切り残しのみかんをメジロがついばむ。
収穫の時は緑色で分からなかったみかんが赤くなり、
なんだこんなところに成っているのかと思い、
美味しいだろうと手を伸ばすとメジロに先を越されている。
みかん園の端にあるヒマラヤ桜も遅れて開花して、やけに花が小さい。
ここにも朝一番でメジロの番が蜜を吸いに来る。
みかんを食べる時は可愛いく見えないが、
ピンク色を背景にしているとつい可愛く見えるのが不思議である。
その絵本的静寂を破るのは、またまたみかんの大敵のヒヨ。
メジロを押しのけて、朝食を横取りする。
鹿角解つる候の年中行事である。
2011年6月のためしてガッテンの放送から2年半。
主婦と生活社が発行する「ためしてガッテン冬号」で、
再び「豊橋方式を」取り上げてもらった。
このところレモンの食べ方の取材が多くなってきているのは、
レモンが多くの人のライフスタイルに浸透してきたと言うことだと思う。
今回は豊橋名物、初恋レモンコロッケと初恋レモンおにぎりと初恋レモン餃子のレシピを公開。
ただ豊橋方式で極上の味にするには、本物のレモンが必要となる。
基本的に日本でのレモン栽培は積算温度不足のため、
皮が固い&果汁が少ないという二重苦に陥る。
その二重苦を温室とボックス栽培と言う方法でクリアーしたのが河合果樹園のレモンである。
年明け、自然の調味料として使えるレモンの美味しい時季になる。
ほんの少しの違いは、静謐な精神から生まれるような気がする。