






ミヤマガンショウ 千葉大園芸学部庭園

深山含笑






コブシの花も咲きだして
戸定(とじょう)とは古く中世の城郭に起源を持つ地名です。この地には明治17年に水戸藩最後の藩主であった
徳川昭武(あきたけ)の別邸戸定邸が営まれ、松戸徳川家の住まいとなりました。
現在、戸定邸を含む旧松戸徳川家の敷地は戸定が丘歴史公園として整備されました。
丁度白梅紅梅が見ごろで訪れる人が多い日でした。
公園の裏手にある千葉大学園芸学部にもよりミヤマガンショウは今頃は何分咲きかと楽しみに出かけました。
モクレン科ミケリア属のオガタマノキの仲間で、 芳香のある大輪の白花を咲かせる品種ですが今年は開花が
遅かったのか満開にはなっていなくて5部咲きぐらいでしょうか?
梅盛り探し探すや晶子の歌
松戸の戸定邸は四季折々の植物に出会えるし、歴史にも触れることが出来て、再度訪れたいところです。
日本で自生するモクレン科の中では唯一の常緑樹だそうです。
葉は皮質で厚いですし花は数センチ程度の白い花が咲きます。
花からはあまいバナナのような香りがかすかに漂い嬉しい気分にさせてもらいました。
毎年この時期になると訪ねたくなる千葉大園芸学部の庭園なのです。
訪ねる人もほとんどいなくてこの時期は学校も春休みですし。
戸定邸公園の梅は松戸市の管理の手が入り毎年剪定されて見事な咲きぶりです。
遅咲きもあり長い間楽しめる場所ですよ。
コメントありがとうございました。