遊びをせんとや

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ゴーンガール ~現代の寓話~

2015-01-07 06:50:17 | 舞台、映画、DVD
さっそく映画の話

年末にやっと休みになって娘がこの映画をぜひ観たいという。


                 

珍しくダンナの同意。(たいがい観たい映画が食い違うのだが、、、。)

息子も観てもいいというので久しぶりに家族で映画館へ。

お昼はホテル○神の中華ランチ、コスパよく熱い物は熱く、冷たいものは冷たく
見た目もおしゃれで美味しかった!
ここの壺汲み紹興酒がとても美味しかった。

気をよくして、映画館へ。

年末の疲れか、紹興酒の酔いか最初の人物紹介的な部分で爆睡(どうやらいびきをかいていたようだ 娘談
本当におっさん化しているわたくしだ)

失踪したあたりから目が覚め、途中からミステリーじたてに引き込まれる。

ネタバレになるからあまり書かないが、結末の怖さに映画館を出て行くときにカップルが
「後味わるー!」とつぶやいていた。私も実際「ええっー!」という感じだった。

その時はでも時間がたち、映画の細部を思い出すにつれ、これはある意味リアリティーある映画では
なく、寓話的なお話しなんだと腑に落ちた。

映画批評でも「社会的な視点」と書いてある。

エイミー(妻)が失踪してダンナが冷蔵庫を開けるとそこには
タッパーにテプラで中身を記して貼ってはる食料が整然と並んでいる。
溜息の出るような大きくはないが洒落たインテリアの家。

このテプラの貼ったタッパ―というのが「有能な現代の主婦」みたいな
象徴としてとても印象に残った。

主役の夫婦を演じているのは



男優はベン・アフレックはハーバード出、女優はロザムンド・パイク(とっても素敵です)はオックスフォードってのも。

あまり詳しく書くとネタバレになるけど、エイミーの表情が誰か日本の女優さんに似ているとずーと考えていたんだけれど

後でふと無表情でクールな感じはかの小保方さんに似ているんだと気が付いた。

というわけでなんだかとても思い出すものが多い映画だった。