12月になるとみかん園の隅にヒマラヤ桜が咲き出す。
今年は花も多く桜と季節のアンバランスにもこのごろでは違和感がなくなってきた。
忙しい時期なので、寒中の花見とまではいかないがちらりと見て楽しませてもらっている。
ヒマラヤ桜はCO2・SO2・NO2の吸収同化能力に優れていて、
環境浄化木として時代に合っていると検索でヒット。
冬に若葉が楽しめると言うことは、冬でも炭酸同化ができるということだから納得。
ヒマラヤ桜が活力ある若葉でSTOP温暖化に貢献していると思ったら、
代え難い大切な桜に思えてきた。
またこの時期の若葉は、桜の木とは切っても切れない毛虫がいないのもいい。
害虫がいない時季に葉を出すというDNAは
ヒマラヤ山脈の風土でスイッチが入ったのだろうか。
ひょっとしたら窮屈な栽培環境を余儀なくされている、
当園の無農薬レモンの中にも
突拍子もないスイッチが入る木が現れるかもしれないと脳が遊び出す。
以前、一期家一笑さんの大西洋くんに薦められた
横石知二さんの「そうだ葉っぱを売ろう!」に書かれている
45日の先取りをする料理にヒマラヤ桜の葉はぴったりではないか。
はっぱビジネスで笑顔の絶えないおばあちゃん達も植えているんだろうな~。