これはその時のもの。土を盛って軟化する天然に近い山ウドです。
山ウドはそのまま伸ばすと正にウドの大木になります。
もっともウドは草本なので、大木と言われるも木ではありません。
山ウドは2カ所にあります。
これは30年以上前に、株を分けていただいたもの。
今の時期はこのような姿です。
夏には人の背丈をはるかに超え、2m数十㎝と言ったところ。
そして、白い小さな花を沢山咲かせます。その後は黒い実を着けます。
それがこれ。まだ残っていました。
それがこれ。まだ残っていました。
実を着けないでそのまま残っているのは雄花。黒い実になっているのが雌花、正確には両性花です。
茎の太い丈夫なウドは枯れ上がったまま、まだ立っています。
茎の太い丈夫なウドは枯れ上がったまま、まだ立っています。
細身で根元が弱った茎は風雨で倒れています。
ウドの大木とは図体ばかり大きくて役立たずのことですが、ウドにとっては迷惑な話。
この大木になることこそが大事なのです。
この大木になることこそが大事なのです。
青々と太く大きく育つことで翌年に芽を出す力を根株に蓄えるのです。
ですから、出てきた芽をすっかり穫り尽くしたり、早々と切り倒してしまっては根株は弱ってしまいます。
このように枯れ上がったところで来年のためにきれいに片付けます。
茎は長く硬いので刈払い機で根元から適当な長さに切断します。
ですから、出てきた芽をすっかり穫り尽くしたり、早々と切り倒してしまっては根株は弱ってしまいます。
このように枯れ上がったところで来年のためにきれいに片付けます。
茎は長く硬いので刈払い機で根元から適当な長さに切断します。
その後運び出します。
綺麗になりました。
春に穫った後には盛った土を元に戻しています。
来年の芽が出る時期になったらまた土を盛ります。
もう1カ所。
もう1カ所。
こちらは前の所から株分けしたもの。
多くが倒れています。あまり勢いが良くないようです。
茎を適当に切断しました。
片付け終了です。
これで来年も山ウドが沢山出てくれるでしょう。
本当は株が混みすぎているので株分けしたいところです。懸案なのですが、実践しかねています。