果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

果樹園の様子と地産地消への道

2022年04月21日 15時54分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

相変わらず右足の痛みはあるが、
なんとか普通に歩くことが出来るようになってきた。
穀雨の季節になり、雨とともにハウスの開け閉めが日課になる。
心と体に1シーズンを乗り切る力を蓄える時季でもある。
果樹園の周りでは御衣黄桜が咲き、野蒜は元気よく繁茂している。
無農薬ライムの温室はカタバミの黄色い花と
ムラサキカタバミの淡い紫の花のコントラストが目をくすぐる。
果樹園にとっては好ましくないスギナも背伸び状態。
みかんの下にはカラスノエンドウが巻き上がり、
そのうち鞘をひねって黒い種を飛ばすことだろう。
無農薬レモンの温室ではナナホシテントウ、ヒラタアブ、
コウクロヒメテントウがアブラムシ撃退作戦を遂行中!
(4月19日にはこんな話をFM豊橋でお話しさせてもらいました。)
植物や昆虫のルーティーンは粛々と流れていく。
あと1週間で私も耳順クラブに入会する。
川の流れは止まらない。

連休の話題をテレビから耳に入るようになってきた。
今年度は29日にホテルアークリッシュ豊橋レストランKEIのイベント、
5月1日はアイスタイルデザインさんが主宰する滴市場での講和、
3日は愛知大学地域政策学部食農環境コースでの
授業と仕事とともに忙しい連休となりそうである。
この3つに共通するのは「地産地消」というテーマ。
昔からある言葉で実際に実践されてきた経緯もあるが、
根本的にその動きが加速しそうなのはコロナウイルスとウクライナでの戦争だと思う。
多くのものやサービスが値上がりする中、農産物は蚊帳の外という現実も一つの要因。
その蚊帳の外ということは、農家を生業とするものがますますいなくなるという流れ。
なんとかその流れを払しょくしたいと「地産地消」を深く掘り下げ、
テロメアを削りながら皆さんへ「今何をすればよいか」を伝えたいと思う。

河合果樹園

FM豊橋 ココラスタジオにてゆうみさんとKOUKIさんと

ナミテントウの交尾

ヒラタアブの交尾

狸がこっちを見ているみかん園

コメント
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