遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

美術部共同壁画

2011-11-05 08:57:49 | 美術教育
10月以来、怒涛のような忙しさだった。
土日にできるだけ出勤しないようにしようと
すると朝3時半起きで仕事して始発のバスに
乗るということになる。
まるで魚のせりに行く料理屋の主人のような
生活となる。

でもできるだけ忙しさにかまけないで
丁寧に一つ一つの事を確実にこなして
いこうと思った。

まずクラブの共同制作、
画面はだいたい出来上がってきたが、
背景をどうしようということで
試行錯誤した末、思いついたのが
震災の被害を受けた方々に半年たった
今どのような言葉を伝えたら元気が
でるかと全校生徒に呼びかけようと
なった。
言葉は難しいものである。
どういう言葉を伝えたら前向きに
なれたり、心から癒されたりするのだろうか?
もう一度みんなに考えてほしくて
朝の放送で放送部と美術部と生徒会で
呼びかけの放送を流してもらった。
そして1週間後に星型とハート型に切った
用紙を全員に配布して書いてもらった。

それを背景を水性マジックで黒に塗った上に
貼り付けた。完成!

夏休み前から延々続けてきた作業の終了である。
10月以降、クラブの部長がとてもがんばった。
一息に作業が進んだ。

11月3日大阪市総文祭クラブ展に搬入
なかなかいい作品になったと思う。

みんなのこの思いが伝わることを願って。




          

夏の鑑賞会

2011-11-05 08:55:23 | 美術教育
もうすでに早、11月半ば

でも備忘録として記しておきます。

夏休み美術部鑑賞会
第1弾
大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室

夏休み・みんなで楽しむ展覧会 『いつの人?どこの人?どんな人?』


                                        



8月25日

こども向けの展覧会ではなく、こどもたちこそ作品鑑賞の達人=アートナビゲーター ととらえ、
“おとな”が “こども”と一緒に楽しむ展覧会。芸術家にとって、そして観客にとっても、
最も身近なモチーフで、最も興味深いテーマの一つが「人」。
大阪市立近代美術館のコレクションにも、さまざまな形や方法で、いろんな意味を持つ「人」が
表現された作品がたくさんあります。この親しみやすく、普遍的なモチーフを手がかりに、
「いつ」の、「どこ」の、「どんな」人なのかに着目して、絵画、彫刻、写真、コラージュなど
35作家、約50点の作品を紹介。

というのがコンセプトでした。

午後2時過ぎ
美術部員6名を連れてやってきました。
近代美術館心斎橋展示室
昔のブリジストン美術館です。
出光のビルの最上階。
美術館自体は小ぶりででも落ち着いて
鑑賞できる大好きな美術館の一つです。

いつになったらできるやら
大阪市立近代美術館は?

簡単なワークシートとともに作品鑑賞
様々な国の様々な作品が並ぶ
昔、千里の国立国際美術館で見た
ジャコメッティのピノキオもあった。

いつも美術館に鑑賞に行ったら
「自分の一番好きな作品」と「その理由」を
みんなで共有することにしている。
それぞれ好みが違うもんだなあと毎回感心する。

隣の東急ハンズでしばし自由行動

8月28日
今度は毎年行く
西宮市立大谷記念美術館
ボローニャ絵本原画展

                           




いつも感心する様々なテクニック
この表現方法の多彩さを生徒たちに
学んで欲しいと思っている。
例のごとく「一番好きな作品」と「その理由」
を言い合う。
今回はダブルヘッダーで
お昼を伊丹の駅前で食べてから
伊丹市立美術館へ
かねてより行きたかった美術展へ
「フェリックス・ホフマン うつくしい絵本」展へ



                       



思いの他原画の数が多くて私は堪能しましたが
生徒たちは少し疲れてました。
やっぱり美術館のはしごはいけませんね。