里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

シュンギクの収穫盛りに不織布のトンネル掛け

2022年12月15日 | 畑:葉菜類

シュンギクは収穫盛りです。1週間ほど前から不織布をトンネル掛けしました。


品種は「中葉春菊」。
種播きは9月20日。10月20日頃から抜き取り収穫を開始、11月早々から摘み取り栽培に移行。
11月半ば過ぎから側枝(わき芽)の摘み採りを始めました。側枝を穫るようになれば収穫の最盛期です。
伸びは頗る良好で、旺盛に茂っています。


主枝(親茎)は数芽残しで摘むのが普通ですが、我が家ではできるだけ2芽で切っています。
多く残すと茎が細くなり軟弱徒長してしまいます。
収穫は一方からではなく伸びたところから切っているので、一見穫り跡が分りません。
この辺りもかなり穫っているはず。


伸びているのは全て側枝(わき芽)です。


側枝は初め横に伸びるので茎葉が重なりますが、その後立ってきます。
長さが20~25㎝くらいになった頃が摘み頃。
分りやすいようにこの辺りを纏めて摘み取ってみます。
ほぼ2芽残しで切りました。すでににわき芽(孫茎)が伸びています。


広い株間なら数芽残しも可能ですが、我が家は2芽ないし1芽が普通。
茂っていた茎葉がなくなって隙間ができ、穫り跡が見えてきました。


茎や葉がしっかりしていることが良いシュンギクの条件です。
良い側枝が穫れました。


どの株の側枝(子茎)からもわき芽(孫茎)が伸びてきました。


今年は気温が高く、例年よりわき芽の伸びが早いようです。


シュンギクはホウレンソウやカブに比べると、低温にはずっと弱く、当地の露地栽培ではこの孫茎まで穫るのは容易でありません。
これはすでに10数㎝伸びています。今年はかなり期待できるかも。


強い低温では凍害を起こしてしまうため、今年は少し早めに不織布を掛けてみました。
早過ぎても耐寒性が付きにくいので、タイミングとしてはどんなものでしたか。