かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

受験に向けてのラストスパート

2016年12月14日 | 大分県
だんだんと風邪の季節となってきました。風邪でマスクをつけている人が多くなっています。今日、会議に行ったときに、ある人が、

「インフルエンザかも知れない。」

おっと。

11月に風邪をひいたので、再びひかないように気をつけています。
みなさん、お互いに気をつけましょうね。
 

学校では、3年生の進路に向けての話や取り組みが本格的になってきています。12月の三者面談が終わっています。1月にもう一度行われます。


私立専願の生徒などは、この12月の三者面談が、合格すれば、終わりとなります。
 

先日は、3年生は、私立高校の願書書きをしました。初めての体験だろうと思いますが、貴重な経験です。これから校内推薦委員会などがあります。

また私立高校前期・推薦入試を受ける生徒たちのために、先生たちは、書類などを作成していきます。フル活動です。生徒たち、先生たちにもいろんな締め切り日があり、それに沿って動いていきます。


先生方も生徒たちの対策を考えながら、時間の流れに沿います。入試に向けての会議や相談も多くなっています。まずは、1月19日から入試に突入していきます。
 

昨日、放課後の学習タイムに3年生の教室に行くと、ぴしっと学習をしていました。いい雰囲気。緊張感ありあり。こちらにもそれが伝わってきます。

生徒たちは大変ですが、こんな状況に置かれることも、大切なことです。


また日々の努力をしていく経験、自分の努力によって、勝ち取っていく体験は、一生忘れることができないと思いますし、大きな成長の礎となると思います。
 

じっくり問題を解いたり、間違ったところをみんなで修正したりしていました。
 

寒くなってきています。勤務する学校だけでなく、受験のみなさん、体調に気をつけながら、受験に向けての最後の取り組み、ラストスパートにベストを尽くして下さいね。ファイト。

保育実習について行きました

2016年12月13日 | 大分県
雨の一日。濡れ寒いといった感じで時間が過ぎていきました。今日は、3年生は、家庭科の保育実習で下郷保育所に行きました。外から園児のいい声がします。
 
現在、中学校の家庭科では、ちょっと難しい言葉ですが、4つの内容を学習しているんです。次のみなさんの中学校時代とはどうですか。

A 家族・家庭と子どもの成長
B 食生活と自立
C 衣生活・住生活と自立
D 身近な消費生活と環境

 

その中でAの「家族・家庭と子どもの成長」の中で、


○幼児の発達と生活の特徴を知り、子どもが育つ環境としての家族の役割について理解すること。
○幼児の観察や遊び道具の製作などの活動を通して、幼児の遊びの意義について理解すること。
○幼児と触れ合うなどの活動を通して、幼児への関心を深め、かかわり方を工夫できること。
○家族又は幼児の生活に関心をもち、課題をもって家族関係又は幼児の生活について工夫し、計画をたてて実践できること。


という指導内容があるんです。

その中で、保育実習を実施します。

保育実習ができるということは、下郷保育所の方々の理解と協力があったからこそ、生徒たちに学ばせることができました。あたたかく受け入れていただきました。


技能教科は、受験教科にはありませんが、成長していく中で、この時代に学んだことが生かされる時が必ずやってきます。大切な学ぶ時間です。
 


生徒たちが保育所に着いてから、園児が飛び跳ねるようにして、お迎えをしてくれました。いい出会い。嬉しいですね。



生徒も園児も笑顔いっぱいに、素敵な時間を過ごしました。体を使っていっぱいに遊んだり、ものづくりをしました。


またお遊戯会でのなかなかさまになっている、ダンス等を披露してくれました。優しい生徒たちですが、さらに生徒たちの表情がいいです。

こういった取り組みは、さらに思いやりを持ったり、さりげない心配りをするなど人として、成長させる支えを創ってくれているような気がしました。
 

特に帰りの車の中では、一生懸命に活動をしたせいか、「疲れた。でも楽しかった。」と言う声が出ていました。頑張った分だけ、肩の力が抜けたようです。
 
生徒一人に園児一人がつくような感じでしたので、園児もいっぱい甘えたり、いっぱい一緒に学んだりしました。生徒もたくさんのことを園児の行動から学んだと思います。


生徒たちは、家庭科から、○社会的な自立の基礎を培う ○家庭の家族の在り方や役割を理解するなど 生活の根本「生きる力」を育てていきます。

お水を汲みにうろうろ

2016年12月12日 | 大分県
休み明けの月曜日。ややお疲れモードでしたが、今日の夜、ある理由があって、いそいそと屋形の水、福土の水を汲みにうろうろしました。

屋形の水は、山からの水がどんどんと湧き出ています。取水口は1か所しかありません。何人か並んでいたので、暗い中でしたが、少し待ちました。
待ちながら、知らない人とのコミュニケーションです。


「ここの水はおいしいんですよ。」
といろいろ教えてもらいました。


容器が足らなくなったので、家に戻って、今度は福土の水を汲みに、いとこの家に直行。だれもいなかったので、汲んでいたら、帰ってきました。
「だれがおるかと思った。」
 
留守中にすみません。


山の中の高台にあります。水を汚すものがありません。きれいな水です。よく親戚の方が街から汲みにきています。

人気の水です。
 

修学旅行で、旅館のすぐそばにあった「祇園辻利」に行って、お茶の葉をお土産に買いました。この間の休みにわくわくと封を開けました。説明書通りにお茶を入れます。


「湯呑にお湯を注いで下さい」はい。~~「75度になったら、急須に移し替えて下さい」なるほど。~~「1分30秒たったら、湯呑にお茶を」了解。


家族に、

「お茶を入れたよ。」

と持っていくと、テレビの「べっぴんさん」を見ながら、いつものお茶のように、一気に・いっぺんに飲んでしまいました。



おいおい、そりゃ、ないやろ。集中して飲まな。まったく。

あわただしい月ですが、師走は、しばらくは、水で癒されましょう。おいしいお茶、コーヒー・・・ご飯。これで乗り切れるでしょう。

ごんぎつねの贈り物?

2016年12月11日 | 大分県
今日は青空が広がり、暖かい昼間でした。太陽が差し込む窓際で夕方、いつしか寝入っていました。のんびりとできた一日でした。
 

昨日は、山移小学校で「ふれあい集会」が開かれました。劇では素晴らしい演技の中で、会場を笑いや感動に包んでいました。


かつて、小学校に勤務していたときに、友だちから「ごんぎつね」を編集した「ごんだぬき」の脚本をもらいました。

クラスみんなで「ごんだぬき」を創っていきました。「ごん」が兵十に贈りものを届ける・・・といったストーリーです。「ごんぎつね」と一緒です。
 

最近、うちに、「ごんぎつね」が出てきているような、不思議な現象、出来事がおこっていました?「なぜこんなところから?」というような「贈りもの」が届けられます?
 

一昨日、「城島遊園地」の無料入園券が。その前は・・・。
なぜか。考えました。
 

わかりました。
 


きょうだいが、今、こちらでけがをして入院をしています。きょうだいの趣味は「懸賞」です。
 
 
当たる確率がすごい。先日は、当選してベトナムまで行っています。経験がものをいいます。中学生の時に、懸賞を出して、親子で東京のスイス大使館へ。そこでまた

当選をして、スイスの時計を貰っています。ねんきが入っています。
 

姉の子どものお嫁さんまでもがその影響を受けています。
 

おとといは、きょうだいが出した懸賞があたって、当選して、わたしの名前が新聞に出ていました。

今日、お見舞いに行った時もご飯などを食べるベッドの上のテーブルに、書かれた懸賞のはがきが置かれていました。
 

まあ、リハビリと言えば、リハビリでしょうが、本当は、足のリハビリなのに、しっかりと手のリハビリができています。
 
 

その懸命な?リハビリの姿に刺激を受けて、こちらも懸賞を出しました。どうなったと思います?

なんと・・・。心をこめて書いた葉書が舞い戻ってきました。付箋紙付きで。
2円足りませんでした。

まだ何枚か、戻ってくると思います。50円葉書だったのです。今は、52円。
まだまだとうてい足元には及びません。

「懸賞の 初期化設定 葉書かな」
 


山移小のふれあい集会&東龍コンサート

2016年12月10日 | 大分県
12月もいつしか10日を過ぎています。生徒たちの冬休みもあとわずかです。
 

そんな師走の土曜日にいろんな行事が行われました。「山移小学校ふれあい集会」「ステップアップ講座」「東九州龍谷高校吹奏楽部演奏会」の3つの行事に参加をしました。
 

「山移小学校ふれあい集会」は、地区をあげての学校の伝統的な行事です。午前中はお餅つき。午後からは文化祭的な行事が行われました。現在、山移小学校の児童数は5年生2名です。


この5年生が卒業する年に閉校となります。あと1年と少しで学校の歴史も終わりとなります。山移小学校出身の同級生もたくさんいます。


しかし、過疎化の中で、子どもたちの数も激減しました。
 

ちょっと寂しく感じますが、そんな中でも、地区をあげてのふれあい集会は盛り上がりました。子どもたちも餅を地域の方や先生方と一生懸命についています。とても賑やかな校庭でした。
 

おもちやいのししの焼肉、団子汁、おむすびなどをしっかり食べました。
 
午後からは、子どもたちの劇、神楽などを堪能しました。劇は、子ども、全職員で創り上げていました。子どもたちもすごい。


先生たちも抜群の劇のうまさです。卒業生もちょい役、ライトは、昨年までの校長先生が担当です。

地域題材とした劇に取り組んでいました。効果音、背景画も立派で、見応え十分でした。地域の方から大きな拍手を浴びていました。拍手喝采です。
 

地域と学校が一体となっていることを感じました。来年は、最後の運動会、ふれあい集会になるので、もっともっと盛り上がっていくことでしょう。
 

子どもたちが「地域の宝」ということを感じました。
 

そして少しだけ、「ステップアップ講座」に参加してから、中津文化会館に。「東九州龍谷高校吹奏楽部演奏会」に行きました。
 

こういった大きなステージを経験できる生徒たちは幸せです。吹奏楽部員の中にはるちゃんや、また司会進行にもせいしろうくんなどかつての生徒たちが活躍をしていました。
 

しっとりとした曲、エネルギッシュな曲など素敵なメロディが会場に響きました。また吹奏楽部の演奏にのって、「ナムナムガールズ」の出演です。会場も沸き上がりました。
 

楽しい時間をいただきました。
 

演奏が終わったはるちゃんたちはいい笑顔をしていました。お疲れ様でした。
 

時間が流れていきましたが、子どもたちのしっかりとした活動をしっかりと見ることができました。

みんなで育てるんです

2016年12月09日 | 大分県
今日は、来客があり、授業を見ていただいたり、学校の運営などの説明をしていきました。また意見もいただきました。

いろんな方が、あたたかく勤務する学校の様子や子どもたちの姿を見ていただくのはとても嬉しく思います。
 

先日、NHKの連続テレビ小説を見ていました。
 

子どもの動きが激しく、子育てに悩んでいる「良子さん」の夫に「すみれさん」の子どもを預かっている女中の方が、

「手のかかる子はええ悪いやなくて、人の何倍も手のかかる子はおるんです。何倍も手をかけてあげたらええんです。みんなで育てるんです。一人で悩まないで。」と言ったことをアドバイスしていきます。
 


そして、仕事場の「キアリス」のみんなで育てていこうとします。とても大切なことだと思いました。

 
「叱っても叱ってもなかなか言うことを聞かない」、「他の子どもと比較して、自分の子どもは違うと劣等感を持つ」「親の思いと違う行動を多く取る」


など、子育てで悩んでいるお母さんや家族は多いと思います。あげくの果てには、育児放棄、虐待につながっているケースもあると思います。


お母さん一人で子育ての責任を負ってしまうと、子の成長のモデルはお母さんだけになってしまいます。

「お母さんがこけたら、子もこけた。」
になってしまい、負のスパイラルにまきこまれてしまいがちになります。

そうならないように、子どもをお母さんだけが抱え込むのではなく、たくさんの人に出会わせることは大切だと感じます。かつては大家族の中での生活でした。

時代が変わり、核家族化となり、地域社会での関わりも薄くなっています。携帯電話やメール機能などの普及により、顔を見なくて人とつきあえる環境ができあがっています。

その文化を引き受ける分だけ、意識的に「フェイス トゥ フェイス」の多くの出会いを大切にする関わりをしていかなくてはなりません。


お母さんがうまくいかなくても、きっと周りの人がサポートしてくれます。さらに子どもがたくさんの人をモデルとする機会があり、たくましい「人」へと成長していく大きな要素となります。


「人を思いやる」「人に優しく」「困難にもしっかり立ち向かう」そういった要素は、家族はもちろん、たくさんの関わりの中で育ってきます。

これから時代がさらに複雑化されていく中、どういった「人」に育てるかは、重要な課題ですが、答えは、簡単。

「みんなで育てるんです。」
 


今週になってから、相談を受けたケースがありました。相手の方も一人で悩まず「相談をする」ということも大切な行動だと思います。

わたしも、自分だけで請け負うのではなく、「見方を広げる」「関わりを持たせる」つまり、「つなげる」方向性で話をしました。
 


ちょっとしたところに生きていくためのヒントがあります。

電話での再会Ⅱ

2016年12月08日 | 大分県
師走。本当に時間が走っていきます。置いてきぼりを食らわないように、後方からでも、ついていかなければという思いはありますが。
 

昨日の続きの「電話での再会」です。

電話をかけたり、かかったりしながら、行き違いで、時間が過ぎていて、気になっていたのですが、おととい、えんやっと通じました。Mさんです。進路決定の時、あっけらかんと、
「就職します。」
 

その後、社会人として頑張っていました。働きぶりを見る機会がありました。

職場体験でMさんの職場に行ったときです。「いるかなあ。」と思って、職員の方に言いました。Mさんの働いている場所まで、連れて行ってもらいました。しっかりていねいに仕事をこなしていました。
 


そして、電話で。

「結婚しました。」「子どもも産まれます。」「家も建てました。」

すごい。

「3つのおめでただね。」
嬉しい知らせでした。
 


かつての生徒たちが、幸せになっていくことがとても幸せな気分になります。

生徒たちがそうなる土台を創るための、生徒たちへの関わりも大切にしたいと思います。

電話での再会Ⅰ

2016年12月07日 | 大分県
この冬、一番の寒い朝でした。車のフロントガラスはしっかりと凍っていました。朝、家を出るときは0度。9時前に津民小学校に行きましたが、まだ1度の状態でした。


そろそろスタッドレスタイヤが必要となってくるのでしょうか。


しかし、津民小学校への行き帰りの道は少し色が冷めたもみじも何となく趣がありました。紅葉シーズンではありますが、ちょっとその美しさを写真で感じて下さい☆
 

そんな12月もあっという間に過ぎていっていますが、このところ、いろんなかつての生徒との面白いエピソードができています。
 


昨日のことです。きょうだいが入院している、前のベッドの人のお孫さんがかつての生徒のとおるくんであることが分かりました。とても優しいです。電話が部屋からかかってきました。


「優しいね。しっかりおばあちゃんのお見舞いに行っているんだね。」
と言うと、
「心配やからね。」
 


いろいろと心配させられる?こともありましたが、部活にも学校生活の中でも活躍をしていました。何年か前、メールでやりとりしましたが、もう結婚もしてしっかりパパになっています。


そんな話もすることができました。頼もしく嬉しく感じました。
 


そして、今日は、まなみさんから電話がかかってきました。

「1月に成人式があるのですが、夜、学年、みんなで集まるので、来てくれませんか。」

という内容でした。時間が経っても覚えていてくれるのが嬉しいです。まなみさんは、支援学校の運動会や文化祭に行くと、よくボランティアをしていました。運営のサポートする姿を見かけていました。

今は、高校を出てから、看護師の道を歩いています。


「勉強も大変です。試験もあるんです。」


でもその頑張りの裏には、「看護師になる」というまなみさんの思いがしっかり詰まっていました。またみんなが集まるお世話をしているというまなみさんの姿も素敵です。
 


それぞれの立場の中で、しっかり自立して歩いています。エネルギーと心の成長は、しっかり追い越されているような気がしました。

1年間の成長を感じて~里帰り発表会~

2016年12月06日 | 大分県
今日は、中学校1年生の「里帰り発表会」が行われました。1年生がそれぞれの母校の小学校に行って、中学校生活を紹介するという企画です。

小学生が安心して中学校に入学して欲しいという願いを込めています。
 

先週、来校された方が雑誌をおいて行きました。ふと裏表紙をに目が留まりました。見ると、このようなエッセイがありました。
「一期一会の心持ちで」というテーマでした。


「私たちは出会いと別れを繰り返しながら人生を歩んでいます。その中で、心に深く刻まれる出会いがあります。


それは大きな愛で包まれるような安心感を得た時でもあり、また自分の生き方の指針となるものに触れたときであるといえるでしょう。

そのとき、私たちの胸の奥に勇気や優しさが湧き上がり、よりよく生きるためのエネルギーが満ちてくるのです。
 

そうした出会いを生み出せるか否かは、自分自身の心がけ次第です。常に「一期一会」の心持ちで、一つ一つの出会いを大切に積み重ねていきたいものです。」

 



今日、城井小学校に行った1年生が、小学生に、

「中学校は、いろんな小学校から友だちが集まってきて、友だちと話をしたり、遊んだりすることが楽しいですよ。」

と話の中で伝えていました。

小学校から中学校へと入学するときにまたたくさんの友だちや先生たちと出会います。きっと伝えた生徒は、いっぱいの「いい出会い」をしたのでしょう。


そのために、相手を気持ちを大切にするとか、あたたかいコミュニケーションをとる、友だちの良さを学ぶなど前向きな心がけがあったのだと思います。



昨年小学校を回りながら、今の中学校1年生の小学校6年生の姿を見てきました。


そして、1年が経ちました。ずいぶんと心も体も頼もしく成長していることを感じました。いい笑顔で小学生と接していました。今年の3月まで小学校に在籍していた先輩がやってきてとても嬉しそうで、ハイテンションでした。


また今の6年生もたくさんの出会いと経験で同じ道を歩んでいくでしょう。成長に期待しています。



中学校1年生のみなさん、おつかれさまでした。そして、6年生の入学を楽しみにしています。

時間が流れる~受験も近づく~

2016年12月05日 | Weblog
週末は、忘年会などが続きます。そして平日は、年末となり、進路のことなどでも出張や書類整理、会議などで盛りだくさんとなります。時間が流れるように過ぎていきます。


先日、

「仕事が追われるうちが花」
と先輩諸氏が言っていました。

花かどうかは分かりませんが、頑張りましょう。
 

来月の中旬からいよいよ高校入試が始まります。まだまだと思っていたら、あと1ヶ月後です。今日は、3年生の三者面談の最終日でした。

もう一度、1月に行われますが、推薦希望者や私立の専願希望者は、この三者面談で受験校が決定しました。3年生も先生も三者面談で話したことをしっかりと職員室に戻ってきてからまとめています。


大切な時期です。
 

生徒たちは、高校生活を迎えるための受験突破に向けて、ラストスパートの時期となっています。三者面談の会場をのぞくと緊張感のある部屋となっています。
 

生徒たちにとっては、「受験」という初めての壁。高校合格がすべてではありませんが、これを乗り越えていくための取り組みも大切な試練と経験です。自分で努力して自分で道を切り拓いていくのです。
  

遙か昔のことで時代もまた違いますが、わたしの中学校の3年生の時代が、思い出されます。

 

三者面談では母が来て、担任の先生と一緒に進路について話したことが懐かしく感じられます。励まされた言葉などまだ覚えています。今でもその時の様子がしっかり心の中に焼き付いています。



縁あって母校で勤務していますが、当時の姿と後輩たちの今の姿をだぶらせてみることがあります。
 


しっかりと最後まで応援をしていきたいと思っています。

写真は、母校の旧校舎です。

凶も吉?~きょうだいの入院~

2016年12月03日 | 大分県
考えれば災難も災難ではないことかも知れません。先日、遠方から久しぶりにきょうだいが遊びに来て泊まっていました。

次の日の朝、中津駅まで車で荷物を積み込んで行くことになっていました。


最後、きょうだいが、家の前の川の写真をということで、撮っていた最中に階段で踏み外して、骨折。入院。手術ということになりました。


あらあ、災難。
 


手術にも立ち会いました。経過はいいのですが、これからリハビリも始まります。
 

昨日、今日と子どもたちとお見舞いに行きました。心配して、ほかのきょうだいたちも病院に。親戚中がお見舞いに。ふだん、なかなかゆっくりと話ができない親戚の人たちにも会えているようです。


めい夫婦が心配して、遠くから子どもを連れて病院に。まあ、病院もにぎやか。足だけが悪いので、口もさかしいです。
 



いろんな災難も大変なことが多いのですが、いいように考えれば、人がつながっていく機会、悪いことだらけではないような気がします。


今日は、めいたち夫婦が、

「せっかく中津に来たから中津唐揚げを食べたい。」

ということでした。「中津唐揚げ」も名前が売れています。
 


早速、昼ご飯、同級生が営んでいる食事処に行き、おいしく食べました。


しばらくぶりにめいたちの家族に会うことができました。それでも昼食を食べてからも、めいたちは病院に戻っていました。優しい。
 

見方をちょっと大きく広げると、生きていく中で、どんなことがあってもその場所から見える「ホットスポット」もあるはずですよね。
 


いろいろドタキャンしていることもありますが、すみません。



冬の花火大会~禅海ふるさとまつり~

2016年12月03日 | 大分県
年の瀬が迫り、毎年恒例の行事も行われています。毎年このシーズンに開催されています。退職された先生方には、若い頃にお世話になった先生方も来られていました。


懐かしく感じました。


また元気でおられることがとてもうれしく思います。現職から今の教育現場の状況が提起されました。


退職された先生からは、退職して今、取り組んでいることなどが紹介され、ゆっくりと懇談することができました。
 

一方では、今までとは違った地域での行事がありました。青の洞門で「禅海ふるさとまつり」が行われました。夜は、花火大会です。家族で花火大会に行きました。


かつては、夏のお盆の近くに花火大会が行われていました。市町村合併になったりする中で、このお祭りの規模も縮小され、花火大会も開けなくなってしまいました。
 

本耶馬渓の小学校に勤務している時に、子どもたちと仮装大会やまっかせなどの盆踊りに出たりしながら、花火も楽しんだことが心に残る大切な思い出です。

また我が子など家族との思い出もあります。


「復活できてよかった。」

とは、今回の禅海ふるさとまつりをリードしてきている一人のともくんの克服してのお祭りです。
 

天気もよし。冬の花火大会でしたが、あまり寒さも感じませんでした。絶好のコンディション。空には、上弦の月と金星が美しく仲良く並んで、花火大会を鑑賞しています。


「響き~競秀峰に響き渡る「打ち上げ花火」~」


花火大会のテーマです。打ち上げられた花火の音が競秀峰にぶち当たって、迫力ある音となって響きます。山国川の上空に大きな花を開かせます。また川面その花が映し出されます。


歓声が上がりました。
 

過疎化が進んでいくふるさとに活気が戻りました。ふるさとの空がきれいに染められていきました。
 


冬の花火も趣があります。見に行かれていない方は写真で楽しんで下さい。

危機意識をもつこと

2016年12月02日 | 大分県
冬。空気も乾燥してきます。空気が乾燥していると、火災も発生しやすくなりやすいです。みんなで気をつけたいものです。



そんな中で、期末テストが終了した今日の午後、「火災避難訓練」を実施しました。消防署の方が見えられて、協力してくれた中での訓練です。



学校だけで実施しようと思うと、どうしても取り組みが甘くなったり、わたしたちの思いだけでの訓練となります。防火のプロの消防署員の方の指導の下で、訓練を行うことで緊張感が走ります。



わたしたちは「子どもの命を守る」ことが使命です。昨日は、愛媛県の学習塾で中学生8名が学習しているところで火災が発生をしました。テレビの映像で見ると、驚くほどの勢いの火災でした。びっくりです。



死亡した人やけがをした人はいませんでしたが、どのような思いで生徒たちは逃げたのでしょうか。
 

今日は、火災報知器を鳴らし、「火災発生」という教頭先生の放送からすべてが動き出しました。事前に消防署員の方が訓練することを消防署の司令室に通知していました。



そこで、わたしが担当になっていたので、実際に119番に電話をしました。これが冷静でないと受け答えが難しいことを感じました。
 


まちがいなく電話で、119を押すと、司令室が出ました。
「訓練火災です。」
という一声を出しました。


すると、矢継ぎ早に質問が来ます。
 


「お名前は。」「住所は。」「出火場所は。」「火災は何階ですか。」「初期消火をしましたか。」「けがをしている人はいませんか。」「火が天井まで上がっていたらすぐに逃げて下さい。」「電話番号は。」
 

恐怖や緊張の中での電話であると、消防署の電話番号も119か110かも分からなくなってしまうかも知れない状況の中での質問となります。
 


生徒たちも素早く決められた場所に避難しました。火災は学校だけではありません。


学校、自宅、昨日のような塾、スーパー、ホテルなどわたしたちはどこで、どのように火災が発生するか見当がつきません。


可能な限り、危機意識は持っておきたいものです。
 

消防署との連携の中での訓練。1回1回に学ぶものがあります。



担当の先生が最後に言いましたが、
「まずは、火災を起こさないこと。」
です。

そして、危機意識を持つ大切さだと感じました。
 


みなさん、気をつけましょうね。

いっぱいのいいこと

2016年12月01日 | 大分県
今日から12月。あの暑い夏・・・昨日のように思えるのですが、秋が過ぎ、もう冬。月日が、季節が移り変わっていく早さを感じます。
 

このところ、学校にいると、年末になっているのか、来客が多いです。懐かしい方にも会える機会があり、嬉しい再会が多いです。昨日もいましたが、今日は2人のお客様がありました。
 

かつて数年前に日田に勤務していたときのA校長先生。「どうしているかなあ。」といつもの優しい口調で入ってきました。

日田とは当時、今ほど、人事交流がなかったので、勤務した五馬中学校では、知り合いの先生もほとんどいませんでした。


先日の日田での入試説明会で、一緒に勤務した2人の先生方にお会いしました。

今では、懐かしい話で賑わいますが、当時は、赴任した直後は緊張感の中での生活でした。
 


そんな中で、優しく包み込むようなA校長先生とはわたしにとって、大切な出会いだったと思います。いろんなことを教えていただきました。兄貴のような存在でした。

こっちは嬉しくても校長先生はどうだったか分かりませんが、学校に来た人からよく、

「あなたたちは兄弟みたいですね。」

と言われていました。
 


もちろん学校でも学ばせてもらいましたが、野球観戦に夜の街に楽しませてもらいました。

今日も懐かしい話に華を咲かせながら、先生の今の話も聞かせてもらいました。退職されてからもますます輝いています。
 

車が見えなくなるまで見送りました。 そして、すぐにかつてお世話になった方から「学校に行ってもいいですか。」という電話があり、来校してくれました。
 

いい笑顔で、数冊の本を持って来てくれました。


「私が読んで、とても感動したので、読んでみませんか。」

と数冊持って来てくれました。以前勤務した時に、知り合いになりました。

学校だよりなどもいつも持って行っていました。優しく立ち寄ったときに自作のジャム等をいただいていた奥様が病気だとかで、なんとなく寂しさも表情からありました。

まだまだご夫妻が元気でいることがこちらにも励みとなります。

でも突然の嬉しい訪問でした。
 

あっという間に午前中が過ぎようとしていました。



そして、今日から期末テストが始まっています。テストの様子を見にいきました。

そこでも嬉しいことが。ちょっと姿勢が悪い生徒がいたので、注意をしました。そこから嬉しいことがありました。
 

すっとそれを直して、問題用紙と向かい合っていました。生徒から爽やかさをもらいました。

ちょっと言ったことを自分の中できちんと処理をして、修正をする。かんたんなようですが、現代の子どもたち、うまい具合にいきません。

生徒の嬉しい姿を学年の先生に伝えました。

そして、学年の先生が、帰りの会の時

「今日、嬉しいことがあったよ。」

と、クラスのみんなに話をしてくれました。その内容にまた感動と嬉しさがありました。
先生にも感謝をしています。
 

たくさんいいことをいっぱいもらった一日でした。