遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

大山崎山荘美術館

2011-11-12 16:22:53 | 美術
久しぶりに晴れた秋日よりの一日
大山崎山荘美術館へ年上の友人と行く

忙しかった日々、ギアをトップに
入れたまま10月から今まで走り続けてきた。
少しでも気が緩んだら
そこでやることがすごく雑になるような気がして
できるだけベストを尽くすようにした。

そうする方が楽しい。

今日はその御褒美のように美しく晴れていた。

午前中、空気は少しひんやりしていて
肌寒くも感じるが午後になるにしたがって
日差しは強く暑くも感じる。

気の早いもみじが色づいているだけで
まだ紅葉にはちと早い。





大山崎山荘美術館には8年ほど前の夏に
来たきりで久しぶり。

阪急の駅がまず変わっていてびっくり。

山荘の庭に新館をたてるべく工事中だった。

                                

展覧会は    




私好みの民芸調の
濱田庄司、河合寛次郎、バーナード・リーチ、李朝の焼き物
オンパレード 

古い洋館に濱田庄司の焼き物
なんだかとってもしっくり気分がなごむ
こういう土ものが私は大好き


安藤忠雄設計の新館には当然モネの睡蓮にちなんだ
色合いがぴったりマッチする焼き物が並んでいる。

時々、ミロのモニュメントが出てきたり
ドイツの焼き物が出てきたりする。

時代は似通っていても全く違ったところで
焼かれた焼き物がなんとも絶妙に
バランスを保って置かれている。

近くの新しくできたイタリアンで昼食が
11:30からしか予約が取れなくて(それだけ美術館が混んでいたということだ)
美術館での時間が短くて残念だった。

テラスでビールも飲みたかったのに

レストランタガミの前菜



もちもちスパゲッティ




こんどはビール工場にも是非行ってみたいものだと
思った。

校外学習 信楽陶芸、陶芸の森鑑賞オリエンテーリング

2011-11-12 08:02:10 | 美術教育
11月9日の水曜日
3年行事打ち止めの最終 校外学習

タナから牡丹餅というか
降ってわいた話というか

信楽作陶、陶芸の森(陶芸館)班毎鑑賞オリエンテーリング
という美術科冥利に尽きる内容

忙しい中まず下見
10月22日土曜日に出かける。
作陶は経験済みなので
挨拶程度
隣の陶芸の森で班毎オリエンテーリングで
野外展示物とポイントを決める。
今回は陶芸館にも入館させたい。

陶芸館の展覧会は「グルメなやきものたち」





食べ物を盛る器の特集展

ここの展覧会内容はいつもコンセプトが
はっきりしていて展示品もおもしろい。

5クラス200人が一度に入館するのは無理なので
クラスごとに10分毎時間をずらす。
面白い展示品の中からどの作品に的を絞って
見せるか、どのブースで好きな作品を選ばせるか
正味10分ほどの時間の中で絞るのが大変だった。

ティーセットばかり並んだブースでは
好きなお茶碗を選ばせたい
ルーシー・リーとハンス・コパー合作の
繊細なティーセットは是非見て欲しい。
悩んだ末に考えたコンパクトワークシートを
人数分もらってきた「陶芸の森うぉーかー」の
冊子に貼らした。

入館する時にはリュックサックを置かしてください
の注意もあった

実施したプランは
午前中作陶
午後は陶芸の森でお弁当を食べ
班毎にポイントを回りながら
鑑賞していく。

時間は1時間。
ポイントは8つ。

太陽の広場出発 ここでは「ガーデン・ファーニチャー」で班毎写真
泉の広場では登り窯を見せたい。
星の広場では「炎の人」
陶芸館前では「幸せを食べる」のパンダ
産業館前では「友情の火種」
駐車場前では「たぬきの親子」



行き止まりでは「踊るピカソ」

そして陶芸館入館
それぞれのポイントでは班員が揃っていたら
シールかはんこを押してもらえる。

班員全員が仲良く回るのがポイント

心配したが当日はお天気にも恵まれ
どうやらみんな楽しんで回っていたようだ。
陶芸館中でもワークシートに書き入れていた。
クラスごとにスタートポイントを変えたので
一番したの駐車場からスタートしたクラスは
標高が高い陶芸館までくるのが遅くなり
「時間がない!」と文句を言っていた。

この陶芸の森全体が良かった。

                   


階段のある高低差をみんな元気に走りまわっていた。
発散し、充実したいい一日だったと思う。