遊びをせんとや

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TRIO パリ・東京・大阪 モダンアートコレクション展 中之島美術館 glaf

2024-10-15 07:46:46 | 美術館、博物館
国立国際美術館の裏にあるデザイン事務所のカフェglaf

このように雑貨店の中にカフェがある。お天気がいいので外にテラス席が設置されていた。

ここにランチを食べに行く。11時30分まではカフェタイム。
幸い、空いていて、3人で落ち着いたテーブル席に座ることができた。
エスニック風の料理なので娘も気に入った。

私はデリプレート

旦那は定食、豚肩ロース

娘はフォー

飲み物はジャスミンティーや水出し台湾茶

ケーキも美味しいのでマスカットと葡萄のタルトを娘と二人で分けた。

中の生地が紅茶が練り込んであって美味しかった。

再び、中之島美術館へ
パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、中之島美術館の所蔵品をテーマ別に並べた展覧会
どの作品もどこかで観たことがあるような。

一番、心に残ったのは
色彩の生命というテーマで

マーク・ロスコ ボトル・グリーンと深い赤 
冬のセーターのような太い横縞、何とも言えない暖かみのある深い赤とグリーン
平明なのに引きこまれるような奥行を感じさせる画面の糟かなマチエール。
どんな色を観ても、どんな作品を観ても、なぜ、この人も作品は単純なようで複雑な感情を引き起こすのだろう。
しかも、すごく安心。


そこに展示されていたのは セルジュ・ボリアコフ 抽象のコンポジション
着物の色合わせのような作品


辰野登恵子 UNTITLED 95-9
この色、すごく好きだ。

心惹かれるカルダーのモビールの均衡


焦点がぼけたような画面に何故か安らぎを感じる奈良美智 In the box

どんな道具で描いているのだろう

倉俣史朗 ミスブランチ

何度観ても感動してしまう


湯船の中の揺らぎと人物の骨格と髪型が凄い小倉遊亀 浴女 その一


シュザンヌ・バラドン 自画像
色とマチエールの凄みを感じさせる。


有元利夫 室内楽 神話上の人物のような

そして、何とも言えないエネルギーを発する萬鉄五郎

裸体美人

もたれて立つ人 


レイモン・デュシャン=ヴィヨン 大きな馬
キュビズムとフォービズムの違いも解った展覧会だった。

不気味な戦争の影を感じさせるシュールな作品 北脇昇 空港



吉原治良 菊(口) 戦争の本質を表しているような さすが吉原治朗の作品


心惹かれる日本画 池田遙邨 戦後の大阪


小品ながら存在感を放つ 松本俊介 並木道


美術の教科書に載っていてある時代の都市の空気感を表している ウンベルト・ボッチョーニ 街路の力

不思議と引き付けられた絵

アンドレ・ボーシャン 果実棚

始めて観る絵も、もちろんのこと、今まで観たことある絵も再び感動した。
対比も面白かった。

二つの展覧会。お腹一杯になったが、会期後半になると混むだろうな。


昨日の晩御飯は久しぶりに漆四角盆を出して、野菜中心に

蒸し鳥胸肉に梅肉ソース。ピーマンと豚肉炒め。人参、ゴボウ、小松菜のきんぴら。シメジ、玉ねぎ、白菜、木綿豆腐のお味噌汁。
冷凍してあったお赤飯。秋になるとこんな料理が食べたい。

















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