かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

学校は子どもが主人公~休みの学校~

2016年08月15日 | 大分県
オリンピックの卓球女子団体戦。

決勝進出をかけての一戦がありました。ゲームカウント2‐2。惜しくも福原愛選手が敗れて、3位決定戦に回りましたが、感動の試合でした。
次の試合は、銅メダルをかけて熱戦を展開して欲しいと期待しています。



今日は、勤務日でしたが、さすがにお盆とあって、子どもたちが部活や学習などもなく、まったく姿を見ることがありませんでした。

週休日でも部活などで学校も賑わいますが、今日は、しーんとした静かな学校でした。


やっぱり学校は、子どもたちの声や姿が似合います。



子どもたちが主人公の学舎です。]

来客もほとんどありませんでしたが、就職もして、社会で活躍している美術部の卒業生が、学校に残してある自分の作品を取りに来ました。




かつての部員たちの作品が少し残っています。知り合いなどを通じて、取りに来るように頼んでいました。

今年度で、美術部がなくなります。これまで先輩たちそして、今の部員たちが美術の素晴らしさを学びながら、地域などにもその魅力や活動を伝えていきました。



先日も最後の作品展を耶馬溪の公民館で開催しました。

「これ、わたしのだ。」

など、倉庫に眠る作品を過去の活動を懐かしむように、探していました。


「これは、○○ちゃんのだ。」「これは・・・。」


さすが、友とともに描いた作品。時間が経過していますが、自分以外の作品でもだれの作品かすぐに分かります。思いのこもった作品だけに、嬉しそうに持って帰っていました。


 
眠っていた作品が、再び日の目を見ます。
 


そんな一日が過ぎていきました。

盆も終わり?~~明日から

2016年08月14日 | 大分県
リオオリンピックでは、卓球など各種競技で熱戦が繰り広げられています。今晩は、女子マラソンと寝不足は続きます。



甲子園に目をやると、何といっても今日は、ドラマが続きました。八戸学院光星高校対東邦高校の試合です。テレビを見ていると、一時は9対2で光星高校がリードしていました。ところが、東邦高校が次第に追いついていきます。


最終回、東邦高校が5点を入れて、サヨナラ勝ちです。

どこかであと一つ、アウトを取れば、光星高校が勝っていたのですが、勝負の流れと東邦高校の諦めない粘りのすごさを感じます。感動の最終回でした。
 


そんな夏の「あつさ」とスポーツの「あつさ」を感じたお盆でした。家族も帰省をしてきていました。会話を弾ませました。お寺からお参りに来ていただきました。


親せきなどの仏壇にもお参りさせてもらい、お盆の空気を味わいました。


家族もいつもの場所に戻り・・・お盆も終わり・・・いつもの生活が始まります。



そして、伊東、福士、田中選手の女子マラソンのスタートです。がんばれ。寝不足になりながら、再び明日から勤務が始まります。

第11回つながりの会開催のお知らせ

2016年08月13日 | 大分県
リオのオリンピックに甲子園の戦いに熱い夏のドラマが展開しています。やや寝不足になってしまいます。でもソフトバンクは~~☆




さて「第11回つながりの会」を9月11日(日曜日)に開催します。ご案内を。今年度も豪華ラインナップでつながりの会をつなげていきます。


今年度に入って、「子育て奮闘中」ということで、子育てに頑張っているお母さん「きみよさん」のお話、「東ン谷の山あいの臨床心理士 はるちゃん」が登場しました。

本年度もあと2回となりました。

今回は、「ふるさとのお母さん 佐藤美知子さん」です。これまで保育園や親としての子育てを通して、「子ども」をいろんな角度から見てきたことを話をしてもらいます。


体感してきたものから、今の子どもたちについて学ぶことができます。
 



子育て中の方も、いやいや子育てはしていないけれども、「今の子どもの心理」学を学びたい方・・・いやいや子どものことだけでなく「いろんな人の思い、生き方」を知りたい方・・・だれでも参加できます。気軽にどうぞ。では日程を紹介しましょう。

(1)日時 9月11日(日) 18時30分からです。

(2)講師 佐藤美知子さん(保育園長など)
 ○「子育てのススメ」の話

(3)かったかくんの家の座敷

(4)会費 無料

(5)定員は30名程度(資料やカレーの関係で、事前に連絡し
   て下さいね。


(6)プログラム
①18時30分・・・・・・カレータイム 
②19時・・・・・・・・・お話(佐藤美知子さん)
③20時・・・・・・・・・雑談会(トークタイム)
 
【終了予定時間 21時予定です】



(7)その他
○車は、坂のところに止めて下さいね。
○おかせいできる方は、17時30分にお願いします。    
 

子育て中の方もそうでない方も地域の方もみんなで会話を楽しんだり、悩みを相談してみませんか。子どもたちも来場OKですが、話を聞かない子どもさんは、話の時だけ、1時間読める本を持参してくださいね。
 
 
みんなで思いの「伝え合い」をしませんか。

夏の栄養ランチ~夏グルメ編~

2016年08月12日 | 大分県
オリンピックも前半戦が終わろうとしています。日本は金メダルを体操、水泳、柔道など7個も獲得しています。メダルは取れなかった競技でもたくさんの感動のドラマを残しています。これからも選手たちの活躍に目を離すことができません。
 

今日は、日田に用事で。2年間住んだ日田の街です。用事が済むのが、昼間際でした。そこで浮羽の流川までランチを食べに行きました。
 

流川は、何となく落ち着くところです。日田から25分くらい、うきはの道の駅から10分くらいのところにあります。

果樹園が一体に広がっていて、今は、ぶどうの実が至る所で、棚からぶら下がっている風景を見ます。





毎年春には、桜を見に行きます。土手に沿って1キロ以上も桜並木のトンネルがあります。美しい桜の花吹雪の中を歩くと、春をぜいたくに味わうことができます。「流川の桜並木」は有名です。
 

きれいでしょう?

この地域は桜並木そして、果樹園が広がり、情緒があります。




また、古民家を利用したオーガニック的なレストランが多くあります。お薦めのひとつに「たねの隣り」があります。
 


並ぶので、時間に余裕がある時に、行ってみてください。


駐車場を降りて、歩いて山道の木々の間をすり抜けるとレストランがあります。落ち着いた雰囲気です。




陶器のギャラリー、和菓子、珈琲ショップの古民家が敷地内にあります。その一つに「たねの隣り」があります。木々に囲まれているので、涼しい風が頬をかすめます。


満席で、何人もの人が、ベンチに座って待っています。


人気のレストランです。待っている間、雑貨やギャラリーの古民家見学ができます。


うきはの町が一望できる神社にも行きました。

レストランの裏は、「柿」山となっています。

 



20分くらい待って、中に入りました。広々としていますが、ゆっくりゆったり時間が流れます。



ランチメニューです。ここは、「薬膳カレー」を注文。

おしゃれなカレーです。


辛くもなく甘くもなく・・・とてもおいしいです。カレー通が言っているので、間違いありません☆大豆のから揚げなどがプレートにのっています。ヘルシーなランチ。


コーヒーとデザートつきです。これがまた格別においしい。
 


桃パフェも頼みました。うきはの桃がふんだんに使われています。
 

ぜひ、ぜひ、一度行ってみてください。盆と年末年始だけは休みだそうです。写真で今日の「うきは」の様子を。桜並木だけは、今年の4月の写真です。
 


暑さからのおしゃれなランチの清涼剤でした。

初盆の供養に~国東へ~

2016年08月11日 | 大分県
猛暑です。川辺にある家は、夜は、冷房は必要なく、朝方は、寒さも感じることがあるのですが、日中の自然は、どこも見逃すことなく、猛暑を与えてくれます。
 

そんな中ですが、昨日の夜は、教育会館で研修会が行われました。進行を務めさせてもらいました。


山香昭豊陽中学校校長先生方の3人が、実践例や今の教育情勢などを提起してくれました。
さすがに子どもたちを見据えて取り組んでいます。すごいです。

ほかの学校の実践や様子を知ることは、大きな学びとなります。参考、アレンジしながら、オリジナルな自校の取り組みにすることができます。

夏の学びとなりました。


さて、今日は「山の日」です。この休みは、とても効果的であると思いました。それは、お盆の法要ができることです。親戚の法要のために、国東市に行きました。


生前いろいろお世話になりました。感謝の気持ちを込めてお参りをしました。

法事とおときに参列することができ、亡くなった方に関わる話などをしながら、偲ぶことができました。

国東の潮の香りと線香の香りを乗せた風が、亡くなった方を亡くなった方の家に連れて帰ってきたのでしょう。


おときの会場の料理店は、3つの家のおときが行われていました。

道路沿いの他の料理屋の駐車場もおそらくおときをしていると思われる方の車でいっぱいになっていました。



11日は、「山の日」であるとともに、
「山のような大切な思い出」
をいただいた方を「偲ぶ日」とこれからもなっていくのでしょう。

あなたにとって、平和って

2016年08月10日 | 大分県
昨日は、ナガサキに原子爆弾が投下されて、71年目を迎えました。

8月6日には、「平和を願う日」ということで、授業や全校集会を持ちました。

節目節目にこうして、平和について考えることは、とても大切な時間であると思います。学年部の先生が、研修で出張だった学年で、授業を担当することになりました。

50分間の授業とは久しぶりです。どんな平和を題材にした内容にするのか考えました。
 

修学旅行が10月に行われます。「広島・京都・奈良」への修学旅行です。広島では、「広島平和記念公園」で学習をします。

原爆の子の像の前で集会を開き、全校生徒で折った「千羽鶴」を捧げます。



千羽鶴の由来は、インターネットで調べると、このように表されています。


「もともと「折り鶴」は室町時代に遊びとして誕生し、江戸時代に庶民に広がったそうです。鶴は縁起のいい鳥で「鶴は千年、亀は万年」と言われ、長寿の象徴といわれ、鶴を折るたび寿命が延びる、と考えられています。


「千羽鶴」の由来は「原爆の子の像」になっている佐々木禎子さんが由来になっています。佐々木貞子さんは2歳の時、広島の原爆で被爆し、12歳で急性白血病と診断されました。


禎子さんは、鶴を千羽折ると願いが叶うと信じ、夜も眠らず「生きたい」と願いを込めながら薬の包みなどで鶴を折り続けたそうです。」



そこで、授業を組み立てました。



①「ヒロシマ原爆投下で知っていること」を生徒にいろいろあげてもらいました。

②昨年の修学旅行での「原爆の子の像」の集会を写真を見せ、広島平和公園の中で、ここは、どこなのか聞いてみました。紙芝居を見て、原爆の子の像の由来や佐々木禎子さんの事実を考えました。

③どんな気持ちで千羽鶴をささげたい?って聞きました。

・世界の平和を願って  
・二度と核兵器が使われないように  
・平和を守りたい  
・世界から核がなくなるように捧げたい  
・原爆、戦争が原因で亡くなった方が、安らかに眠れるように折り鶴を捧げたい  
・戦争がなくなり、どの国も核兵器を持たずに毎日平和な世界になるように  
・二度とヒロシマやナガサキの悲劇がおきませんようにという気持ち  
・原爆で亡くなってしまった人たち全員を追悼する気持ち  
・平和が続きますように・・・

など意見を出し合いました。


④折り鶴を歌いました。

⑤最後に「あなたにとって平和とは。」
・幸せに生きること  
・みんなが幸せに暮らせること  
・みんなが普通に生きること  
・誰の命を奪うことなくみんなが楽しく生きること 
・普通の生活ができること  
・けっして暴力などで解決しない社会  
・幸せを感じることできる世界  
・生きられること  
・学校でみんなで話したりして一日をすごせること  
・世界がめざすもの  ・人殺しのない社会  
・平凡  
・核のない世界  
・家族みんながいつまでも健康であればいい
 


言葉の裏には、きっといろんな「思い」があるんだと思います。

次の世代の生徒たちへのいいバトンタッチをすることが、わたしたちの責任だと考えます。

10月の修学旅行は、学習とともに、「こころ」を込めて、手を合わせて欲しいと願っています。


最後に全校で千羽鶴を折りました。

合元寺のお施餓鬼と灯ろう祭り

2016年08月09日 | 大分県
10時からは、合元寺でお施餓鬼がありました。多くの門徒の方が集まって、お経をあげていただきました。

父や母が行くことができなくなってから、ずっとこの8月9日のお施餓鬼に参加させてもらっていますが、月日の流れも感じます。


 
父や母もこの日には、お寺に行くことを楽しみにしていたのですが、いつの間にか・・・他界してしまいました。1年に一度、この会だけに会うことができる人もいました。

かつて、初めての赴任地で、大先輩として活躍していたT先生とN先生もこのお寺の門徒さんでした。

教員になって初めての豊田小学校で、わからないことも多かったのですが、いろいろとお世話をしていただいていました。
 

偶然にもこの法要で会い、一緒にお堂で昼食をさせてもらっていました。

「お堂で同窓会ですね。1年に一度、ここで会いましょう。」


と昔話に花を咲かせていました。

この言葉が合言葉になっていました。とても懐かしい再会の時間でした。
 

最初に数年前T先生がご病気で来ることができなくなりました。今日もご家族の方にお聞きすると、
「車いすでしか生活ができなくなりました。」
 

そして、ここ何年か、N先生の姿をお見かけすることできなくなりました。
 

行っても、あの昔話に花を咲かせることができなくなってしまいました。
 

時が過ぎ去っていくことを感じます。それは、寂しい「時の経過」なのかも知れません。
 

夜は、この寺町の「灯ろう祭り」です。

今日は、「お施餓鬼」と「灯ろう祭り」は、真夏の祖先からバトンをもらったわたしの順番の行事です。

役目をしっかりと務めて、次の世代へと無事に渡すことができればと思います。

寺町もにぎわっています。行っていない人は、ぜひ来年☆お参りすれば、お菓子ももらえます。

今日の夜の灯ろう祭りの様子から風情を感じて下さい。 

法要が終わり、お寺にあるお墓に手を合わせることができました。
いよいよお盆を迎えます。














市特別支援教育の講演会

2016年08月08日 | 大分県
昨日まで、下関の旅行から、今日は仕事の再開です。

「お土産は?」のSさんの声。「腹の中です。」はいっ。
 

朝から、学校美術部作品展会場の片づけ、グランドの整備・・・スクールサポーターなどの来客の対応などであっという間に午前中が過ぎていきました。

そして、午後から中津市の特別支援教育講座の講演会、夜は、山移地区の懇談会が開かれ、いろんな話を聴く機会をもちました。
 

講演会は、行政や昨年度まで現場におられた先生の話でした。「発達障がいのある子どもの理解と効果的な支援」というテーマで話をしていただきました。150名を超える先生方が参加していました。
 

生活・授業のユニバーサルデザイン化。

子どもたちが生活の中で、発達が十分でないとき「できない」という意識で関わっていくのではなく、わたしたちは、「理解と工夫を必要とする効果的な支援」を必要としているという視点をもって、関わらなければなりません。
 

一人ひとりの発達の特性を理解する、発達障がいのある子どもを理解するということは、頭の中でいつも思っています。

しかし、実践するということは、とても難しいことだと思います。

今日も、講演の中で、何度か、事例を出しながら

「あなただったらどうしますか。」

ということで、課題を提供してくれました。近くに座っている方と考えていきました。

答えを出し合うのに、悩んだりもしました。現場ではさらに突発的なことも多いので、私たちはふだんから研修しておかなければなりません。と同時に、悩みながらも周りの方と相談しながら進めていくことが大切であることを感じました。


特に、お家の方と連携をとりながら、「一緒になって考えていく」というスタンス、関わりを大きな柱にしておく必要があります。

子どもたちが置き去りにしてはなりません。
 

謝辞の担当でもありました。この中でも、先生から学んだことを振り返りました。
 

充実した一日が終わりました。

下関へのプチ夏旅行

2016年08月07日 | 大分県
昨日の夕方から下関に行きました。なんとなく下関の旅情が好きです。関門海峡を通る船の汽笛・・・見える関門大橋・・・。

風情があります。

強い夏の陽ざしは相変わらずでしたが、辺りに漂う潮の香りと魚料理のおいしさに癒されました。
 

今日は、「海王丸」という帆船が寄港しているというので、乗船に行きました。空・海の青がきれいな場所に、白色を基調とした帆船がとてもよく似合います。艦内を回りました。

研修室、食堂・・・シンプルなとても落ち着いたインテリアを使っています。
 

航海をしてみたくなる気持ちがしました。
 

続いて、海響館へ。館内はやっぱり涼しい。イルカショーも見ることができました。昨日は、門司の焼きカレーから、今日は、唐戸市場のお寿司まで腹ぱんぱんになりました。
 

東九州自動車道が全線開通してから、下関までが近くなりました。寿司を食べてから、解散です。
 

大切な思い出がまた一つ増えました。

おしゃれなお付き合い

2016年08月05日 | 大分県
ふ~~っ。暑い。『「アツイ方」は、夏の誕生日がよくお似合いです』(Kさん談)

かったかは、熱い方ではなく、暑い方だと思います。
 

今日は、夕方出張に行って、終わってから、お部屋に呼ばれ、熱い方二人のトークに参加して、さらに暑くなりました。部屋から出ると、周りの方が、
「熱かったでしょう。」
確かに。その熱さに暑かったです。
 

話は変わって、就職をして、地元に戻り、草野球を続けています。浅く広くいろんなポジションをしますが、ピッチャーをする機会も若かりし頃からありました。野球を通しての知り合いのMさんがいます。


中津の野球連盟の審判では大ベテランです。

主審になることが多く、そこからの知り合いです。Mさんとは、野球場でしか話をすることはありませんが、気が合います。と言っても審判のジャッジを甘くしてくれることはありませんが・・・。


Mさんの本業は何をしているかとも知りません。面白いお付き合いです。


野球はもちろんですが、野球が終わった後など、短歌や俳句についてベンチ裏であつく語りかけてきます。


これこそ、「暑い」のではなく「熱い」のです。この間の実年野球が終わって、お互い、ユニフォームや審判の服を着て、汗びっしょりになっているときに、


「先生、この俳句は、どんな気持ちを表しているんだと思いますか。」

とMさんの作った俳句を紹介してくれました。


「先生、この間の新聞の投稿は、とても温かみがありましたよ。」


など文章や詩歌などが大好きなMさんです。人権の標語などにもよく入選されて、カレンダーに掲載されています。本当に誠実な方で、だれからも一目を置かれています。
 

「最近は、運動をしようと、自転車で球場までやってくるのですよ。」
 

いろんなことに意欲的です。
 

つい最近、家に帰ると、暑中見舞いのはがきが届いていました。もちろん、俳句つきです。

「自愛にと自愛と奏でる蝉しぐれ」



大切にとっています。暑い夏を表しています。



なかなか返事が書けなかったのですが、ついに返歌を載せて送りました。暑いけれど、ちょっと涼しさも欲しいかなあと思って17文字です。

野球の試合の時しか、野球場でしか、会うことはありませんが、おしゃれなお付き合いです。

県中学校高等学校進路指導研修会

2016年08月04日 | 大分県
今日は、朝から大分県教育会館に向かいました。
「大分県中学校高等学校進路指導研修会」が開催されました。
 

県内の中学校、高校の先生方が参加しています。会場に着くと、たくさんの懐かしい先生方とお会いました。8年前に一緒に勤務した五馬中学校の先生方もT先生とK先生もいました。

地域も学校も先生方も生徒も・・・知らない五馬の地に2年間赴任しました。

職種も初めて・・・すべて初めてで、最初の慣れない頃でもみなさんが、温かく接していただきました。

そんな関わりの中で、今では、ふるさとのように思える五馬となりました。

ゆっくりとまではいきませんでしたが、久しぶりに会えて話をすることができました。うれしいひとときでした。
 


研修会では、午前中は、講演会でした。午後からは、今年、中学校は中津市が研究発表ということで、「Wひさつね」が司会と発表者をしました。


発表は、H中学校のひさつね先生が発表をしてくれました。司会を担当しました。高校は、大分市からの発表でした。

中学校現場からの進路指導の状況と高校現場の進路指導の状況の提起です。


発表そして、中高の意見の交流を図っていきました。この中で、中・高の情報交換的な役割と連携を図ることができればと考えます。
 


講演の中で、これからの未来予想も話されていました。これからなくなる職種も増えてきます。データは、今日の資料です。どうかなあと思うものもあるけれど、必要性が縮小されていくのでしょう。




特に高校では、就職する生徒が多くいる中、アンテナを高くはっての情報のキャッチが必要になります。今あるものを大切にしながらも、確実に答えのない時代になっていきます。

「2045年問題」・・・。2045年にはコンピューターの性能が人間の脳を超えるという予測がされています。つまり子どもたちが成熟した大人になるときには、大きく社会が変化しています。
 

しかし、どんな時代になろうとも「人としっかり関わることができる力」が必要とされるでしょう。

先日のある会議の中でも、この力があれば、どんな時代になろうとも生き延びることができるというような内容の講演が行われていました。
 


これまで以上に、生徒自身が生き方を考える経験をしながら、進路指導を図っていかなければなりません。そして、自立につながり、生徒の人生を切り拓いてもらいたいと願っています。

貴重なUD研修会

2016年08月03日 | 大分県
昨日の夕方、道の駅に行って、研修会でのお土産を買っていました。包んで、のしをつけてもらっていました。違うお客さんが来たので、担当の方が違う店の方を呼びました。

「ちょっと代わってもらえるかね。」


男性の方に、代わりました。名札が見えました。も、もしかして・・・。


「ひょっとしたら、しゅうちゃん?」
そうですが・・・と言いつつ、向こうは、だれだろうって顔をしています。
「だれと思う?」

うん?

「かったかせんせい。」
あ~~っ。
 

わかってくれてよかった。
 

本耶馬渓の小学校に勤務していた時の子どもでした。わたしは、5年生を担当しました。しゅうちゃんはその時、小学校の1年生でした。1年生が終わると、転校していきました。だからそれ以来。20数年ぶりです。
 

まあ、しっかり大人の顔になって、仕事に頑張っています。うれしい懐かしい再会です。しばらく話をしました。
 

当時のあゆみちゃんのお母さんがレジにいるので、「しゅうちゃんがここで働きよるんやね。」と言うと、「そうっちゃ。」懐かしい時間でした。
 

話は変わりますが、今日は、そのお土産ドラマの研修会が学校で行われました。


研修会の講師は、授業のユニバーサルデザイン研究会大分支部顧問の佐藤百合子先生をお迎えしました。ユニバーサルデザイン研究においては、大分県で第一人者であると思います。

「教室環境のユニバーサル化とは~発達特性の理解からの視点」


というテーマで研修を進めてくれました。
 

教師として子どもたちに関わっていきます。もちろん、授業のユニバーサルデザイン化を学びましたが、教師である前に、人としての在り方、本質まで考えることができた時間でした。

テーマは難しい言葉がありますが、内容は、とてもわかりやすくこれからの授業づくり、学級づくりの普遍的なものを学びました。


優しい言葉の中にも、授業や子どもたちと関わる中で、アバウトになりがちなところを学ばせてくれます。
 


なぜ今、「教室環境のユニバーサル化なのか」、

○わかりやすい授業の工夫がされているか~形式にこだわりすぎて、子どもたちが置き去りにされていないか。

○子どもの理解の度合いを数値や結果だけで判断していないか。~過程も大切にしているか、自発的な学びとなっているか~ 

○「教師」という教材、教具は有効に機能しているか 

○必要に応じて、授業内容、教材、教具のカスタマイズができる心の準備ができているかというところを具体的に話をしてくれながら、これを切り口に研修が進んでいきました。

 



発達しょうがいについても学びました。また実際に先生方が発達しょうがいの特有の困難さを体験していきました。


体験の中で、先生方に「困り」が生じました。そこで、なぜ、困りが生じたのか、原因を探りながら、支援の手立てを考えていきました。ワークショップの中での貴重な学びでした。



先生方の今までの実践などの思いなどにも、わかりやすくアドバイスをいただきました。ユニバーサルデザイン化された研修であっという間に150分の先生の講義が終わりました。
 

「授業研究」と「子ども理解・子ども研究」の両輪を大切にしながら子どもの環境を大切にしていきたいと思います。

多くの方とのめぐりあい

2016年08月02日 | 大分県
今日は、多くの方とのめぐりあいの中で、たくさんのことを学びました。
会議のために、朝7時に家を出て教育会館での準備です。
役員の人たちで、会場づくりや機器の設定をしていきました。



 
具体的には、また後日掲載しますが、午前中が大分県教育委員会の木津博文次長さんによる地域・保護者と連携をとりながら、リーダーとしての学校運営についての講演と意見交換でした。

ソフトな語り口から、たくさんの刺激をいただきました。



 
午後からは、奥塚正典中津市長さんとの懇談会。市長さんの思いと学校側から教育現場の様子などとの意見を交換していきました。

市長さんは、丁寧にわかりやすく話をして下さり、市長さんの教育に対する期待を理解することができました。
 

そして夜は、菊池省三先生を囲んでの懇談会が行政・学校の関係者などの方々が参加して行われました。菊池先生は、学級崩壊したクラスを教員生活の中でつぎつぎと再生。

たくさんの菊池先生ならではの教育法を編み出しています。授業改善の第一人者です。


現在、数々のテレビ出演、出版をされています。

今、話題の人となっています。全国を駆け回る中、今日は、なんと、耶馬溪の公民館に来ていただき、中学生にディベートの授業をしていただきました。

 


明日は、ユニバーサルデザインの良さを取り入れた授業の研究において、大分県の第一人者である佐藤百合子先生が耶馬溪中学校に来ていただけます。

ユニバーサルデザイン化された授業、つまり、

「すべての児童生徒にわかるできるを保障する教育」

について先生方に話をしてもらいます。夏もヒートアップです。

子どもたちのために

2016年08月01日 | 大分県
暑い。いろんな方と出会うとき、まず時候のあいさつが、

「すごく暑いですね。」
「夜、寝苦しいですね。」
「たまらない暑さですね。」
「年々、暑くなりますね。」
「地球がおかしくなっていますねえ。」
「今年は10月くらいまで暑いんですよね。」
 

みんなが猛暑博士になっています。
 

「あつい」のは、学校の仕事もです。

土日以外は、毎日毎日・・・出張や会議の連続。ヒートアップしています。

「すごく多いですね。」
「夜、寝苦しいですね。」
「たまらない多さですね。」
「年々、多くなりますね。」
「地球がおかしくなっていますね。」・・・ないときは、文書作りなどに追われています。

なかなか、子どもたちと向かい合える時間も少なくなっています。学校の教師になりたいと思っていた頃の理想の世界とは大きく変化しているような気がしています。多くの先生たちが感じていることだと思います。

今日、ある県と話す機会がありました。

「自分が研修したい出張に行く以外は、学校にいることができますよ。」
おいおい。

10年後、この地域の子どもたちと「ある県」の子どもたちがどう違っているか、追跡比較調査をしてみるといいのかなと思ってしまいます。
 
 

「子どもたちがいてこそ。」
「子どもたちのために、学校の教師になりたい。」

という強い意欲と夢をもって、教師になって、夢を現実にしていく意欲のある教師でありたいです。

また同時に子どもたちの大局を見通した社会を創っていきたいものです。