青い紬と紫の帯

紬の着物が好きである。
あの織地の手触りや感触。
大島紬はお高いらしいが、あの模様と色が私には全く似合わない。
でも青い紬が欲しかった。
義母から譲られた濃紺の紬が一枚あるが、どうも色黒の私には顔移りが悪い。
もっと明度の高いブルーでそれでいて落ち着いた青。
どうも、私は少し洋服的な感覚で着物の色合わせをしているような感じだ。
思えばひと昔前は６５歳と言えば立派なおばあさん。実際前期高齢者だ。
でも明度、彩度のあまりに低い着物は似合わない。と思う。

半襟や帯揚げの色合わせも敢えて反対色を持ってきたり、少し外してみたり。

ということでその青い着物に出会いました。

私は身長の割に裄が長いのでそれもぴったりだった。
直観でこれだと思った。
この帯を締めたい。名付けて「ゴッホの色彩」。


同じお店で紫を基調とした帯も見つけた。


後は草履が白い佐賀錦、赤いエナメル（鼻緒を挿げ替えた物）、薄みどりのエナメル。実際、二足だ。
思い切って公式HPから菱屋のカレンブロッソのカフェ草履を注文した。
つるっとしていない草履が一足欲しかった。濃い青のカフェ草履。１２月の初めに届く。楽しみ。

これで色々と揃ったので組み合わせを考えて寒い時期のお出かけは着物で。
そうなると、着る事のない着物が出てくる。胴裏にシミの出ている物は解くか、捨てるかだ。
どうにも着る気にならない着物はリサイクルに出そうと思う。

昨日の晩御飯。冷蔵庫の整理。キャベツと豚肉のオイスター炒め、サニーレタス。ゴボウ、小松菜、薄上げ、卵のお汁。
切干大根の炊いたん。

阪神も勝って良かった。