里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

墨彩画「花梨(かりん)」

2022年12月19日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙  

カリンを墨彩画で描いてみました。
カリンは我が家にはないのですが、親戚の家にあるため見る機会があります。
庭の外れにあって毎年果実を幾つか着けていました。
例年、葉は落ち果実だけが残っていたようです。独特の姿で風情が感じられました。
過日、歳暮に行った折りには、もう無くなっていました。駐車スペースを広げるため撤去したらしい。
カリン酒や砂糖漬けなどにし、薬用として利用していたらしく残念なことでした。
小生もかつてカリン入りののど飴を愛用していたことがあります。
果実がカリンと似ているのが同科のマルメロ。現在果樹として栽培されているものの多くはマルメロと聞きます。
よく見ると形も違うようなのですが、小生は全く不案内。ただ。親戚のは庭木として植えられていたのでカリンに間違いないだろうと思います。
実は、この画はネット画像をモチーフにイメージしたものなので、自信はありません。