和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

松戸21世紀の森 縄文の遺跡と自然帰化植物

2021-10-10 15:34:30 | 日記

縄文の森

一番大きな復元住居

中をのぞくと 椅子は説明を聞くために用意されています

貝の花貝塚の公園

土偶らしきモニュメント

オオケタデ

ボントクタデ

イヌタデ

チカラシバ

青のツユクサ

白のツユクサ

ノササゲ

ヤブマメ 小さな鞘を割って食べてみたら枝豆の味がしました

ミゾソバ

アカツメクサ

先日上記のタイトルで21世紀の森と広場の講座を受けてきました。
縄文時代の食生活や縄文土偶の解説を聞いた後実際に外に出て観察して回りました。初めに21世紀の森に復元されている三か所の竪穴住居がある縄文の森に行きました。平日はそのうちの一つが中に入って説明を聞くことが出来ます。屋根はカヤで覆われ中の広さは20畳ほど、6本の柱で作られていて真ん中には炉があり常に火を焚いているようです。地元の貝の花遺跡の発掘調査をもとにこちらの住居は復元されていて縄文時代の中後期の遺跡には土偶も発掘されたと説明を受けました。住居には10人ぐらいが生活していたらしいと。少し小さな他の二つの竪穴住居は今日は見学は出来ませんでしたが3~4人の住まいだったのでしょうと。
遺跡のあった八ケ崎台地は海抜が25メーターとあり海岸がすぐ近くにまで迫っていたのでしょうか。そこの貝の花の貝塚は縄文の中期から後期にかけてハマグリ・サルボウなど、晩期にはヤマトシジミの貝層が多かったそうで貝層の下から竪穴住居などの遺構の発掘調査が行われそれをもとに復元したとのことです。中に入って説明を聞いた21世紀の竪穴住居はこの度27年振りに二種類のカヤで新しく屋根をふき替えた新品です。
その発掘調査をした貝の花とはどんなところかと後日訪ねてみました。今は小さな貝の花公園として残され周辺は住宅地になっていました。こんもりと土を盛った小高い広場には土偶らしきモニュメントがありました。よく見ると土の中に貝殻も探せて確かに貝塚だったのだと実感しました。公園の隣は貝の花小学校があり丁度昼休みで元気な声が聞こえてきました。
縄文時代はアジア大陸と地続きであったので人も植物も活発に交流していて外国由来の植物と深くかかわっていたと教わりました。
1700年前卑弥呼が活躍していた時代から沢山の帰化植物が入ってきて現在に至ります。講座の資料には沢山の「史前帰化植物」が紹介されていましたが今回の21世紀公園の中を散策して出会ったものだけをのせてみました。1時間半の予定の時間をはるかにオーバーし野草園まで足を延ばして詳しい説明を受けました。

公園内にある松戸市立博物館では10月2日から11月21日まで 企画展「古墳時代のマジカルワールド」を開催しています。


溝蕎麦や道にはみ出す金平糖

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8 コメント

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当地の歴史 (カタコ)
2021-10-10 12:47:01
和子さん
 こんにちは。いつも勉強家だなぁと感心させられます。縄文の時代からの人々の営みがあったって、松戸もすごいんですね。海が八ヶ崎まで迫っていたのは、古代の地形図で見ていましたが、講座を聞くと、なるほどと・・・
史前帰化植物、知っているのばかり。勉強になりました。楽しかったです。
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貝の花遺跡 (和子)
2021-10-10 15:34:02
カタコさん

松戸の縄文遺跡からは食べ物の煮炊きに使った土器、狩りや獲物の解体に使った石器などさまざまな道具が出土し、当時の生活の様子を考えることができます。ところが、見つかる道具の中には何に使ったのかよく分からない、不思議な形をしたものもたくさんあります。
上期のようなことが説明文にありなんとも縄文時代はここ松戸は住みやすかった土地だったんですね。
博物館にも行き色々見てきましょう。
コメントありがとうございました。
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こんにちは (旅友)
2021-10-11 16:37:45
よくブログに松戸21世紀の森の講座が出てきますが面白そうですね。
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21世紀の森の講座 (和子)
2021-10-12 10:28:03
旅友さん

そうなんですよ。有難いことに松戸の21世紀の森の講座では毎月色々なテーマで主催され多くの人に森を知って歩いてもらうために開かれています。
昨年からコロナ禍で遠くに行けなかったので地元で開かれる講座は自宅からも近くて助かりました。写真も後日撮り直しにも行くことも出来ましたし。すっかり講座のファンになっていますよ。
最近は日曜日にも9時半ごろまでに行くとその日の予約をして何かしらのテーマで参加することも可能です。おもに子供たちの為の面白講座が多いみたいですが。
コメントありがとうございました。
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松戸21世紀の森 (千代子)
2021-10-12 14:51:00
 和子さんの解説で自分が講座に参加したようによく理解できました。「ああ そうだったのだ」と今更のように納得した事実もありました。このブログ上で見る植物は殆どが私の見慣れた植物です。それがみんな帰化植物とは全く知りませんでした。
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食生活 (和子)
2021-10-12 17:29:10
千代子さん

縄文時代の人々のおもな食べ物は、野山で採集した木の実、海や川でとった魚・. 貝、狩りでとらえたけもの類などだそうです。秋には木の実:どんぐり、くり、くるみ、とちの実などが豊富にあり想像以上に豊かな食生活みたいですね。
春には:たらのめ、伸びる、ワラビ、ぜんまいなど。
春の七草などの原産地はヨーロッパ方面から有史以前に日本に帰化したと資料で勉強しました。畑作以前に食用とされていたのですね。
コメントありがとうございました。
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縄文時代 (s、s)
2021-10-13 20:21:58
こんばんは、21世紀の森に復元された、縄文時代の竪穴住居があったのですね、知りませんでした。八ケ崎台地が海抜25メートルと、海が目の前にあったのですね。初めて知りました。それから青のツユクサはよく見ますが、白のツユクサは初めて知りました。

 
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八ケ崎 (かずこ)
2021-10-14 22:08:10
S.Sさん

縄文時代の松戸八ケ崎は海辺の近くで貝塚の遺跡が残っていました。
もしかしたら近くに森もあり住みやすい場所だったのでしょうね。昔の人の食べ物は今でいう健康食品みたいです。白いツユクサもある所には群生しています。
今朝早く電車とバスを乗り継いで日光白根山へロープウェーで、湯ノ湖、戦場ヶ原の一部を歩き、竜頭の滝を廻って帰ってきました。戦場ヶ原は花の時期の方が魅力がありました。
コメントありがとうございました。
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