果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

梅雨突入と改植と虫の文学誌

2020年06月11日 17時02分51秒 | 日記・エッセイ・コラム

とうとう植物の葉が潤い梅雨という季節になった。
乾燥状態が続いていたので、恵みの雨なのは有り難い限り。
しかし続く傘マークには、少し気持ちを切り替えなければ精神衛生には影響がある。
雨粒を目一杯葉上に乗せてキラキラと光りを吸収している美を、
強く降る雨と風は一瞬破壊しまた目一杯ため込む。
見ていると人生の出会いにも見えるし、別れにも見える。
河合果樹園の育ち盛りの子供たちの成長を見守りながら、
傘を片手に当分雨と過ごしていかねばならないだろう。

そうそう、無農薬レモンの温室の改植、やっと終わりました。
これから虫との戦いは必至だろうけど、ひとまずやれやれ。
鉢から出して地面に植えたレモンたち、根域制限されてはいるけど、
今までと比べたら解き放たれた鳥のような心境ではないだろうか。
温暖化の影響で、栽培も日々変わっていくという現実は、
作り手にとってはつらいものだけど、待ち人の顔を思うとやはりやらなければと・・・。
来年にはすぐに花をつける予定。
部分的に植えたベルガモットがこの園地ではどのような生育を見せるか?
想像と空想の世界はやはりドキドキわくわく。

もう何ヶ月になるだろうか。
虫の文学誌(奥本大三郎著)をやっとの事で読み終えることができた。
虫愛でる文化は日本独特の感性だと本から学び、また不思議な考察が始まりそう。
この本の中で、またもや豊橋という文字に遭遇。
なぜかよくあるパターンは、一体何に導かれているのだろうと不思議に思う。
江戸の漢詩人 大窪詩仏の「村夜」という詩は、掛川と吉田(豊橋)の間の
経験を元に作られたと書かれている。
虫送りという大義名分の中、若者の大騒ぎ、つまりガス抜きの風習が背景。
余談はさておき、虫たちが刻んできた歴史文学を垣間見られて、
また何か良いアイデアの元となりそうな予感がする。

河合果樹園

 

コメント
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