次々に民間放送(ラジオ局)が
あちこちで開局されていきました
自分の作ったラジオがどの位
遠くのラジオ局(中波)が聞こえるのか
ダイアルをまわして一生懸命、
スピーカーに耳を傾けました
毎時59分ごろにラジオ局のコールサインが
放送されます。これを聞くと
いま受信している放送局名が
わかります。
折角、1時間コールサインを待っていても
急に起こるフェージングの谷間に入ったり
空電の雑音で聞き取れないことがしばしばありました
番組名、キャスター名、内容,電波の強さ、などを書いた
受信報告をラジオ局技術部宛に発送します
出来るだけ遠方のラジオ局を聞いて受信報告を送りました
これはDXとかBCLと呼ばれる趣味で
当時の小、中、高校生で一大ブームになりました
受信報告を受け取ったラジオ局では早速
受信確認証を返送してくれました
… … …
この確認証はベリカードと呼ばれて
私は送られてきた数々のベリカードを額に入れて
飾っていました。
開局したばかりのラジオ局は自局の電波が
どこまで遠くに届いているかわかりません
ラジオを載せた自動車で受信しながら、
走りまわって,電界強度(電波伝搬=でんぱでんぱん)を
調べてます
自局は、どこから、どこまでがサービスエリアかがわかります
… … …
それに、遠方のBCLによる受信報告書は
広告収入の民間ラジオ局の営業に役立ったのでしょうか
… … …
貼付のベリカードの写真は当時のものではありません