明けましておめでとうございます。
昨年からのコロナウイルスで、いろいろな面で大変な年でしたが、
今年はなんとか収束して元の生活に戻ってほしいものだと祈っています。
私たちの業界はコロナウイルスと気候変動でダブルパンチの状況ですが、
初心に戻って変化を恐れない気持ちでいこうと思っています。
同い年の同業者と話していると共通なのは、35年以上培ってきた栽培技術が、
外部環境の変化でまるで通用しなくなってきていること。
どの世界もそうだけど、変化に対応できる能力、
すなわち変化するだけの下地をいつも作っておかねばならないのだと理解する。
自然栽培レモンやマザー・ヴィクトリアやベルガモットと続き、そしてライムへと道を探る。
投資ばかりだけどいつか花咲いてくれるだろうと楽しんでいきたい。
今年の正月はゆっくりできるかと思っていた予測は裏切られ、
野暮用と4日と5日に受けている撮影の準備が頭から離れない。
一応、材料は昨日仕入れておいたので安心のカードは切れているが、
続く試験的に作ってみるという久々の料理をこなさねばならない。
材料はパン、マヨネーズ、粒マスタード、豊橋産キャベツ、あいち鴨、そしてレモネーディア露纏。
関東圏でしか放送されないと言うことだが、昭和37年生まれの体は、
某女優の名前を聞いて反応してしまった。
角川映画全盛期時代の記憶が戻ってくるのは致し方ない。
不思議だが青くさい年齢の時の記憶は未だ鮮明だ。
元旦でも、槍が降っても見に行く温室みかんのハウスに入ると、
咲き始めたみかんの花が青くさい年齢の自分を思い返してくれる。
一年間健康で前向きに!そして少年の心を忘れないようにしていきたい。