果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

朝露と名古屋出張

2017年05月20日 06時59分41秒 | 日記
快晴の朝、果樹園全体が露に覆われている。
最低気温は14度、放射冷却でやや低め。
ただ日中は急激に温度が高くなり、温室の中は真夏となる。
風が吹けば渇きを運んできて、レモンたちは一気に水分を奪われる。
実が落下する条件がそろってしまわないように気を遣う。
露地のみかんは早いものは満開を過ぎ、業界用語で落弁期となる。
雑草コントロール栽培の主役、ナギナタガヤはほぼ出穂を終えて、
露の重さに耐えきれず、こちらも業界用語で倒伏、してきている。
鳥たちは発情期の鳴き声から雛を育てるじきになり、縄張り争いの鳴き声に変わる。
あっという間に歳時が走っていく中に、慣性の法則どおりの自分がいる。
主導権はやはり、彼女にあるのだろう。

先週、名古屋の久屋大通にあるANNEXで毎月一度開催される
「こだわり野菜マルシェ」に参加させてもらった。
地下鉄の久屋大通駅で降りて、そのままビルに直結している入り口左側スペースで
そのマルシェは開催されている。
地上階ではないのでいまいち分かりづらいけれど、思いはいっぱい。
こういった地道なマルシェは、消費者の皆さんの声で発展していくことで、
国内のフェアトレードにつながるような気がする。
加工品はセントラルパークの東急ハンズパークストアーにて常時販売されています。
久しぶりの名古屋出張に、都会の雰囲気を味わった一日でした。

また休憩中にテレビ塔下で開催されていた、「世界フェアトレード・デーなごや2017」に偶然遭遇。
一緒に行った仕事でお世話になっているIさんのお勧めで、
豊川のSHANTI・SHANTIのネパールコーヒーを味わった。
確かに引き立て、入れたてにしても、香りと甘さが引き立っているテイスト。
SHANTI・SHANTIの意味をオーナーに聞いたところ、「まあまあ」。
予測は大きく裏切られたが、言葉の響きの良さに感心させられた。
ネパールのコーヒー農園、一度行ってみたいと妄想が膨らむ。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/








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