遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

あきない世傳 金と銀 ~六巻から八巻~

2024-02-17 08:25:02 | ブックリスト
図書館で借りた「あきない世傳 金と銀」六巻から八巻までの三冊、読み切りました。


九巻から十三巻まで先に読んでいた。主人公の幸が江戸に乗り込んでいくところが知りたかったので遡って借りました。
今回は順番に借りられるようにしました。

江戸で歌舞伎役者の吉次郎や中村富十郎と出会ったり、吉次郎の弟子の吉次(瀬川菊之丞がモデル?)の稽古着を作ったりして次第に江戸の粋な着物文化に沿って小紋を売り出して行く経過を読んで堪能した。
ちょうど自分が着物を着始めた時期に重なったので色々着物の江戸時代の推移も知れて興味深かった。
着物一枚に帯三本というのはうなずける。

昨日の晩御飯は久しぶりのチキンフリカッセ。トマト、インゲン、ブロッコリー、生ハムのサラダ。

薄味に美味しくできました。

立春歌舞伎特別公演 昼の部 ~源平布引滝

2024-02-16 08:21:05 | 歌舞伎
さて、昼の部である。

 
お席はやはり中央の端、前から7番目。とても見やすい。

源平布引滝、通し狂言である。
片岡愛之助出ずっぱり。
木曽先生義賢を貫禄を持って勤め上げたと言うべきか。
やっぱり仁左衛門に似てきた。シャープな演技だった。こんな時代物を数こなすようになり、愛之助の芝居に厚みが増すのだろうな。

尾上右近の折平は凄く仁が似合っていた。こういう役だとこの人の良さが生きる。やはり立役かな?菊五郎の女形も立役もと言った感じか。口跡も良く、良かった。

舞台写真は全てWebからお借りしました。
愛之助と二人並ぶととてもバランスがいい。

この芝居、とても不思議なシチュエーションなのだが、折平実は多蔵人行綱という源氏の武将である。木曽先生義賢(せんじょうと読む)平氏に滅ぼされた義朝の弟。今は表面上だけ平氏の仕えている。
結局、平氏の白旗の元、行綱と源氏再興を誓いながら、自分は平氏に攻められ壮絶な最期を迎えるという一幕である。

このお芝居江戸時代中期に文楽で初上演され、歌舞伎にもなったが、長い間、上演されず、昭和40年代に現仁左衛門で復活したようだ。私は観たぞ、これも。たぶん。先代市川猿之助劇団でも観たな。
仁左衛門がピッタリなお芝居だ。

途中の戸板を使った戸板倒しや最後の階段にそのままバターンと仏倒れなど、迫力満点で思わず「うわー」と声が出た。

愛之助が研鑽を積んでこの役を手に入れたのが伝わってくる。

この幕間は35分。
この日は持参のロールパンサンド。プチトマト。白ワイン。

量もちょうどよく食べやすかった。

二幕目は白旗を預かった折平の妻小万を壱太郎が演じ、船の上で実盛に腕を切られる。


三幕目は実盛物語。

平家の武将実盛は実は元源氏だったという話。どんだけ江戸時代の人は源氏びいきだったのだ。
これも小万は実は平氏の武将、瀬尾の子であったとか、因果話が続く。
瀬尾が小万の息子小太郎に自ら打たれ、実盛は再会を約束して馬に乗って颯爽と去っていくという、なんだかわけわからないストーリーんであった。
不覚のもバーミューダ―トライアングルタイムに入っていて前半は寝てしまった。

この日は思い切って白地に緑のぼかしと紺の扇やら武将(?)みたいな柄の入った紬に金糸の入った紫の帯で。
黒の羽織。お芝居観戦には少し金糸銀糸の入った帯が映えるなと思った。


 

この日の晩御飯はオーソドックス、旅館朝食みたいな鮭、大根おろし、白菜、人参、シイタケ、麩のお味噌汁。
半熟卵。コールスローサラダ。ほうれん草の胡麻和え。


昨日の晩御飯は仕事で珍しく遅くなり、白菜、人参、玉ねぎ、海老、ミンチ肉の中華スープ。トマト、生ハム。









親との付き合い方 〜すき焼き晩餐とバレンタイン〜

2024-02-14 10:01:37 | 介護
母の、整形外科の薬をもらいに仕事帰りに寄る。この日はマックス授業やったから薬だけもらいに。
先生もよくわかってくださってて、痛くなくなると通院したがらないんですよとおっしゃって2週間分処方していただいた。
ありがたい。

旦那がすき焼きの材料を持って先に着いていた。
診察券を取りに来た時に晩御飯はすき焼き作るからと言っておいたのにすでに何か青梗菜とかにんじんを切って夕食の準備を始めている。
そこから私がバトンタッチをしてすき焼き。
卓上で炊く電熱器があったのでそこで温めながら食べていい感じ。
最後に冷凍うどんを入れる。母はうどんが固いと言っていた。
おつまみに少しかつをのたたきを持って行った。
ゴミ箱をみるとすでに小さな日本酒パックが捨ててあり湯呑みに半分日本酒が入っていたので、お昼に飲んだらしい。
お昼からお酒飲まないと言い聞かせる。
それでも半分残せるのは進歩だと思いたい。

次のデイサービスはバレンタインデーやから買っておいたチョコを忘れずに所長さんに渡すんやでと言うと娘からですって渡すわ。と言う。どうも自分からだったら受け取ってもらえないと思ったようだ。
母、私と張り合ってる?!
いずれにしても断られるだろうとは思うが、なんだか面白い。

梅田の阪急デパートのディスプレイ。




私は今年からチョコは買わない。

着物の防寒

2024-02-13 06:32:21 | 着物
寒い時期に着物を着るのは楽しい。
暑がりの私としては長襦袢、着物と絹物を重ねて着ると袖口と襟元が少し寒いがとても暖かい。

松竹座に観劇に行った時に着物姿も増え、何人かの人がビロードの着物コートを着ていた。
黒や紺があった。羽織や道行きコートもいいのだが、このシンプルな無地のコートが素敵だった。
調べるとそんなにお高くはない物をネットで販売している。
もうそこまで、春は来ているので来冬の懸案事項としたい。

襟元は毛皮の襟巻もいいなと娘の襟巻がシルバーっぽかったので出して巻いてみた。

大振りすぎて私が着けるとまるでマタギの奥さんになったみたいであかんかった。
実家の母が「これ持って帰り」と言っていたこげ茶のもう少し小ぶりな襟巻をもらってくることにした。


巻くとこんな感じ。すごく襟元は暖かい。これにウールのショールで十分な気がする。

最近はエコファーがもっぱらだが、既にある物はどんどん活用するべきだ。
余談だが、母が肋骨を折って時に通院で巻いていたもっと小ぶりのファー襟巻が見当たらない。
再度の通院時に道に落ちていた。一週間であまざらしにもなったのでそのままにしておいたが、、、。
残念がっていた。気にいっていたので、、、。

昨日の晩御飯はカレーにホイールトマトと豚ミンチ、マッシュルームを足してソースとしてパスタで。
アボガド、トマト、キュウリ、ブロッコリーのサラダ。

このソースは美味しい。

古代メキシコ展 ~メキシコ文化の歴史~

2024-02-12 08:01:28 | 美術館、博物館


国立国際美術館で開催されている古代メキシコ展に行く。
電車の中にもチラシが

隣の車両はモネ展


10時少し前に着いたらすごく並んでいた。


この赤いチラシを観て「行きたい。」と思った。幸い入場券が2枚手に入った。
当日チケットを購入する列もできていた。
隣の中之島美術館もモネ展で人がどんどん吸い込まれていく。

メキシコの東部のマヤ文明。メキシコ中央高原のテオティワカン、トルテカ、アステカ文明。メキシコ湾岸部のオルメカ文明。
紀元前1500年~15世紀にスペインの植民地になるまでの文化が時代に沿って展示物が配されている。
その合間に広大な現地の遺跡と説明が2分足らずくらいの短い映像で写されている。
とても解りやすい展示だった。
地下三階の展示室がこんなに広かったっけというくらい展示物があった。


マヤの貴人像。

紀元前のサッカーをする人。
細部まで神経の行きわたった細工に驚かされる。


複雑な文様が施された火鉢。


ユーモラスな墓に入れられ物。


現メキシコシティのテオティワカン文明の太陽のピラミッドから出土した太陽とどくろの死のディスク石彫


祭祀に使われたのようなボール



風の神の壁画
赤い色が印象的


ピラミッドの飾り


これも香炉なか?


年代が下るごとになんだか単純化される人物像。


モザイクの不思議な形の器



マヤの書記と思われる女性の像


貴婦人の土偶


織物をしている婦人像
マヤ、600年~950年。この時代の高貴な婦人は糸を紡いだり、織ったりしたそうだ。


埋葬されていたネックレス。重かっただろう。


猿の神とカカオの土器蓋
猿の好物のカカオは貨幣の役割もしたそうだ。なんだかユーモラス。


ト二ナ石彫171 王様が外国の使者と球技をしている。外交の象徴。


香炉台


赤の女王の墓の復元

 
マヤのパレンケのパカル王の妃の墓が発掘されて真っ赤に塗られたいたそうだ。


パカル王とみられる男性頭像の複製。なかなかハンサム。

神にささげる供物の台 

チャクモール像マヤ文明、900~1100年。かなり後の時代。


首飾り

モザイク円盤



アステカ文明、鷲の戦士像。170㎠の迫力のある立像。すごくインパクトがあった。15世紀の作品。


ドラロク神の壺、豊穣をもたらす雨の神。


黄金に輝く金の埋蔵品。アステカ文明の豊さを示す。

3000年を超える文明の流れ。ほとんどが祭祀や王の墓などの埋蔵品なのだが、これだけのフォルムや文様を考え出したことがすごいなと思う。人間の営みに上に芸術は欠かせないものだったのだ。今観ても色や形に目を奪われる。今回は人間を生贄にする表現が多くて考えさせられた。

1時間以上かかってしっかり観た。地震や火山噴火などの災害にも度々襲われたり、高度の低い地域は食料の保管ができなくて統一されるのは難しかったとか少しはメキシコのことも解った。

オリジナルミュージアムグッズも充実していたよう。


観終わってチケット売り場には長蛇の列ができていたので返って写真は撮りやすかった。

この日は黄色の紬に茶色がかった黄檗色のスワト―刺繍の帯で。意外に合って、春らしい気分。


お昼は着物だったのでゆっくりできるところでロケーションのいいフェスティバール&ビアホールへ。


ハンバーグランチ。私は和風、旦那はデミグラス。
日曜日でフェスティバルホールでマチネーの公演がなく、空いていてゆっくりできた。

帰りに実家へ寄り、診察券を受け取り、一緒に買い物をする。

昨日の晩御飯はあっさり。

キュウリ、ワカメ、シラスの酢の物。トマト、モッチァレラチーズ、生ハムのカプレーゼ。大根、人参、ゆで卵、シイタケ、ウィンナーの煮物。

お昼ご飯のめんどくささ

2024-02-11 09:04:25 | 料理
最近めんどくさいのは昼食
旦那は糖質制限をしているので、お昼は炭水化物抜き

朝はパンを食べるし、和菓子も人並みに食べるのに、お昼だけはおかずだけ。
旦那は融通が効かないというか言われたらその通り、応用もない。
私が外出する時、寿司飯を炊飯器で炊くように頼んだら見事に失敗した。
毎日一万歩もしんどいといいながら休まない。

私は朝、炭水化物を摂らないので、お昼は食べたい。
この日は無性に焼きそばを食べたくなった。
焼きそば麺が30%off。
先に中華鍋で野菜や豚肉を炒めて、旦那の分を取り分ける。
その後チンした麺を投入。
というわけで無事、焼きそばにありつけた。


子供たちがいた頃の休みの日の昼食を食堂のおばちゃんのごとく三つのメニューを作ったこともある。

仕事の日は弁当とおかず。
これはいいのだが家にいる時がめんどくさい。

春に代わる季節。天気が急に変わるとなんだか調子が悪いような気がする。
血圧は降圧剤を定期的に飲むと安定した。

昨日の晩御飯は定番旦那の好物の鰯のフライ。
私はお昼食べ過ぎてポテチと柿の種も食べたので2匹で十分。

ほうれん草の白和え。レンコン、ごぼうきんぴら。白菜、絹さやのお味噌汁。
寒いと根菜類をやたら食べたくなる。






立春歌舞伎特別公演 夜の部 ~若手役者の活躍~

2024-02-10 08:12:02 | 歌舞伎
ここ毎月は関西でも歌舞伎公演がある。
楽しみにしていた松竹座の立春歌舞伎特別公演。
まずは夜の部である。


この日は先日買ったお雛祭りカラーの黄色の紬で。

 
帯は桜の花びらの濃い茶の帯。


こんな真ん中の前の方のお席。ど真ん中。幕間で私の前を通る人もいないし、誰かの前を通ることもなかった。

事前にロッカーに荷物を預けて、お弁当と貴重品だけ持って座席へ。
私は直前にトイレに行っておくと寒くない限り大丈夫なのだ。

一幕目
新版色讀販(しんぱんうきなのよみうり) ちょいのせ
壱太郎の久松に右近のお染、鴈次郎の善六、中村亀鶴の源右衛門、愛之助の清兵衛である。
この芝居は一度は観た記憶がある。調べてみると44年振りだそうだ。データベースによると1979年歌舞伎座4月夜の部で上演されている。自分の観劇ノートを繰るとまさに観ている。この時は沢村藤十郎丈の付き人さんと知り合いになり、楽屋までお邪魔した日だった。その楽屋に当時の片岡孝夫丈がトランプ遊びに来たのだ。そのため、観劇ノートには肝心のちょいのせの記録はない。ドキドキして芝居どころではなかったのだ。
この時は先代扇雀のお染、片岡秀太郎の久松だった。
片岡愛之助丈、最近少し体重が落ちがみたいで頬が削げて、陰影ができて、いい感じの松島屋の立役になってきたと思う。ちょっとした角度で仁左衛門にも似ている。紀香夫人の健康管理がいいからかな。

私にはお染久松というと新版歌祭文「野崎村」が印象に残っている。よく中座で沢村藤十郎さんのお光で観たものだ。
玉三郎丈の「お染の七役」み観たなー。
江戸時代初期大阪の油問屋で丁稚と主家の娘が心中した事件をもとに色々な戯曲になった。新版歌祭文の方が先にできてかなり後にこの新版色讀販の方が上演されたようだ。この芝居も善六のしどころの多い芝居である。善六を鴈次郎が初役で勤める。
壱太郎と右近が反対でも良かったかなとも思う。
二場の蔵の場面で人形振りで演じるが、こんな演出も面白なと思った。歌舞伎の底力だ。義太夫がいい。

舞台写真は全てWebよりお借りしました。

第二幕「連獅子」
中村扇雀と虎之助親子。きびきびした切れ味のいい虎之助の踊りに目を見張る。日本舞踊というのは体幹がしっかりしていないと大変だと実感した。扇雀丈も勇壮な余裕の舞だった。いい物観た。
この舞踊は明治初演である。江戸のしっぽみたいな明治5年という年に初演されている。松羽目物の背景、素晴らしい長唄。
完成された舞台だと改めて思った。合間の三味線の演奏に拍手が起こってほっとした。澄んだ鼓の音も心地いい。


二幕が終わり、晩御飯にする。
今回はお菓子が入っていた籠をずっと取っていたので大きさ違いで入れ物と蓋で使い、中はラップで。

時間がなかったので中身は全くいつものお弁当。ご飯をおにぎりにしただけ。中身は梅干し。
友達がくれたミニペットボトルに日本酒を五勺だけ入れて、十分だった。

第三幕
「曽根崎心中」
壱太郎のお初、右近の徳兵衛である。
壱太郎の顏が疲れているように見えるが今回の役は夜の部二役とも憂いのある役なのでそうなのだろうが。
1月は歌舞伎座で娘道成寺を演じているし、これから出ずっぱり。お疲れでないように祈る。
壱太郎のお初は上方の女らしく情深く演じている。現代に通じる上方の芝居だなと思わせる。心情が観ている者の胸に迫る。
何故、二人が死ななければならなかったのか「生きてても同じ」というお初のセリフに全てが込められている。
鴈治郎の平野屋久右衛門も初役だそうだ。こういうキャラは鴈治郎が演じると厚みが出ていいと思った。
右近の徳兵衛は大阪丁稚上がりの商人というよりは江戸っ子のボンボンに見えてしまう。でも、すごく容姿がよくすっきりしているので壱太郎のお初との背格好も釣り合って床下で覚悟を決めて喉元にお初の足首を当てる場面も決まる。心中場面では充分な悲哀を感じさせる好演だった。久しぶりにがっつり歌舞伎芝居を観た感じがした。


堪能した夜だった。

この公演は大阪国際文化芸術プロジェクトなので15日間と短いが狂言内容が素晴らしくいいい企画だと思った。
観て絶対損はない。昼の部も楽しみ。

お風呂に入る前に体重を計ったら、お酒の量も減ったので1㎏痩せていた。ラッキー。








使用済み油の回収

2024-02-09 07:22:25 | 家の事
つい最近まで使用済み油の廃棄は牛乳パックに古新聞を入れてそこへ油を入れガムテープを巻いて、普通ゴミとして出していた。
いつも行く図書館の駐車場で使用済み油を回収している。
我が家はオリーブオイルを揚げ物でも使っている。

最近はペットボトルに使用済み油を入れて持っていく。

これで少しゴミも減らせるし、再生ができる。

少しのエコ。

昨日は仕事でなんだか疲れて、今日は歌舞伎鑑賞なので早寝する。
夜中に暑くて目が覚めるようになった。

昨日の晩御飯はカレス鰈の煮つけ、豆腐、長ネギ。しいたけ、蓮根、人参、大根、こんにゃく、ゴボウの糟汁。ほうれん草のオイル炒め。キムチ。一汁一菜で十分だ。

久しぶりの着物購入 ~春らしい明るい色を~

2024-02-08 06:48:11 | 着物
仕事が始まって母の骨折など色々あり結構煮詰まっていた。
最近、着物でお出かけもないし、これから観劇、飲み会、およばれなど少し春らしい新しい着物が欲しいなと思っていた。
気持ちがうずうずする。

ということで予定を見て、仕事帰りに久しぶりに船場センタービルに行く。
あいにくの雨。
息子から3000円くらいの絹の明るい色の角帯も頼まれていた。彼も春だからね。

というわけで、最初は9号館から。
色々見たけれどピンク~サーモンピンクくらいの紬はないなと思って黄色まで範囲を広げる。
一つ、5500円で光沢のある黄色を見つける。
なんだか気持ちが弾まない。
いつもの770円均一のお店に行くと品物の数が凄く増えて、新しい着物が入荷している。
そこで泳ぎまくって、私は丈はいいのだが、裄が長いので計りまくって黄色にピンク、水色、少し模様が入った紬を見つけた。
胴裏がきれいでシミも見たところない。でも裄が63㎝。できたら64㎠はほしいところ。八掛が青で面白い。

次に白にぼかしの緑と紺の模様もうっすら入っている紬。
これは裄が長い、袖も長い。個性的だけれど顔写りもいい。
まず、これはゲット。黄色の紬も着てみると着れそう。
試着している間にベージュの地にこげ茶の縞模様、途中に柿という紬を見つける。裄もOK。しかも二着とも胴裏がとても綺麗でシミ一つない。
結局鏡前で着てみて、OKということで3着を大人買い。

次に帯を探しにいつものお店に。あるんですよね。ここ。
黄色の紬に合わせたようなピッタリした帯があった。もう一つ探していた紺地の織の帯も。2枚とも3300円。
計ってもらうと紺地の方は短い。黄色のピッタリの帯は雰囲気が合い過ぎてなんだかと思っていたら薄いベージュに紺の模様の帯が5500円で。
少し短いが総柄でタレの所だけ紺。「他のお店で買った着物も合わせてくださいね。」と言われて、合わせると帯地が白でなく少しベージュなので合う。ここはいつも好みの帯が見つかる。溜まっていたポイントをカードを持っていたのだ一枚にしてもらう。

コーディネートをするのがまた楽しい。

これが黄色の紬と買った帯。3月のお雛祭りカラー。

白と緑の着物にも

4月くらいに着たらちょうどいいかな。初夏の感じ。

柿の着物

秋に着たらピッタリ。

これもいい感じ。

ということでまたまたアドレナリン出まくりのお買い物でした。
でも総計7800円。私に取ってはとても着物で遊べた感ありでした。

昨日の晩御飯は昼ごはんにパンケーキを突然食べたくなって生クリーム満載のパンケーキを食べたのであっさりって鳥唐ですが、

根菜類、絹さや、こんにゃくの糟汁。我が家の糟汁は味噌多めです。糠漬けキュウリ、キムチ。




親との付き合い方 ~整形外科への通院~

2024-02-07 07:42:30 | 介護
母親の肋骨骨折から一週間後の通院。
様子を診るためにということで、職場の帰りに寄ることにする。
午前中、スマホに電話がかかってきた。母からである。夕方の通院についての時間確認。
こんな時はよく聞こえるらしい。時間を告げておく。

幸い午後から暖かく、まだ明るい。

3時過ぎに実家に着いて、出発。
ゆっくり歩いて行く。
途中で息子の友達の着物事情を話すと大笑いしていた。
「おかしいなー。」と。洋服を生業にしたきた母は身に着ける物には興味が深い。見た目重視である。
でもこんな時はとてもよく話を理解していて、なんだか認知症ではないみたい。
時間の記憶が少し弱くなっただけみたい。
これもデイサービスに通い、家族以外の人と話すようになったお陰だと思う。
デイサービスでは母の耳が遠いのは解ってくださって大きな声で話かけ、母の話にも受け答えをしてくれてはるからだと思う。
そういうことが日々の訓練になって機能が回復したのだと思う。
充分、意思の疎通ができるようになって私たちも楽になったが、その分、元気で自信を取り戻した母とぶつかることも多くなった。

整形外科で見せてもらったレントゲンは前から写したものだと完全に二本小枝みたいに折れている。
ヒビどころではない。これは痛いはずだ。
カロナールはもう飲まなくてよく、漢方の痛み止めだけになった。
サポーターが上下反対、裏返しなのを指摘されて巻き方を再度、教えていただく。
痛みはかなりましになり、また一週間後ということで。

差し歯が取れて歯科にもいかなければならない。

晩御飯は買い物だけしていったので「自分でしてね。」と言い置いて帰宅。
帰りの電車でなんだか誰かに守られている感がして多幸感が押し寄せた。
自分自身の体調はヨガに定期的に通いだしてすこぶるいい。
なんだか免疫力がすごく上がった感がある。
こんな時は油断をしないでイソジンでうがいと手洗いはおこたらない。
睡眠時間も十分とる。

昨日の晩御飯は白ネギの豚バラ巻。グリルでそら豆と一緒に焼いてみる。お皿にオリーブオイルを出してその上に乗せ上から塩、胡椒する。美味しい。玉ねぎ、人参、シイタケ、菜の花、豚バラの中華スープ。トマト、キュウリ、シラス、ワカメの酢の物。

やっとこんな冷たい料理も食べたいと思うような気候になってきた。