東洋陶磁美術館へ行く前に訪れた大阪歴史博物館
久しぶりである。快晴の空にそびえる歴博。何度訪れただろう。校外学習の下見でも。
10階に上がり、階段の踊り場から大阪城を見下ろす。
外国人観光客が訪れていたが空いていた。
私が観たかった特集展はこれ8階で催されている。
心斎橋ときもの ~小大丸260年のあゆみ~
リアルな鶴の向きを刺繍で表現した帛紗
千總にデザインの意向を伝えた資料
昭和17年、戦時中の打掛
こうやって見れば、本当に意匠、文様って時代をビビッドに反映していると感心する。この柄じたいを賛美はしないけれど。
日本人のその時代の空気をデザインに落とし込む能力は凄い。
同時代の振袖
丸帯、表、裏両面に柄がある。
孔雀の文様。この色は難しいが、デザインは斬新。
今でも通用しそうな婚礼の打掛。背中の黒の葉影のコントラストが美しい。
昭和時代の子供の着物。可愛い。
心斎橋筋商店街のキッチュなチラシ
全盛の頃の心斎橋筋。今残っているお店が何軒あるだろうか。
江戸時代に幕府に御用金を取られた証文
儲けのある呉服屋とかは狙われたらしい。「金と銀」でも出て来るお話。
後でほんのちょっとの金額を下賜されたらしい。今も昔も為政者のやることは変わりない。
お得意様の紋は木印にして保管
間違えたらえらいことになるし、何枚も紋の入った着物を作ったのだろう。
有職文様の生地見本。案外地味。
8階の半分のスペースだったが小説「金と銀」を読んでいたので、その世界観は感じられた。
小大丸も昔は大和屋という古着商だったのが、江戸時代後期、呉服・太物商へと発展していったのだ。まさに五十鈴屋。
大阪がもっとも繁栄した時代だろう。
上階の9階に戻り、常設展も観る。
江戸時代の船場の街もミニチュア。
レプリカの屏風。
7階の近現代、大大阪の展示フロアー
お芝居も道頓堀に五座あり、賑わっていただろう。
その頃の羽織は長かった。
すごい彫刻が施してある御座船
入館料は特集展も含めて600円。
下階のミュージアムショップには古着が売ってる。
帯も羽織も3000円。
1時間足らずでは時間が足りなかった。常設展はほぼ変わってなかったけれど。
昨日の晩御飯は、牡蠣の卵焼き、サニーレタス。ゴボウ、人参きんぴら。白菜、玉ねぎ、シイタケ、人参、里芋の豚汁。
久しぶりである。快晴の空にそびえる歴博。何度訪れただろう。校外学習の下見でも。
10階に上がり、階段の踊り場から大阪城を見下ろす。
外国人観光客が訪れていたが空いていた。
私が観たかった特集展はこれ8階で催されている。
心斎橋ときもの ~小大丸260年のあゆみ~
リアルな鶴の向きを刺繍で表現した帛紗
千總にデザインの意向を伝えた資料
昭和17年、戦時中の打掛
こうやって見れば、本当に意匠、文様って時代をビビッドに反映していると感心する。この柄じたいを賛美はしないけれど。
日本人のその時代の空気をデザインに落とし込む能力は凄い。
同時代の振袖
丸帯、表、裏両面に柄がある。
孔雀の文様。この色は難しいが、デザインは斬新。
今でも通用しそうな婚礼の打掛。背中の黒の葉影のコントラストが美しい。
昭和時代の子供の着物。可愛い。
心斎橋筋商店街のキッチュなチラシ
全盛の頃の心斎橋筋。今残っているお店が何軒あるだろうか。
江戸時代に幕府に御用金を取られた証文
儲けのある呉服屋とかは狙われたらしい。「金と銀」でも出て来るお話。
後でほんのちょっとの金額を下賜されたらしい。今も昔も為政者のやることは変わりない。
お得意様の紋は木印にして保管
間違えたらえらいことになるし、何枚も紋の入った着物を作ったのだろう。
有職文様の生地見本。案外地味。
8階の半分のスペースだったが小説「金と銀」を読んでいたので、その世界観は感じられた。
小大丸も昔は大和屋という古着商だったのが、江戸時代後期、呉服・太物商へと発展していったのだ。まさに五十鈴屋。
大阪がもっとも繁栄した時代だろう。
上階の9階に戻り、常設展も観る。
江戸時代の船場の街もミニチュア。
レプリカの屏風。
7階の近現代、大大阪の展示フロアー
お芝居も道頓堀に五座あり、賑わっていただろう。
その頃の羽織は長かった。
すごい彫刻が施してある御座船
入館料は特集展も含めて600円。
下階のミュージアムショップには古着が売ってる。
帯も羽織も3000円。
1時間足らずでは時間が足りなかった。常設展はほぼ変わってなかったけれど。
昨日の晩御飯は、牡蠣の卵焼き、サニーレタス。ゴボウ、人参きんぴら。白菜、玉ねぎ、シイタケ、人参、里芋の豚汁。