遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

大阪に住む幸せ~③近江八幡に遊ぶ

2009-03-31 06:13:59 | 旅行
家の父の80歳のお祝いと息子の誕生日をかけて
実家の両親と我が家で以前から行きたかった近江八幡にこれは一泊旅行。

でも我が家から1時間30分で近江八幡駅へ。
観光パスポートなるものを買い、これがすぐれもので
バスの割引券から様々な入館料、ロープウエイの乗車券もついて
1000円。ところでロープウエイってどこの観光地でもあるよなー。
夏にフランスに行った時(今写真をまとめているのでそのうちアップします)
どこの観光地にもプチトランという小さな電車があった。それに乗ると小さな
街の様子がわかったのでまずそれに乗りそれから気になった所を見て回った。

で今回は日、月の日程だったのでまず見学する施設は日曜日に攻めた。
古い家屋などが保存されていたので「こんな家に住みたい!」しみじみ
思う。ふすま一つ隔てて何人もの人が住んでたなんて昔の日本人は人との
距離のとり方が絶妙だったんだなという話をどこかで読んだのを思い出す。

あわててロープウエイに乗り町全体を当然琵琶湖も眺めて
駅にとって帰し国民休暇村の迎えのバスに乗る。

近江八幡休暇村は夏など絶対予約が取れない人気休暇村だ。
部屋はきれいだしロケーション抜群だった。




夕食を含めて無駄のないサービスでよかった。頼んだは鴨鍋2と会席4。
80の翁は何でも食べたいので鴨鍋のも箸を出していた。
この好奇心が長寿の元。
朝食のバイキングが充実して久しぶりによく食べて全て料理が薄味で
よろしかった。
いつものように早朝に起き出して湖岸を散歩。
湖水を渡ってくる風は冷たい。桜は1本やっと咲き始めていた。
休暇村で設定している沖島クルージングに参加する。
暖かい日だったので船は気持ちいい。30分ほど琵琶湖の説明をしながら
沖島に着く。何もない島だったが島の向こう側に回ると湖北がよく見える。

旅館に帰ってすぐにタクシーで水郷めぐりに
予約していったまるやま水郷の船着場へ。



寒いのでどてらを一枚ずつ貸してくれる。ほかろん。
寒さに対して万全の準備をして乗り込む。航路1時間30分
琵琶湖を埋め立てた時に出現した西湖という湖に少し出て帰ってくるルート。
名物船頭さんの解説、歌つき、お弁当、温かいお茶つき。
よしの茂った水面を進む。暖かい日でよかった。それでも最初は向かい風だったので少し寒かった。
船頭さんと記念撮影をして路線バスで街中へ戻る。

今回だんなが行きたかった和菓子●やへ。下見をして向かいの洋菓子部門の
クラブ○エへ。カフェは少し待ったが、すぐに6人席を確保してくれて
ケーキを食べる。おいしかった。ここも味覚は薄味。アイスティーがおいしい。

写真は私が頼んだうらら


息子はここにアイスクリームがなかったのと歩きつかれたのでむくれてしまう。
頼んだペリエを一口飲んで「まずい!」の一言。お庭の申し分なくキレイだったが





なんでここはいつもバーム○ヘンを買うのに並んでるんだろう?

大阪知る人ぞ知る。△宗の塩昆布とクラブ○エのバーム○ヘン。阪神百貨店の
地下でも必ず並んでる。最近△宗は国産昆布が取れなくなったので阪神から
撤退したということ。まがいものでだましながら営業するより良心的。
 
ここ本店でも日持ちのするバーム○ヘンは月曜の午後3時には完売となって
売り切れていた。人が並ぶと自分も欲しいというヘンは日本人感覚?

と言いながら私もきっちりお茶しているのだが。
彦根の●やのほうがゆったりしてよかったような気がする。

まるで時代劇の「ドザエモンが上がったそうだ。」という不謹慎はセリフが
聞こえてきそうな水郷沿いを歩きながら「足が痛い!」という息子にせかされて
帰りのバスの乗り駅へすぐに来た新快速で1時間で帰れてしまうのは
大阪に住む幸せ



大阪に住む幸福~②吉野に遊ぶ

2009-03-31 05:55:22 | 旅行
3月21日~22日に吉野に行った。
実は職場の旅行で車を出してくれるというありがたい
若い衆の申し出があったが午前中家事がたまっている
こともあり電車でとことこ昼過ぎに出た。
密かに電車とロープウエイが乗ってみたかったこともある。
いわいるテッチャンの血を引いているのである。

天王寺まで1時間、そこから近鉄特急(これがまたなんとも
ローカルな特急で車両が狭い。でも座席の背もたれに紙のカバーが
かかっているのでかろうじて特急?で500円取られる)
で1時間15分で吉野駅到着。

閑散としてひなびた駅前。桜は咲いていないなーとうろうろしがら
歩いていると「乗りますかー?!」の声。
ロープウエイの人が呼んでいるので急いで「乗ります!」
3分で頂上到着。下千本。狭い坂道に車が走る。
歩いて10分のところの「さこや」さん、とてもいいお宿でした。
ぐるりが桜ででも咲いてないのが残念。
4月最初が見ごろで夜はライトアップもするそうです。満開の頃なら
ご飯をいただいた大広間からはきっと大屏風絵のような絢爛さが想像できる。

実は吉野ぜひ一度は訪れたかった所である。
西行の歌で「願わくば桜の下にて春しなむ、その如月の望月の頃」
という歌がある。これは西行が若くして出家して後、吉野の桜が好きで
ついに庵を結びそこで読んだ歌だ。
彼はその後、歌どおり河内の弘河寺でまさに桜の満開の頃亡くなった。
今は植林されてソメイヨシノばかりだがきっとその当時は八重の山桜
ばかりでむせるような風景だったのだなと想像がつく。
かっこいい北面の武士としてのエリート道を捨て女にもてたおじいさんに
なった西行が目に浮かぶ。

22日は残念ながら下の子の誕生日だったので朝ごはんを食べたら
また私だけがとことこ帰った。
宿の斜め前の和菓子屋さんで三色団子、草もち、桜餅、栗ようかん、桜ようかん

さくら羊羹






を買って帰りついたら1時30分だった。
私を除いた一行は西行の庵を探して車で探索。やっとみけた庵は
「なーんだ。」と言うほどあっけなかったそうだ。



大阪に住む幸福~①有馬に遊ぶ

2009-03-31 05:41:10 | 日々のあれこれ
忙しいといいがら半年越しで約束していた友達との有馬日帰り旅行。
32年間友達だが結婚してから会うのは半年に一回のペースだな。
一人の友達が車を出してくれるというので有馬の手前のリーズナブルでも
おいしいフレンチで昼食。




あっさり和風フレンチで量も適当。おいしゅうございました。
5分くらい車で走るとすぐに有馬温泉街。
岩盤浴があるのと割引券があるので「太閤の湯」に行く事に。
この「太閤の湯」子供が小さい時有馬を登山してあるいは
バスでよく訪れた。最近とんとご無沙汰だったがあいかわらず
よくはやっていた。岩盤浴に2度。屋上ガーデンお風呂めぐりの
ような数種のお風呂につかり、当然金泉、銀泉につかりすかっり
忙しい疲れが取れる。
入浴後は有馬の温泉街をぶらり炭酸せんべいを買うわ晩御飯の
おかずにてんぷらのお土産を買うわ。
有馬は町全体がコンセプトを統一して何年か前によみがえった。
一時さびれた温泉街となりかかっていたがこのプロデュースで
再びよみがえった。
残念ながらおもちゃ博物館にゆっくり入っている暇がなかったので
そのまま西宮北口に送ってもらったのだが、一人の友達が未経験
だったので桜ももう一週間遅かったら見ごろだから来年はもう一週間
遅く来て今度は公衆浴場の温泉につかりラーメンでも食べてぶらぶら
しようと約束してわかれた。

自宅まで1時間。大阪に住む幸福。

忙しい日々~卒業までのカウントダウン

2009-03-31 05:12:46 | 仕事
いつの間にか3月も最終日。
なんと三週間以上も更新が滞っていた。
3月13日の卒業式までが忙しかった。
卒業式前のお別れ会をすることになっていた。
お別れ会とは有志を募って体育館で3年生だけ集まって
自主文化祭のようなものを催すと言う内容だ。
司会は文化委員。
なんでもかんでもというのはめちゃくちゃになるので
エントリー形式にしてオーデションも行うことになった。
エントリー締め切りは6日の金曜日。オーディションは
9日の月曜日の夕方。ちなみにその日は公立後期の願書の出願。
3年生なので猶予は与えない。と言っても女子のグループで一つ
もうすでにライブなどで活躍しているバンドが存在していた。
1年越しで学校の中で発表の場を与えてほしいと言っていた。
夏から練習している男子のグループも一つ。
あとは予想通り漫才が一組、勇気あるピン芸が女子で一人。
22人の合唱が一組。プログラムの内容はバランスがいい。
オーディション当日みんななんと緊張している。
漫才グループはひそかに階段の隅で練習を続けて「もう、5分待って!」と
真面目なのり。5時30分から音楽室とドラムセットを借りてのバンドのオーディション。無事終了!
12日当日本番は幕間に修学旅行や行事のビデオを流す。
進行は文化委員。さくさく進む。テーマは学年の絆。会の名前は「友の会」
ずっと夏以来男子バンドの面倒を見てギターを教えてくださった事務の人。
表のしきりを請け負ってくれた体育の先生。
色々雑用を引き受けてくれた2人の講師の先生。
そうやって複数の人の力が集まって一つの事が成り立っている。
今まで関わってきたお別れ会の中で一番きちんとした形でかつ内容もいいものに
なった。

それまでに卒業アルバムの搬入。
卒業式前日は当日着る着物とはかまの準備。
当日は4時起きで6時に美容院に駆け込み着付け。
学校到着後は式までの準備で割烹着持参。
式では卒業証書授与介助。
式後着替えて学校前掃除。

卒業式が終わっても美術科一人のため当然、1,2年の授業は続く。
15日は友達と有馬日帰り湯の旅(これはあとの更新にゆずるとして)
終業式まで指導要録の完成。進路書類の作成。新1年生の組み分けテスト。
クラス分け準備と立て続け。18日だけ3年生の授業がないのでよしこの日だけ
休んで日展をと思いきや午前中娘の修学旅行のためのパスポート申請。
午後からなんと出張が入る。はー平日の休みなんて取れない!
21日から22日まで学年お別れ旅行。(これもあとの更新)
終業式後は教室の整備、新1年生の準備。気がつけば6時半なんて日があった。