。しかし、だんだんとその数が減ってきました。


年に一度ですが、こうして、体育協会や社会教育の方々のお世話で、子どもたちの賑わう場所を提供していただくことができています。
 


子どもたちの笑顔が、地域に元気をもらうことができます。

青空の下での歓声

2016年02月10日 | 大分県
朝は、今日もマイナス2度の世界でした。しかし、太陽が昇るにつれて、気温も上昇していきました。
 

そんなあたたかな昼休み。青空が広がっています。月に一度の「外で遊ぶ日」でした。外に出ることのできる先生も生徒にまじって遊びました。気持ちよく体を動かし、心も癒すことができました。

少しだけ一緒に体を動かしました。
 

人と人との関わりがうまくいかないという子どもたちが増えている、自分の思いを他の人に伝えることができにくい傾向があると言われています。
 

思春期の中、とかく心を閉ざしがちになる時もあります。それだけに、意識的に心を開放していく取り組みも大切であると思っています。



なめらかな、しなやかな心が持ってもらいたい、つながりあえる力をつけてもらいたいと願っています。


生活の中で、学習の中で、いろんなアプローチをしながら「人づくり」の取り組みを図っています。
 


今日は、いい笑顔の花がグランドに開きました。

卒業式の足音が聞こえる

2016年02月09日 | 大分県
「先生、卒業文集の原稿です。書いて下さい。」

3年生が朝持って来ました。

隣りにいる教頭先生が、
「あら、先生、まだ書いていなかったんですか。わたしは、今から生徒に渡します。」

~そりゃあないやろ。昨日は午後から出張だったんで、今、原稿もらってるところ~~
「遅いですね。」
さらに食らいついてきます。
 

よし、それなら、まずは、今日はここからです。卒業文集だから、パソコンで打っても味気ないしなあと思い、久しぶりにシャープペンシルを握って、文章を書きました。


 


朝の先生方の話し合いも、卒業式に関してでした。いろいろと卒業の足音が聞こえてきます。3年生の門出の喜びの中で、たくさんの思い出を残して巣立っていく寂しい思いもあります。
 

時折、卒業式での合唱の曲が校舎の廊下を流れてきます。
 

そんな原稿も書いたあとだったので、今日の放課後の「耶學」という補充学習の時間に3年生の教室に行きました。

 

3年生は教科の先生が来るまで、談笑をしながら、いい雰囲気で待っています。


3年生の先生方も生徒の話に加わっています。ここの教室で学ぶのもあとわずかな期間です。
 

生徒の椅子に座って、机の上にある問題を一緒に解きました。
すすすっと解ける問題と、「うっ。」と考える問題があります。ぼけ封じ?

学び合いで、あとから、教えてもらったり教えたりしました。
 
 

3年生も学習する姿が真剣です。すでに受験が終わった生徒もいるのですが、これから第一志望をめざす生徒とうかれることなく頑張っています。それがまたうれしいです。
 

厳しい冬からの脱却ももうすぐそこです。がんばれ!3年生。

マイナスの世界

2016年02月08日 | 大分県
おっ、学校に着いてからの外の気温はマイナス2度。寒い。冬に逆戻りになりました。「立春とは名のみの寒さ」とは、昨日の時候のあいさつでしょうか。
 

服を着こんで、あいさつ運動のために外に立ちました。顔が切れるような寒さです。川沿いの冷たさは、吸う空気も体をしびれさせてくれます。

立ってしばらくして生徒たちも、だんだんと自転車で登校してきます。 
 

手袋をしていない生徒もいます。
「冷たそうやね。」

~そんなに感じない~(すごい) 

 
~手袋はしていないけれど、ホッカイロを持ってた~(なるほど、考えている)



「せんせい。」
と女子の生徒がやってきました。どうしたのかと聞いたら、


「あそこで動物が死んでいる。かわいそう。」
と言います。


一緒に見てみました。
 

死んでいる場所が、川の水位の観測所となっていて、周りには柵があり、鍵がかかっています。おまけに柵の上には、有刺鉄線が張られています。黒い動物の上には、霜が降り白くなっています。

凍っているような感じでした。
 

優しい生徒です。すぐに河川事務所に電話をしました。
 

河川事務所の方も優しい対応でした。場所を説明しました。生徒の心もくんで下さり、

「いろいろご迷惑をおかけします。ご連絡ありがとうございます。」


すごい。こちらが対応を学びながらかつ恐縮しました。
 

午後からすぐ出張だったので、結果は見ていませんが、きっと丁寧に対応してくれていると思います。
 

今日から、橋の架け替え工事のために、通行になっている仮橋のところにも車で行ってみました。行く途中の風景は、雪が降っていないけれど、霜で田畑や山が白の景色でした。橋は滑りやすくなっているので、メール、学校だより、学級指導などでも今日は、事故がおきないように注意を呼びかけました。
 

業者の方々もいろいろと配慮もしてくれています。


「朝の寒さは身にしみるものの、日だまりの暖かさには春の到来を感じます。」
とまずはそんな風になって欲しいです。
 

今日は、ある小学校の校長先生から「忘れな草」の苗をいただきました。春になって咲く日が楽しみです。

雪の朝のイベント

2016年02月07日 | 大分県
三寒四温とはこれからの時候をいうのでしょうか。

「三寒四温とか言われる季節」
「梅のつぼみもそろそろ膨らみ」
「立春とは名ばかり」

などが時候のあいさつになるのでしょう。
 

梅の花も咲き始めました。近くの神社の社務所の梅の花も咲いています。春の予感がする中、朝起きて外を見ると、雪がうっすらと積もっています。冬に逆戻りとなっています。 
 

そんな中、この季節のイベントなどが行なわれているので、参加をしました。午前中は、まず、道の駅「耶馬トピア」の「そばまつり」です。
みなさまにお世話になりながら、初めて参加することができました。
 


予約以外には入れません。人気のイベントです。行くと、10時30分から食べるようになっているので、お客さんが席について待っています。支所長さんのあいさつが終わると、「食」開始です。今日は、10時30分に備えて、朝ごはんも抜いてきました。
 

かけそば、ざるそば・・・うーん、どちらにしようか。寒かったので、まず、かけそばからです。


トッピングもしました。そば粉入りたこ焼きも同時にお腹に。美味しい☆さすが、本耶馬渓の名産です。続いて・・・迷わず、ざるそばです。これもこしがあって、美味しい。わさびにねぎに、大根おろしをいれました。

さらに・・・ここは、もう一杯、ざるそばを。


まあ、しかし、3杯目になると、美味しくても、体への入りが悪くなります。そば粉入りのたこ焼きもだんだんときいてきました。

知り合いの方が、
「せんせいだったら、どんどんと入るでしょう。」
どういうイメージで言ってるの?
 


食べ放題とは言え、3杯でやめました。満足でした。満たされました。帰りは参加者に、外れなしのくじです。そばラーメンやそば饅頭などが当たりました。そば饅頭のでっかさにびっくりでした。これは意外とお薦めです。
 

さてさて、ちょっと休憩をしてから、こんどは、「いざ、耶馬溪の旬菜館へ」。「節分 福まき祭」です。太鼓の演奏などが行なわれていました。
 

ここは、気合いのくじの抽選会です。5枚持っていましたが、1枚も当たりませんでした。となりにいた同じ学校の職員の家族の方は、3枚も当たっていました。なかなかのつわものです。そして、エンディングは、「福まき」です。おもちなどをまきます。

「おもちのふくろなどに商品券が入っているので、しっかり取って。」と知り合いの方。

主催している一人が、「トラック3台分、賞品を持ってきているので、いっぱい取ってな。」

それなら、気合い。トラックの中を見せてくれました。
 


商品券があるだけに、みんな気合いが入っています。もちまきのもちひろいは得意なんですが、取れない。まずもって、もちが飛来してこない~。前の方では、投げようとしているかごから、もう、もらっている人もいる・・・あらあ。


位置的に中途半端でした。


おもち2袋とポップコーン2袋取りました。もちひろい名人も今日は惨敗でした。そのうちの1つに商品券。まあいいでしょう。
 


帰りは、会場でNさんに豆岳珈琲を入れてもらって、エンジョイタイムを終了しました。春を告げるイベント。しっかり一日、地域での行事に身をおきました。


これからもしっかり地域を楽しもう。


今日の朝の雪景色です。



恒例行事、どんど焼も終了

2016年02月06日 | 大分県
例年より時間が早く行なわれました。


寒波で高齢者の方が寒くなるより、少し早めにして開催する方が、より多くの方が集まりやすくなるのではないかということから、2時30分から行なわれました。
 


午前中は、竹切り、どんど焼の竹を重ねていき、いつでも火がつけられるようにしました。準備OK。そして、昼過ぎてから、団子汁などの準備などを行ないました。2時過ぎから人がどんど焼にどんど(ん)集まってきました。


まずは、「もみじ園」の所員の方や園生による餅まきがあります。これも恒例行事となっています。地区の方の楽しみでもあります。
 



そして、神事、火入れと続きました。あとは、地区の方同士の交流です。団子汁、手羽先、焼き鳥などを食べながら、カッポ酒を酌み交わしたりしました。

どんど焼と7月の若宮祇園が地区の方の二大イベントです。


今までは、河原で行なってきましたが、河川の工事などがあり、今年からどんど焼は、小学校横の田んぼで実施しました。河原より足場がよくて、みんなが集まりやすいような気がします。
 

火をつけた頃から気温も上がってきました。燃える炎の周りでは、会話の華が咲きました。
 


地区の方も家族も十分楽しんだようでよかった。今年一年、地区が「豊年万作」「五穀豊穣」でありますように。地区のみなさま、お疲れさまでした。

今日はどんど焼

2016年02月06日 | 大分県
さ、寒い。朝は霧雨見たいな雨が降っています。そんな中、朝8時から地区のどんど焼の準備をしました。


♪どんど焼は14日・・・♪


という歌もありましたが、今年は、いろんな行事の関係で、今日ということになりました。もうそう竹、しの竹などを切りだします。




かったかくんの担当は、毎年、家の山のもうそう竹をきりだすことです。


何人かと一緒に山に行って、ご神木になるような竹などを切ります。
 



そのあとは、ま竹のあるところに行って、切ります。


ま竹は、お酒のカップにしたり、竹の中のお酒を火の中で温めたりします。手が凍りそうな感じでした。切った竹のカップは、飲めるように冷たい水で洗ったりもします。
 


だいだい毎年、これが担当です。冷たいと言いながら、役割が終わると、しの竹を立てているところに行って、どんど焼の竹を立てかけるのを手伝います。たくさんの地区の人たちが頑張って作業をしています。


これも地区のコミュニケーションです。


かつては、そうとうな大きさのどんどの規模でしたが、だんだんと人が減ってきて、ノーマルな大きさです。けれど、これでちょうどいい大きさです。
 

午後からは、どんど焼の時に、振る舞う団子汁などの段取りをします。ちょっとゆっくりしたい気持ちもありますが、今日一日、どんど焼のために働きます。


どんど焼きが終わると、春が訪れます。



今日は烏帽子岳も霧がかかっています。



ふるさとが変わる~災害に強く~

2016年02月05日 | 大分県
朝、学校に着いてから、外の温度は1度でした。着いてからすぐ、久しぶりに朝、グランドの整備をしました。少しずつ草が出始めています。風がないので、気温より体感温度は寒く感じませんでした。

車の窓をあけて、グランドを回りました。外の空気の匂いが春を感じさせてくれます。



そんな季節のよそおいの中で、梅雨のあの災害のことを思い出します。一昨日、生徒の通学路の橋が架替工事をするために、壊されます。そのために、仮橋ができます。


仮橋を通っての通学になります。


仮橋とその付近の様子を、建設会社の方、土木事務所の方、小学校の先生、教頭先生、生徒指導主任の先生と一緒に現地視察をしました。安全のために最善を尽くさなければなりません。
 

要望を聞いたり、要望を伝えたりしながら、変更場所の確認をしました。

あの九州北部豪雨の時は、この場所は大きな被害がもたらされました。母が当時、入所していたこの地域にある高齢者の施設も被害に遭いました。


母は、騒動の音をきっとベッドの上から聞いていたことでしょう。また、勤務先のPTAの会長さんや生徒たちと一緒に、被災された方の家屋の片付けを手伝いました。
 

あれから3年が過ぎました。川はいろんな顔を持っています。

仮橋から見える川は透き通っています。あの時の黒い濁流ではなくとてもきれいな清流です。


「水がきれいですね。」
と言いながら、橋などを見ていきました。


 

橋を架け替え工事が始まります。各地では堤防を作る工事も行われています。川の幅を広げる工事をしているところもあります。災害から澄んでいる人たちの命を守るために、ハード面での取り組みの最中です。


「立ち退きにあうかも知れない。」
など、生活が変わっていく人たちもいます。風景が変わっていくところもあります。

とまどいも寂しい気持ちもあります。

それだけに今の変化が将来にわたっての命を守る盾となってもらいたいと思います。
 


災害後は、地域の絆も深まっていると感じています。みんなでみんなの命を守ろうとする姿があります。ハードも大事です。

「災害に強くなる」ための最も大切なことは、人々の日常的なつながりであることは間違いないと思います。
 


透き通る清流を見ながら、そんな思いがしました。

あやちゃんとその仲間たちとの音楽会~つながりの会~

2016年02月04日 | 大分県
第8回つながりの会開催のお知らせ

「第8回つながりの会」を3月13日(日曜日)に開催します。ご案内を。

今回は、「スプリングコンサート」ということで、ふるさと中津を離れて、音楽家の道へと進んでいく高校生あやちゃんのトロンボーンを中心とした演奏です。
 

では、もう一度紹介をします。

3月の「つながりの会」は、
 


第一部は、スペシャルゲスト「あやちゃんとその仲間たち」の演奏です。


あやちゃんは、大分の高校の吹奏楽部で3年間頑張ってきました。大分県で金賞を受賞し、九州大会にも出場しています。そして、この春卒業します。そして、東京の音楽大学に進学していきます。


あやちゃんと高校時代の仲間たちが、演奏に駆けつけてくれます。



またあやちゃんから、吹奏楽部で頑張ったこと、苦しかったこと、これからの道について話もしてもらいたいと考えています。これからの時代をになう人の話や演奏でエネルギーをもらえたらと思っています。

 
第二部は、
○とりとめのない井戸端話です。
今の思いや悩みなどをお互いが気軽に話せる「トークタイム」です。





では日程を紹介しましょう。




(1) 日時 3月13日(日) 18時30分からです。
○「あやちゃんとその仲間たち」のコンサートは18時4
5分からです。
(2) 場所 かったかくんの家の座敷
(3)会費 無料
(4)定員は30名程度(資料やカレーの関係で、事前に連絡
    下さいね。)
(5)プログラム
○18時30分 
 カレータイム
○18時45分    
 「あやちゃんとその仲間たち」のコンサート
○20時
 雑談会
     (終了21時です)               
(6)その他
○車は、坂のところに止めて下さいね。
○おかせいできる方は、17時30分にお願いします。    
 



子育て中の方もそうでない方も地域の方もみんなで楽しみませんか。

子どもたちもOKです。


みんなであやちゃんの演奏を聴いて、そしてそのあと思いの「伝え合い」をしませんか。

発想と想像力

2016年02月03日 | 大分県
今日、授業を見て回りました。体育館でどんどんどんと走る音が聞こえてきます。外はグランド状態が悪いので、体育館の中を生徒たちが走っていました。
 

はしに椅子を並べて生徒たちがジグザグに走っていました。当然距離がのびてきます。

ただ、体育館の中を回るのではなく、ちょっとしたアイデアや発想が、動きにも変化が出て、子どもたちの持久力をのばすことにつながると思いました。


授業を回っていると、いろんなことを自分自身が学ぶことが多いです。
 

以前、小学校に勤務していたときに、体育の授業をしていました。

同じ、授業をするなら、

「全員ができるようになる」

ということを心がけていました。もちろん、他の教科の内容も同様です。体育では、鉄棒のさかあがり、跳び箱の開脚跳び、一輪車、水泳など、クラスの目標を持たせ、挑戦していきました。

「どうしたら・・・。」

ということを考えながらまた、いろんな先生からアドバイスをいただきながら、マスター法を作りました。



自分の指導能力が衰えていなかったとしたら、今でも開脚跳び、さかあがりなど一週間あれば、クラス全員はマスターさせることができると思います。


一輪車はもうちょっと期間がいるかも知れません。
 

部活も同様です。一部の生徒を上達させるのではなく、「全員」のレベルを上げ、達成感を感じさせたいと思っていました。


だから、大会前の練習などに、自分以外に指導する仲間にレギュラーの生徒だけを守備位置につけて、ノックをしないように伝えていました。
効率は悪いかもしれませんが、最上級生は全員を守備位置につかせていました。



ここはベースの部分です。
  

そして、すべてに共通することは、指導者からのオーソドックスかつオリジナルな直接的な指導も時には必要でしょう。しかし、もっとも大切なことは、子どもたち同士で学び合いをして力を獲得していくことです。
 

方法を模倣することもとても大切です。
またそれだけで終わるのではなく、「想像力」の中で、実態に応じて、しっかりと子どもと向き合って、スパイスのきいた自分なりのオリジナルな指導法を編みだし、結果に導いていくことが、教員をしている中での醍醐味だと思います。

 
例えば、学習、百人一首を覚えること、そして今行なっている面接練習なども「苦労したけれど、できた」といういろんなアプローチでの達成感を浴びれば浴びるほど生徒たちが生きていく中で、強さをもたせていくのだと思います。


面接練習もちょっとやり方を工夫すれば、短期間に生徒全員の対応が上達します。



今日の体育のようなちょっとした発想が、自発的に生徒をのばすのだと思いました。

私立高校の後期入試

2016年02月02日 | 大分県
最近は春らしい雰囲気が漂っています。朝、外に出たときの小鳥のさえずりも、「ひよ」などの鳴き声が春を呼び込んでいます。


今は、禁止になっていますが、幼い頃のこの季節、よく「かすみ網」を買ってきて、裏の畑に仕掛けていたのが懐かしいです。


もう少し過ぎると、「とりもち」でメジロを捕獲というのが、幼い頃の子どもたちの遊びでした。
 

そんな春の様相を感じながら、今日は、私立高校の後期・一般入試が行われました。朝、まだ薄暗いうちから、受験生の3年生が学校に集まってきました。


受験校からチャーターされた貸し切りバスも集まってきます。
 


先生から最後の注意を受けながら、バスに乗り込んでいきました。遅刻する生徒もいません。余裕を持って、出発することができました。一方では、初めて受験する生徒も多くいて、緊張感がありました。


生徒の中には、いつもはなめらかな話し手も、口数が少なくなっている人もいました。しかし、これも体験、修行。がんばれ、受験生。
 


いろんな学校での処理が終わってから、生徒が受験する高校を回りました。それぞれに学校の雰囲気があります。
 


それぞれの学校の3年部の先生を中心に、引率者控え室に待機しています。当該校の生徒に何かあったら、すぐに対応できる態勢を作っています。


控え室に行くと、いろんな学校の先生がいました。私立高校なので、大分県だけでなく福岡県などたくさんの地域から先生方が来ています。作業などもしながら、待機をしています。


ここの場所にも緊張感があります。


懐かしい先生の顔を見かけることもできました。
 

私立、国立の推薦入試、前期試験そして、私立の一般入試が終わりました。これで、私立高校の入試は二次入試をのぞいてほとんどが終わりました。これから入試は、県立高校へと移っていきます。


進路先が決定してきています。
 

受験生のさくらのつぼみも、それぞれの努力の栄養がいきとどいて、ほころびかけようとしています。あと少しで満開だ。


フレーフレー受験生☆

子どもたちに

2016年02月01日 | 大分県
いよいよ今日から2月です。学校では、入試が始まっています。明日は、私立高校の後期入試となります。現在、高校受験だけでなく、全国的には大学入試なども行われています。


受験生には、試練の季節となっています。
 

受験の中で、生徒たちも目標を突破しようと努力を続けています。そんな風景をよく見る中で、ちょっと、ひとよこい。
 


昨日、日田の方に向かっていると、「やまぐに道の駅」の近くの畑で小学生の女の子が、おばあちゃんらしき人と一緒に農作業をしていました。

その様子を見ていると、何か今置き忘れている大切なものがそこにあるような気がしました。今日は、そこの小学校の先生にもこのことをお伝えしました。


今日の朝のNHKのニュースで岐阜県飛騨市河合町で生産されている山中和紙(さんちゅうわし)の話題が報道されていました。冬に雪上で楮(こうぞ)をさらし、自然漂白を行います。


冷たい中での作業です。


和紙を作るおばあちゃんの仕事を家族の人たちが手伝っていました。中学生も部活があり、なかなか手伝いができないと言っていましたが、うまい手つきで頑張っていました。

「おばあちゃんの仕事を継いでいきたい。」

というような言葉を中学生は残していました。
 


家族とのあたたかい関わり、家族の一員としての存在、より強く生き抜いていこうとする姿など、小学生と中学生の姿から眩しく感じるものがありました。


これからの時代、「優しさ」と「強さ」を持たなければ、生きにくい時代になります。「苦しくても粘り強く乗り越える力」「ストレスを解放できる力」も大きな生きる力の一つとなります。


些細なことですが、愛情とたくましく生活している2つの例は、きっと積もればその術をもらえる一つになるのでしょう。
 

今日、来校して下さったある方も言っていました。
「毎日、クレームの対応をしています。ストレスがたまります。やめたいと思うことも何度もあります。」
そのような対応をしている方でした。
 


家庭も学校も地域も「こんな子どもに」という願いをしっかりもって、育てていきたいものです。