里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬越しの春キャベツは追肥なしで土寄せ

2022年12月02日 | 畑:葉菜類

これから冬越しする春キャベツ。今年は追肥なしで土寄せのみとしました。
品種は「金系201」。


9月29日に49穴連結ポットに種を播き、4週間後の10月27日に植付け
苗はイマイチながら、好天続きで生育は順調。


植え付け直後はあまりに乾燥していたため灌水しました。
欠株はありません。


気温が高く、生育は想定よりも進んでいます。


それでも、さすがに12月に入り冷え込んできました。
冬越しに向け、例年なら追肥をした後、土寄せをするところです。
しかし、今年は追肥はしないことにしました。生育があまり進みすぎるのも困るからです。
あまり大株で越冬するとトウ立ちのリスクが高まります。
それに、この場所はキュウリの跡地のため肥料が残っている可能性が高い。


過去に追肥をしなかったことはないように思いますが、この判断はどうでしょう。
今回は管理機は使わず、鍬だけで土寄せすることにしました。
防寒効果があるよう、根元にしっかりと土を寄せます。


南北の畝ですが、西風から芯を守るように西側の土を多く盛ります。手前方向が西。


根元の葉が少し倒れるくらいまで土を寄せます。左方向が西。


これで寒風から芯が保護されるので、特段の覆いをしなくても大丈夫。
我が家の春キャベツの収穫は4月20日頃を目安に、早い年は4月半ばくらいから穫れ始まります。
こちらはただ今収穫中の秋キャベツ。


品種は「あまいキャベツあまみさき」。大玉になっています。
10月10日頃から穫り始めた「あまいキャベツ愛心」の収穫後穫り始めましたが、年内中に収穫を終えるのは難しそう。
こちらは冬キャベツ。


品種は「寒玉キャベツ」。生育が進んでおり、ほぼ完全結球したような株も出てきました。
年明けからの収穫になります。寒玉なので少々の低温には大丈夫ですが、結球が進み過ぎると強い低温では凍害の心配が若干出てきます。