遊びをせんとや

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福田平八郎展 大阪中之島美術館 ~日常からの美のデザイン~

2024-03-29 08:30:07 | 美術館、博物館
久しぶりの美術館鑑賞
できるだけ行きたい展覧会を絞って行くのが今年の目標
これは招待券が一枚手に入ったので旦那の分だけ前売りを買う。


この日は夕方から雨の天気予報だったが、午後まで大丈夫だったので着物でお出かけ。
前の日に来た着物に帯、帯締めだけ変える。新しい青一色の織の帯で、福田平八郎展コーデ。

いつもの猫の前で。

開館十分前に着くが、モネ展が100人くらい入館を待っていた。凄い。

福田平八郎展は10人目。
速やかに入館。
 

写生からの日常の何気ない美に目を向ける福田平八郎の姿勢に凄く感銘を受けた。
最後の方では素描として残っているキンキラ紙テープとかセーターの毛糸の色目とかそんなところにも色の美しさを見出していた。

この写真はWebよりお借りしました。
形や線より色が最初に目に飛び込んでくると書いてはった。
そうやんなーと思う。

撮影OKなので

初期の大正時代の「朝顔」


代表作「漣」
釣りにはまって、水面を見つめている間にこの絵の着想を得たそうだ。


「水」


「新雪」

「氷」

このあたりの色の落としどころが凄い。

「雲」

カラフルな作品



「柿紅葉」「はつ氷」このお菓子のネーミングが素敵「紅白餅」
赤と白の共演

軸装してある作品の用いられている布と作品との調和がまた素晴らしい。
まるで和装の着物と帯のコーディネートを観るようだった。
このまま、着物や帯の柄にしたいという色あいだった。

この写真もWebよりお借りしました。
有名な「竹」の左側のように渋い青緑色に金糸、そしてモノトーンの竹。
そのまま着物と帯である。堪能。

後期はかなり作品が入れ替わるみたい。ウーム、「雨」の瓦は観たいかも。

この日のランチは堂島の「青冥」へ
私は酸辣湯あんかけ1100円、旦那はスペシャルランチ1600円。

 

11時過ぎだから空いていたが、12時前になると近くのサラリーマンがどっと押し寄せてきた。

昨日の晩御飯は、ダンピングされた締め鯖で、美味しかった。色々野菜の味噌汁。出汁巻き、ワカメとシイタケの佃煮。






 


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