果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

マザー・ヴィクトリアと初恋レモンプロジェクト10周年

2018年04月13日 10時05分58秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨年堤防で見つけたきれいな花を、鉢に植えて1年。
少し前にやや色が淡い感があるが、きれいに咲いてくれた。
何度も水をやり忘れてしまったことがあり、生きているか心配だったが一安心。
アリアケスミレが作る自然の美を鑑賞させてもらった。
今年は3月に襲ってきた6月なみの暖かさで、植物の生長はかなり前倒し。
初恋リーフは例年であれば、ビニールで芽出しを早くするところを、
季節のスピードに出し抜かれてそのまま発芽してしまった。
収穫はいつ頃になるのかわくわくしながら、想像は膨らむ。
寒波のため1月に収穫したマザー・ヴィクトリアという珍しい柑橘が、
とうとう明日にはフードオアシスあつみさんの棚に並ぶ予定。
初取りなので量がないのでどういった評価になるのか心配だが、
いろいろなところで高評価をえている全国でも珍しい逸品である。
酸味が少なく種が入らないので、現代人には合っている気がするし、
現実に機能性成分にとても富むところがすごい。

評価については来年たくさん採れてからが勝負かなと思う。

いつも初恋レモンプロジェクトの会議を2ヶ月に1度、
ホテルアークリッシュ豊橋などで初恋の味の探究している。
その活動は全国放送で取り上げられたり、
もちろんこの地方を中心とするメディアをにも何度も顔を出させてもらい、
豊橋を盛り上げるのにかなりの高得点をあげてきたと思う。
そんな手弁当(ここが重要)の活動がとうとう今年で10周年を迎える。
正式には11年目となるのだが、コアなメンバーがそろってということで、
ホテルアークリッシュ豊橋にては「初恋レモンプロジェクト10周年記念」を
檸檬の日と初恋の日の両日がある10月に1ヶ月間開催する運びとなった。

めでたいことに今年はホテルアークリッシュ豊橋も10周年!
まだまだ細かなことはこれから決める段階だが、
レモン料理が1ヶ月間食べられるのはきっと檸檬ファンにとってはわくわくするはず。
28年間のレモン栽培から派生してきた多くの知識を、このいきに皆さんにお披露目したいと思う。
ネルーダの詩の「奇跡の黄色いゴブレット」が頭に浮かぶ。(私の訳では違う訳ですが・・・)

私自身もわくわくする10月になりそうである。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/







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