遊びをせんとや

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旅はいい!香住 その② ~蟹三昧と晴れ渡る日本海~

2023-02-03 07:48:57 | 旅行
大乗寺の門前に乗ってきたタクシーが止まっていたので幸いと乗り込み、宿へ向かう。

お宿は「さだ助」本館。
民宿っぽいがロビーはとてもスタイリッシュ


お隣に別館の現代的なホテルが建っている。こちらはとてもお高い。

案内されたお部屋は驚くほど簡素だが、壁紙にシミなどなく、必要な物も全て揃っていて使い勝手は良かった。
2人で十分な広さ。寝具もシンプルながら清潔だった。
壁にかかっていたただ一つの版画。

応挙の鯉のイメージだ。

楽しみな夕食は1階の個室レストラン

焼きガニ、刺身、カニ雑炊、カニ味噌、カニの天ぷら。
最後のカニ雑炊。

途中のカニの刺身、焼きガニあたりからもう私はギブアップだった。
美味しいのは美味しいのだが同じ味が続くのが苦手(ほんならなんで食べに来てん!)
普段は蟹は全く買わない。
昔、中学生くらいの頃、実家の父母が蟹大好き人間で2月になると1週間に一度くらい蟹すきになる。
ガンガン冷凍されたあれだ。
鍋物は食べている時はお腹一杯になるが、すぐにお腹は空く。
しかも蟹を食べるのは面倒くさい。

というわけでこれでもかと言う蟹はもう2、3年いいかなと思った。
でもどれも美味しかった。最後にご飯を一人前減らしてもらって蟹の身が沢山残った雑炊は絶品だった。
これはもうちょっと食べたかった。

一晩中みぞれや雪が降り続いていたようだが、朝明るくなると晴れていた。
10時まで部屋で読書をしてチェックアウト。
お土産を買って、海岸沿いのレストランまでワゴン車で送ってもらう。

海岸沿いを散歩

さすが日本海だ。
向こうに泊まった宿も見える。

しばし、寄せ来る日本海の波を見つめる。
画像は寒そうだが、全く寒くない。


雪がどんどん溶けてびちょびちょ。
ふと駅まで先に行って荷物をロッカーに預け帰りの電車を確保したいと思った。
歩いて7、8分で駅。

緑の窓口は当然無人で必要であればモニターで対応してくれる。すでに3組も並んでいた。
帰りは播但線で大阪までの直通特急で帰りたかったので全席指定だから席を確保したい。
購入したチケットを払い戻しして買いなおすというパターンが二組もあったのでなかなか時間がかかった。
やっぱり時間の余裕があって良かった。

レストランまで戻る間に街をぶらつく。
うらびれたところのない、いい感じのこじんまりした街並み。

夏は海水浴で賑わいそうだ。


レストランは宿の系列のKANICHI

既に来る前に予約を入れていたが、一人500円の割引券がもらえた。

予約していたので窓際の眺めのいい席だった。嬉しい。

雪がなければまるで海水浴場。

お昼は迷った挙句に
私は「蟹味噌濃厚ピザ」結局蟹食べるんかい!

このレストランは生け簀から選んだ蟹をそのまま調理して出してくれるシステム。
おしゃれな店内。

 
旦那は沖ぎすフライ定食。

これを二人でシェアした。
定食のサラダが半端ない量で新鮮だった。
平日に関わらずお客さは結構入っていた。

窓の外の海を眺めながらまったりコーヒーも飲んだ。

すごく親切に「帰りの電車のお時間大丈夫ですか?」とか「車で駅までお送りしましょうか?」と何度も聞いてくれた。

駅の待合室がまた素敵で、スマホを充電しながら本が読めるライブラリーになっている。

私は赤羽末吉さんの絵本と荒木経惟さんが奥さんを撮影した写真集を観た。いい本だった。
隅にアップライトピアノもある。

時間的にもゆっくりできていい旅だった。
雪もやんで暖かく街もぶらつくことが出来て良かった。


やっぱり旅は最高!
夏もいいかもしれない。香住。



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