かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「真夏の空の下での野球」

2017年07月16日 | 大分県
暑い一日でした。朝から、真夏の太陽が照り付けていました。朝、7時40分、野球場集合でした。大分県実年野球の中津地区予選が行われます。眠たく重い体で、野球場に向かいました。


時間は、きちんと守っているのですが、もうメンバーは来ています。


早い。
 

この大会に備えて、1か月ちょっと日曜日ごとに練習をしてきました。厳しい?リーダーの下で、頑張ってきましたが・・・。
 

今日は、代表決定戦です。勝てば、県大会。グランドに入って歩くだけで、暑いです。走ったら、もっと暑いです。汗だらだらです。
 

スポーツ飲料を飲んだりしながら、熱中症にならないように、細心の注意をしていました。


今日は、キャッチャーでのスタートです。防具をつけると、もうなんとも言えない暑さが体にこもります。相手は、ほとんどの試合で優勝しているチームです。見ただけで、相手が強いのが・・・わかります。



いやいやそれでも是が非でも県大会に出たいという願いでしたが、見事にも初回から打ち砕かれました。
 


初回2アウトまで順調にとったのですが、エラー、ヒットなどで大量失点。ちーん。2回、順調にアウトをとっていったのですが、さらに大量失点でちーん。


3回途中、ランナーが出て、ピッチャー交代。
もう、熱中症寸前。
「ピッチャーお願い。」


防具を脱いで体がほっかほっかのままで、マウンドに上がりました。コントロールが定まらず、ストライクを取りにいって痛打。ちーん。



4回、5回は、無失点で抑えたのですが、敗れました。



久しぶりに幼馴染とバッテリーを組めたこともうれしかったです。チームのまとまりだけは、強いのですが。はいっ。センター前に一本だけ久しぶりにヒットが出たことが何より。



10月にもう一度、大きな大会があるのですが、修学旅行とかぶっているので、参加できません。今
シーズンは、この一回で終わりとなります。


ちーん。

「真夏の空まであとわずか」

2017年07月15日 | 大分県
昨日、放課後、学校のテニスコートに行きました。梅雨が終わったかのような天気で、生徒たちは、ボールを懸命に追いかけていました。しばらくその様子を見ていました。
 

新チームで頑張っている生徒、県総体に向けて調整をしていると生徒とそれぞれの目標をもって頑張っている姿が頼もしく感じることができました。おそらく来週は、梅雨が明けることでしょう。

昨日、
「Seriaだけど、よかったら。」
ということで、便箋をもらいました。感謝。



これから、梅雨が明けて、真夏の空の下での真夏の言葉と真夏の様子をブログの中で、伝えていくことができたらと思います。
 


今日は、夏だからこその一日でした。降り続く雨の中で、畑の草が伸び放題でした。
「ごめんね。」
と隣りの田んぼのNさんに。
 


今日は、昨日の夜のお寿司を食べながらの懇親会とはうって変わっての過酷?な朝となりました。


気合いを入れて、畑に行きました。草が茂りすぎて、どこから手をつけていいかわからない。暑い。汗がしたたり落ちます。悪戦苦闘の末、なんとか、形なりとも草刈りができました。




草の中に、ザクロ、イチジクの実、ブルーベリーなどができていました。ビフォー、アフターです。畑も夏になっています。
 


それが終わってから、8月22日に行われる地区のお祭りの抽選会の景品の購入に地区の人たちと量販店へ。10000円の賞品、3000円の賞品・・・いろんなバージョンの品物を。
 


去年は、

「これ当たらないかなあ。」


と思って、買ったメッシュの敷布団が見事当たりました。感激。今年も「これ当たらんかなあ。」と思いながら、ショッピングカートに載せていきました。欲しいのがいっぱい。
 

お祭りの日は、たぶん、天気もいいかなあ。
 

夏がやってきました。

「生徒たちの頑張りを感じながら~職場体験~」

2017年07月14日 | 大分県
週末となりました。今週は、災害において「物や学校の運営など」の後かたづけがあり、あっという間に一週間が過ぎていきました。そんな中で、生徒たちのいろんな頑張りを見ることができました。



今日は、3年生は、実力テストです。2年生は、昨日から今日にかけて職場体験をしています。


昨日は、1年生の放課後学習に一緒に参加させてもらいました。1年の生徒もみんなも一生懸命に理科の問題に頑張っていました。あとから、問題を出させてもらったりしながら、こちらも楽しみながら、時間を過ごしました。
 

2年の生徒たちは、職場の体験をするために、いろんな事業所に行っています。近くの農産物の販売所である「旬菜館」だけに行ってみました。

エリアが広いので、何かあったときのために、学校で待機をしていました。
 

学年部の先生方が、ずっと事業所を回っていました。活動している写真を見せてもらったりしながら、生徒たちの頑張りを感じていました。
 

今日は、10時30分からノースFMで、耶馬溪中学校出身の角谷朋美さんがパーソナリティをしている「ジモッシュGO!GO!」の番組を職員室で聴きました。



昨日から、ノースFMでも体験をしています。アナウンサー志望の生徒が参加をしています。



今日は、番組に出演ということで、職員室にいる先生方と生徒たちの奮闘ぶりをラジオから感じました。


担任の先生の紹介をするときの思いがけないトークに職員室は、笑いに包まれました。角谷さんとしっかりと絡んで?いました。
 


職業のほんの一部でありますが、仕事の内容を知ったり、社会に貢献している人たちの様子を知ったり、多くのことを学んだ2日間であったと思います。



5月に高校の先生から学んだように、生徒が計画をもって自分の夢を実現させていってもらいたいと思います。
 


旬菜館に行って買い物をしました。生徒がていねいに買った「ブルーベリー」と「サンドウィッチ」を袋に入れてくれました。

「ありがとうございました。」


の声。ちょっと恥ずかしい気持ちもあったと思いますが、接客をしていました。
 


たくさんの体験を通して、生徒たちには、さらに大きく成長しながら、それぞれの職業についてもらいたいですね。事業所のみなさま、お世話になりました。

「あたりまえであることの感動&「第15回つながりの会」のご案内」

2017年07月13日 | Weblog
あたりまえがあたりまえであることの感動を感じた朝でした。朝起きて外を見ると、青空が広がっていました。山にかかる霧。一日の天気の良さを予感させます。



空気も新鮮です。


今日から、すべての地区で自転車通学が可能となりました。学校前の道路が陥没しているところに仮設の歩道と自転車道を作っていただきました。ちょっと狭いところは広げてくれたり、心配りをしてもらうことができました。
 

今日の朝も、支所の方が、現場を写真に撮りながら、生徒が通学する前に点検をしてくれていました。感謝です。生徒たちもうれしいのでしょう。満面のいい笑顔とあいさつで仮設の道路を通っていきました。ちょっと感動しました。


一緒にいた先生と、「感動ですね。」と話をしました。


青空、山にかかった美しい霧、ひまわり、生徒の笑顔・・・なにもかもが、新鮮でした。



交通指導に立ってくれていた環境整備をしてくれる職員のS山さんと「あたりまえであることがこんなに幸せなんですね。」と言いながら、学校に戻っていきました。
 

そんな中で・・・予定されていた「つながりの会」を8月6日に開催します。ぜひぜひ、気軽に参加をして下さいね。たぶん、それまでには、道路事情も少し改善をされると思います。


道路事情については、またお知らせします。



「第15回つながりの会」を8月6日(日曜日)に開催します。ご案内をします。



いろんな思いなどについてちょっと話すだけで、いい刺激をもらえたり、参考になったり、感動したり・・・楽しく気持ちが楽になったりします。


またその中で、今まで近くにいるんだけれど、知らなかった人ともつながりをもつことができるかなと思います。



8月の「つながりの会」は、前回のやまちゃんに続いて、ぜいたくなラインナップです。元保健師で看護師でもある宮永直美さんの「体のトリセツ」のお話と井戸端会議です。  


①「体のトリセツ」
 □19:00~19:45
      ○テーマ「体のトリセツ」
今話題の宮永直美さんの話です。身近に話を聴くことができるいい機会です。思春期の体、また大人の体の取り扱い?!について、命の重みについて、話を聴いてみませんか。

必ず心に残る話になります。確実です。
□20:00~21:00

②井戸端会議です。
 □19:45~21:00
 


もう一度確認します。


       
(1)日時 8月6日(日) 18時30分からです。

(2)場所 かったかくんの家 

(3)会費 無料

(4)定員は20名程度(資料やカレーの関係で、事前に連絡下さいね。)

(5)プログラム
○18時30分 
    カレータイム
○19時    
    みやながなおみさんの話
○20時
    井戸端会議 (終了21時です)



               
(6)その他
○車は、坂のところに止めて下さいね。
○おかせいできる方は、17時30分にお願いします。   
 


みんなで楽しみませんか。 子どもたちも勉強する部屋を用意します。みやながさんの話。
ぜいたくなつながりの会の時間となります。

「子どもたちからもらえる元気」

2017年07月12日 | 大分県
昨日のスピード感と機動力ではありませんが、いよいよ明日から、いつもの通学方法に戻ります。わずか1週間で、学校の生活は、ほぼいつもの姿となります。


いろんな方々のおかげです。


自転車通学生が多いので、放課後、全校生徒集会を開いて、明日からの通学についての指導と話をしていきました。
 


生徒指導の先生が具体的に気をつけなければならないことについての話をしてくれました。今回の災害の中で、周りの方が、生徒みんなの安全や環境の復旧に尽くしてくれました。それとともに、生徒みんなの命を守ることに最善の努力をしてくれました。



わたしは、周りの人たちが支えてくれていることに感謝しながら、明日からの通学の中で、生徒みんなが自分の命を守って欲しいということを伝えました。
 



今日は、午前中の市内のすべての学校の校長先生の会議で、今回の災害についての話題をしていきました。たくさん学校がある中で、置かれている自然の環境が違います。



今回災害があったところから距離がある学校は、今回の災害の状況や対応でもよく知らない先生も多いです。それは、仕方がないことだと思います。



しかし、機会がある中で、情報を共有していくことは、いつ、どこで災害がおきるかわからない中で、子どもたちの命を守っていくために、大切なことだと思います。
 



水害、台風、雪害、地震・・・最近は、ひとたび、災害がおきると被害の規模は大きいものがあります。わたしの学校のことは知っていますが、他校の話も聞くと、驚きと学びがあります。


自戒の中で、危機管理に対して、敏感でありたいと思います。
 



そんな中で、今日、会議が行われた豊陽中学校の授業の様子も参観させてもらいました。生徒たちは一生懸命に頑張っていました。以前、一緒に勤務させてもらった先生も、あのときのように、生徒たちとしっかり向かい合っている姿に尊敬をします。



学校全体の学習の環境、掲示物なども学ぶところが多くありました。生徒たちの頑張る姿は元気がもらえます。
 


勤務する学校に戻ってから、今度は、校内の研究会があり、理科の授業を見ました。



このところ、災害のいろんな対応があって、なかなか生徒たちの授業の様子を見ることができませんでしたが、生徒たちの姿を見ることが、安心感とやる気を覚えます。



授業のあとは、協議でした。


「ちょっとした発想や工夫で、生徒たちが意欲的に授業に参加する。」



ことを感じました。真剣に物質の性質を調べるために、実験しながら学んでいる生徒の姿がうれしく感じました。
 


「あのAの物質は、やっぱり・・・だったんだね。」

と生徒が楽しそうに、参観に来られた先生と話しながら、理科室から、教室に戻っている様子がほのぼのとしていました。
 


いいね。

「スピード感と機動力」

2017年07月11日 | 大分県
朝、校舎の上を見上げると、渡り鳥が校舎の上を隊列をつくって飛んでいます。生命の不思議さ、鳥の持つ習性のすごさを感じました。




あの災害の日から明日で1週間となります。ふるさとの人たちは、恐怖を感じる時間とその後の対応で追われる一週間であったと思います。



近隣では惨劇の中の状態ですが、ふるさとでは、生命に関わることはありませんでした。近隣の地区でなくなられた方、まだ行方不明の方がいることは、つらいことです。
 

2012年の水害があっただけに、今回は、先を見据えた「スピード感」「機動力」をもって、みんなが対応をしていることに、驚きと素晴らしさと信頼を感じることができます。
 


今日も、道路の陥没したところの対応をしていただきました。




通学路のついて、要望したいことがあったので、関係の機関に連絡しました。ちょっとほかのことをしていると、電話がかかってきました。どこにいるのかと思うと、要望した現場に来てくれています。


すぐにこちらが向かいました。
 

一つひとつがカードを早送りでめくるように、課題がいい方向に向かっています。
 

また20数年ぶりに会う市役所の方が、通学路のことで学校に来てくれました。

危険区域の緻密な図面を持ってきてくれました。雨の中、傘をさしながら、回ってくれたそうです。
「ペアで活動をしていったんですよ。」
 


わたしが知っているのは、学校関係のことですが、たくさんの人が、住民の生活を守っています。みんなすごいです。


このようにして、
「暮らしが守られている」
んだと多くの関係の方々の動きを見て感じますし、感謝します。



「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」


と言いますが、苦しいときほど、つながりあいながら、平穏な日々に近づけるように努力をしていきたいですね。

「災害からの復活の光」

2017年07月10日 | 大分県
久しぶりに学校日の朝に雨が降らなかったような気がします。今日から、生徒たちの登校も、関係機関の方々の支援の中で、変化してくる貴重な朝となりました。
 

朝、城井小学校に行きました。城井小学校区からマイクロバスが出る日の初日です。災害がおきてから、道路が陥没した関係で、通学手段が保護者の送迎に頼るしかありませんでした。


しかし、城井小学校区からマイクロバスが出るようになって、通学手段が増えました。


下郷地区からも同様です。昨日の国道歩道の清掃によって、自転車通学ができる生徒ができました。少しずつ災害からの復活が見えてきています。
 


今日は、何人かの先生方と城井小学校からの自転車通学に備えて、災害以来初めて、生徒の通学範囲のサイクリングロードに点検をしました。


自転車で片道6キロをこぎに・・・こぎました。大きく被害を受けている箇所はありませんでしたが、流木や土砂がサイクリングロードを覆っている場所が何カ所かありました。


すでに建設会社などが入って、整備をしているところもありました。危険箇所の写真を撮ったりしていきました。湿度も高かったので、汗びっしょりになりました。
 
「ちょっと痩せたかな。」

と某来客に。「ううん、まあ・・・。」

ここまで生徒たちが安全に過ごせることができていることは、いろんな方の支援があるからだということを感じます。


「いろんなサポートに対して、感謝しなければならないです。」


ということを昼休みに、マイクロバスで通学する地区の生徒を集めたときに、生徒指導担当などから、話をしていきました。
 


今日、マイクロバスで帰る時の生徒は、笑顔いっぱいでした。見送る生徒や先生、そして、バスに乗っている生徒が手を振りあっているのが、とてもあたたかさを感じました。いい感じでした。


通学方法も、少しずつ変化していくので、一日の中でも微調整をすることも多くあります。先生方もしっかり共通理解しながら、対応をするように役割分担もしていっています。
 


サイクリングセンターから自転車を借りて、点検をしました。自転車を返してから、山の様子や学校の周辺を見るために、朝日ヶ丘に車で上りました。



山肌が茶色になっているところ、つまりがけくずれがおきている箇所もほとんどなく、災害が最小限に留まっていることに安心感を覚えます。



しかし、2012年の九州北部豪雨の時は、2回襲ってきたので、まだまだ油断ができません。
 

今日は、サイクリングロードなどで撮った、きれいなふるさとの風景の写真を掲載しますね。

「前に進むために~絆~」

2017年07月09日 | 大分県
今日も朝から雨が降ったり止んだりしていました。梅雨の終わり近くになっていることは理解できますが、それにしても無常の雨が降ります。
 

朝の9時から、国道の歩道の清掃作業となっています。学校を起点として、現在は、ほとんどの生徒が保護者の送り迎えに頼るしかない状態になっていました。保護者も仕事がある関係で、早く解決をしなければならない課題となっていました。



通学方法を増やすために、4地区からの通学の方法を考えていきました。
 

その一つとして、今日は、下郷地区からの通学方法を増やすために、国道歩道の清掃活動を行いました。メールやホームページ、連絡網などで参加者を呼びかけました。また中津市役所耶馬溪支所の方々、中津市教育委員会の支援のもとに清掃活動実施となりました。どのくらい作業に参加してくれるのかわかりませんでした。
 



支所長さん、教育長さんをはじめ、たくさんの方々、早朝から作業にやってきてくれました。



雨のために、生徒の参加は、取りやめました。しかし、保護者の方々、中津市教育委員会の職員の方々、支所の職員の方々、中津市しもげ商工会青年部の方々、先生方、九州各県の災害ボランティアの方々など100名を超える人が、旬菜館の駐車場にやってきてくれました。



この歩道の整備ができると、下郷地区からの生徒の一部が自転車通学も可能となります。
 

一斉に作業が始まりました。冠水のために一番砂や泥があるところは、商工会の青年部の人たちが除去してくれました。


あとから「大変だったあ。」と言っていましたが、生徒たちのために、ボランティアをかってでてくれ、感謝しています。



保護者の方も、たくさん参加してくれました。自分の子どもの通学路ではないお家の方も、いっぱい来てくれていました。


教育委員会そして、支所の方も避難所のお世話もしながらの作業をしていただきました。




今日は雨のために、日田や朝倉のボランティア活動ができない箇所が多かったので、災害ボランティアの方も入ってくれました。
 


生徒たちのために、たくさんの絆の華が広がりました。他地区では、明日からマイクロバスが出るところもあります。支所、教育委員会など関係の方々が最大の配慮をしてくれ、明日から通学方法も増えていきます。


作業の後もいろんな生徒への配慮、対応の話も出てきました。支えられていることがよくわかります。
 


苦しい時に温かい心が苦しみを和らげてくれます。朝倉・杷木などでは、行方不明者も多くいます。被災地では、自然との闘いが続きます。


しかし、心をつなげあいながら、前に進んでいけたらと思います。
写真は一部、商工会の大内さんが撮影したものを使っています。お世話になりました。

「自然との闘い」

2017年07月08日 | 大分県
今日、かつての生徒から、
「明日、通学路の整備をみんなでするんですね。自分たちも手伝いましょうか。」
という言葉がありました。すごい、情報収集力。
 

天気はどうなるかわかりませんが、その気持ちに感謝しています。しかし、ニュースなどを見ると、甚大な被害を受けているところが近隣にあります。ニュースなどを見ると、驚かされます。
 

高速道路で被災地を通りましたが、ところどころで、半分土砂に埋まった家、濁流の跡など、すさまじい光景を目の当たりにしました。何十台のレスキュー隊の車や自衛隊の車とすれ違います。


頭上には、ヘリコプターが飛んでいます。緊迫感と悲しみを覚えます。
 


ついこの間までの果樹園などが広がるのどかな場所も、土色に変化しています。被害が見えるところ、見えないところがありますが、苦悩の中に、多くの人が生活をしています。


明日が見えない状況の中で、この梅雨の中で、もう自然が猛威をふるわないこと、そして人が結びつきながら、少しずつ少しずつ復旧ができることを願っています。
 



七夕に祈りを込めて。

「絆の中で~頑張ろう!耶馬溪~」

2017年07月07日 | 大分県
『空仰ぎ 恵みの雨となるように
     見えない星に 祈りを込めて』

 

七夕の日です。彦星、織姫・・・そんなロマンチックな日ですが、今年の七夕は、災害の中で迎えました。彦星も織姫も厚い雲の向こうのどこかにきっといることでしょう。

「これ以上、災害がおきませんように。」

「早く真夏の太陽が出てきてくれますように。」

「ふるさとの復旧が早くできますように。」


など多くの人たちが見えない星に、祈りたいところです。
 

今日も一日、いろんな出来事や対応をしていきました。3年生の生徒やお家の方を対象にした高校説明会がありました。また通学方法などについての対応もしていきました。
 

朝、勤務する中学校では、全校集会と作業をしていきました。今回の災害の中で、自転車が流出していきました。消防署の方々が国道などに流れていた自転車を元の位置に戻してくれていました。


しかし、草などがタイヤなどに巻き付いています。



ちょっとしたことですが、朝の時間に全校集会を開き、生徒会長が、


「みんなで災害に負けないようにしていきましょう。今だから絆を深めていきましょう。自分も避難所で貴重な経験をしました。」


というようなあいさつをしたあと、流れた友だちの自転車をみんなで一台一台ていねいに、きれいにしていきました。


「よし、がんばるぞ。」
と2年生の生徒。ちょっとした言葉が嬉しく感じます。草を取る人、自転車を磨く人、散らかった草をはわき取る人・・・とみんなが頑張っていきました。
 


恐怖の中で過ごした生徒、今でもつらい思いをしている人・・・いろんな人がいると思うのですが、友だちと笑顔で作業をしている姿に感動します。


きれいにした自転車から、並べていきます。あっという間に復活しました。
 

わずかな時間でしたが、生徒たちが優しくなれる時間でした。縦の糸と横の糸とが織りなしあいながら、暖めるものが布ができていけたらうれしいですね。


そんな関わり合いができることが、生きていく中で、大切な力となっていくのでしょう。
 



災害という大変な事態ですが、そんなときに人としてたくさんの学べるものがあります。七夕の日に、生徒たちのたくさんのすばらしい姿を見ることができました。

ふるさと頑張れ!

頑張ろうふるさと、耶馬溪☆

速報写真で追う「豪雨の中の一日」

2017年07月06日 | Weblog
7月5日(水)から大雨が降り続きました。現在も降っています。たくさんの連絡をいただきましたが、今の状況です。
午前中は、時折太陽が出たり、雨が激しく降ったりと不思議な天気でした。ところが、午後から、さらに雨が激しくなりました。


(耶馬溪中学校前の川)昨日

川の増水もあり、

○保護者への受け渡し
○帰宅してからの学校への連絡



ということで、メールや生徒から保護者への連絡で迎えにきていただきました。降り続く雨で、お家の方も心配だったと思います。無線放送で、ダム放流のサイレンがなったりして、緊迫感がありました。


暗闇が迫るまでに、生徒2名を残して、お家の方が迎えに来てくれました。
 


2名の生徒については、学校近くの避難所に向かいました。この避難所は、2012年の時より多い人がいたということです。40名はいました。ほとんどの人がロビーにいました。


生徒と一緒に泊まりました。


(耶馬溪支所避難所の前の川です)サイクリングロードに水が上がってきました。いろんな状況を生徒と一緒に見ることができました。住民を誘導する市役所の方、保健師の方などの対応。




高齢者や障がいをもたれている方の様子と対応など、それぞれの取り組みがていねいで、学ぶことが多くありました。感謝だらけでした。

お湯を入れて食べる五目飯を食べ、腹をもたせました。



支所の方がとてもよくしていただいてあまりすることもありませんでしたが、生徒なりに手伝ったりもしました。
 


ロビーから広間に行って横になりました。頭の上に、ごうごうと音を立てて流れる川の濁流の音が響く中で、生徒と一緒に少し眠りました。


(前回の洪水で破壊された橋です)昨日様子です

とにかく雨が止まない夜でした。止まない雨はないと言いますが、降り続きました。でも、危険状況の時は、いろいろ連絡をすることが多く、危機管理に入っているときは、避難所にいるときだけでなく、常に携帯電話の充電器を持っておく必要性を感じました。



朝は、避難所を出て、学校に生徒と戻りました。



学校では教頭先生などと対応しました。昨日から迎えの待機している生徒が、朝、お母さんに会ったときに、にこっとした表情に何か、うるっときました。



(学校前の崩落した道路です)明日からの生徒の通学方法を変えていかなければなりません。

会話をしながら、帰って行くのをいる先生で見送りました。
 


学校周辺の様子を視察したり、先生方の通勤路の確認、電話の対応、メールやホームページでの連絡、関係機関と連携など一日追われた状態になっています。

今、国道212号線は遮断されています。多志田トンネル付近の道路陥没です。下の写真がその様子です。友だちの写真から。



 


今、ほっとしているのは、生徒の命、地域の住民の方の命が「絆」を深めながらできていることです。




今後、また夕方から強い雨が降る予報となっています。災害最小限で、そして「命」が奪われることがない対応を「絆」の中で、みんなで取り組んでいかなければならないと痛感します。


最大級の警戒です。

 


トップの写真は下郷の仮橋です。2012年の豪雨で壊れた橋の仮橋ですが、今回、これも通行止めになりました。

「台風の中の一日」

2017年07月04日 | 大分県
今日は、朝から台風3号の動きが気になっていました。大した影響もなく過ぎていったことが、何よりでした。朝、駐輪場に立っていると、今日は、台風接近ということで、ほとんどの生徒が車での登校でした。
 

雨が降らないときは、真夏の太陽が出ています。アスファルトもしっかり熱くなっています。



しかし、今日のアスファルトは雨で潤っています。ふと地面を見ると、蛇が元気よく跳ねるように動いています。ほどよい湿り気と気温なのでしょう。
「こっちに来るなよ。」
と思いながら、蛇の動きでこちらも移動をしていきました。はい。蛇は、嫌いです。
 


今日は、放課後の生徒集会の中で、「絆集会」が行われました。「絆集会」とは、2012年の九州北部豪雨でふるさとに甚大な被害がもたらされてから、ずっと学校で行われている集会です。


「みんなでみんなの命を守る」そんな思いから、続けられています。


「あの日を忘れない。」そう、濁流が大切なものをたくさん飲み込んでいきました。


「・・・わたしたちは、自然の中で生きています。その自然に逆らって生きることはできません。


しかしわたしたちはお互いに助け合うことができます。わたしたち耶馬溪中学校の生徒は、あの日のことを忘れることなく、夢と希望のあふれる未来のために、仲間や地域の人と一層の絆を深めながら進んでいくことを誓います。」
 



生徒の朗読を聴きながら、あの日のことを思い出していました。7月3日、静かな流れも数時間で濁流となりました。多くの建物や道路を破壊していきました。壊れた橋の欄干にかかっている草や木そして流れたついた車。



手がつけられない状態になった家屋。美しいふるさとが、わずかな時間の中で、荒廃しました。
 

あれから5年。いろんな地区では、今、防災のための工事が繰り広げられています。堤防、道路工事、橋の架け替え・・・。ふるさとの風景も変わりました。工事のために、家が移転しなければならない場所もあります。



保育園からずっと一緒だった幼なじみの友も、今回、ふるさとを離れていきます。寂しさを感じます。あの災害が多くのことを変えていっています。
 


あと残された教職の中で、絆宣言の一部にあるように、「夢と希望のあふれる未来」があるふるさとのために、少しでも生徒たちに残せる「もの」を創っていけたらと思います。


生きている中で、ふるさとのために少しでも貢献ができたらと感じます。それがふるさとに残っている者に与えられた役目なのかも知れません。
 


自然との共存の中で、生徒たちがいう「絆」を大切にしていきたいものです。

「あの頃にタイムスリップ」 

2017年07月03日 | 大分県
台風3号が近づいています。各機関ともにいろんな会議を持ちながら、対応をしています。勤務する市では、小中学校は「通常登校」ということになっています。それでも、もしもの場合も考えながら、明日の対応を丁寧にしていかなければなりません。
 

昨日の日曜日、市中学校一斉の学校公開日だったので、今日は休みでした。平日だったので、病院に検診の予約に行ったりすることもできました。


夕方から会議そして夜は、日ごろからお世話になっている方のお子さんの研究調査対象者となったので、調査の質問に答えたりしながら、会話を弾ませていきました。
 

ちょっとスローな一日を過ごすことができました。
 
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話は変わって、先日の土曜日のことです。気心が知れたにぎやかしい人たちが集まっての懇親会がありました。1次会だけでも5時間いました。途中眠くなっていましたが、立ち直りました。5時間しっかり加わりました。
 

しかし、縁は縁をよびます。幹事さんが、今までに行ったことがない居酒屋さんを会場としました。「行ったことがない。」「そんなところに居酒屋さんあったかなあ。」という場所です。
 

にぎやかしくスタートしましたが、途中、「先生。」という声。顔見た瞬間、30数年ぶりに会う顔です。1学年が6組まであり、クラス担当ではありませんでしたが、教員になって1年目の4年生の時の同学年の子どもでした。合同体育などで一緒に授業を行いました。

明るく元気なAちゃんでした。人気者でした。


「Aちゃん、懐かしい。でもなんでここにいる。」
『先生もなんでここにいるん。』


と話していると、なんとこの店が、やっぱり同じ学年だっただいちゃんが営んでいたのです。すみ~~っこにだいちゃんがいました。お~っ、懐かしい。だいちゃんも30数年ぶりです。



だいちゃんは、体育を担当していました。音楽をだいちゃんのクラスの先生に担当してもらっていて、体育をこちらが受け持っていました。はい、交換授業です。


空手もしていて、運動神経ばっちりでした。一目を置かれていた存在でした。


「だいちゃん~~。」
口数は多くは、ありませんが、純粋な雰囲気はそのままです。30数年ぶりの2人の再会にびっくりです。


「行ったことがない。そんなところに居酒屋さんあったかなあ。」と思うだいちゃんの居酒屋さんは安くてとてもおいしかったです。満足でした。
 


気の合った仲間の会も盛り上がりました。でもまだ疲れも残っています。気の合った仲間の懇親、そして、かつての子どもたちとの再会・・・しあわせ感がありました。

「学校公開日」  

2017年07月02日 | 大分県
今日も蒸し暑い一日でした。日田市では36度という最高気温。全国一の暑さでした。

そんな中で、今日は、「中津市中学校一斉学校公開日」でした。それぞれの中学校が工夫し授業をはじめとしていろんな取り組みをしていきました。
 
勤務する中学校では、地域やお家の方々に、授業の中で、今の授業の様子や生徒たちの姿を参観してもらいました。数学・国語・理科・体育・社会などの授業に頑張って生徒たちも臨んでいきました。


生徒たちが小学校の時の担任の先生や校長先生、教頭先生たちも来校して授業を見てくれました。感謝です。



3年間で、生徒たちの成長していくスピードはすざましいものがあります。



卒業してからの生徒たちのまた違った姿を見ることができたと思います。



授業の後は、講演会と演奏会と続きました。生徒と地域・お家の方と学びや感動を共有しました。


講演会は、宮永直美さんの「体のトリセツ」というテーマでの話でした。「体のトリセツ」・・・。

日常の中で、自分が今、ここにいること、命があることが当たり前のように感じています。健康についても、悪くなってから体のことを考えます。いつもは、体のトリセツについては、時や自分の思いに任せたままにしています。



ふだんから、健康について、考えていくことが、自分や自分を取り巻く人たちを大切にしていくことにつながると思います。宮永さんの話を聴きながら、そのことを強く感じました。


〇口にするものは心と体の原材料
〇男子・女子の体のつくりと気をつけたいもの
〇理想の体温  
〇理想の睡眠時間



などをゆっくりわかりやすく話をしてくれました。その中で、スマホなどの便利さの中でのリスクも伝えてくれました。
 

印象に残ったのは、



「体温が低い人は、血行も悪くなり、免疫力も低下し、ウィルスなどやがん細胞が活発になると言われています。冷たいものを食べすぎたりしないことも大切です。それとともに、運動をしたり、お風呂にゆっくりつかったりすることも大事なことです。」
「スマホなどの電磁波やブルーライトのリスクがあります。」
「女性は卵子を祖母の代から受け継いでいる。女性がまだ胎児のうちにすでにできています。つまり、お母さんのお腹の中にいる時から、一生分の卵がすでにちゃんとできているのです」



宮永さんは、思いをしっかりと心を込めて伝えてくれました。
 


午後からは、「大分二期会」のオペラ演奏会が行われました。本物はすごい。声の美しさと響き、声量が聴衆者を魅了していきました。ステージを創ることがとても素晴らしく、あっという間に時間が過ぎていきました。「ふるさと」などの唄から、イタリアの唄、歌劇まで生徒たちを巻き込みながら、歌声が心を響かせてくれました。
 

学校にいる人たちみんなの「学びの一日」でした。

「県南の研修会に参加して」

2017年07月01日 | Weblog
金曜日は、佐伯市で研修会がありました。この研修会は県下の郡市を回っています。前回、この地に来ましたので、一周回っています。この研修会に参加できるのもあとわずか。


懇親会もありました。

 

懐かしい顔にも出会えることができ、「楽しくせつない」講演会。戦争の悲哀などから今の子どもたちに伝えていかなければならないことが話されました。


研修会では分科会で、他の市の「学力向上」に向けての取り組みが提起されました。他の地区の様子を聞くと、また学ぶことができます。分科会のグループでは、後輩2人が同じでした。


そのうちのY先生は、学生時代、同じ下宿で一緒に生活しました。仕事上で助けてもらうこともありました。


また2人の後輩のうちの一人のS先生は、今、教壇に立っている教えた生徒のIさんの校長先生です。


Iさんは、大学を出てから、中学校の教壇に立っています。

そのIさんが中学校時代、わたしは、学年担当をしていました。その時に、同じ学年だった先生が今、その学校でIさんと同じ学年の担当です。不思議な縁です。


縁が縁をつないでいきます。

「Iさんのことよろしくね。」


と校長先生に伝えました。何かとつながりを感じます。

グループ討論も盛り上がりました。


中津に戻って、また違う仲間との懇親会。夜も更けながら楽しく過ごしました。