経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【今日は何の日 経営ヒント】 暑い寒いも・・・ 彼岸の入り

2013-03-17 19:40:00 | 知り得情報

■■【今日は何の日 経営ヒント】 暑い寒いも・・・ 彼岸の入り
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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

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 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

 一年365日、毎日が何かの日です。
                 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
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【今日の写真】 早春の京都 詩仙堂 

 壁には獅子が子を谷に落とす図のある扇形の壁間窓があり、その上方に、中国の詩人三十六人の画像および詩の額が四周に掲げられている。いまは大部黒ずんで、よくは見えない。<o:p></o:p>

 雅致ある廊下づたいに、隣の部屋へ行くと、ここは「猟芸巣(至楽巣)」という読書室である。<o:p></o:p>

興至れば堂上の楼に上り、月に向かって朗吟する。これを「嘯月楼」という。(詩仙堂ウェブサイトより)<o:p></o:p>

   3月17日

■ 彼岸の入り(年により日付が異なる)<o:p></o:p>

 「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今日は彼岸の入りです。ご存知のように春分の日と秋分の日を中日として、その前後三日間の七日間を「彼岸」と言います。彼岸の初日なので「彼岸の入り」と言います。因みに、最後の日を「彼岸の明け」ということもご存知と思います。

                 諸寺では彼岸会法要が行われ、亡くなられた方々の追善供養を行います。

                 春秋の彼岸には太陽が真東から昇り、真西(阿弥陀仏が座す方向)に歿することから、「西方往生の大願を成就すべし」と勧められています。これが彼岸会の縁由といわれています。


Wikipedia】 彼岸<o:p></o:p>

彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という。<o:p></o:p>

「彼岸会(ひがんえ)」は、雑節の一つで、春分秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。また、この期間に行われる仏事のこと。暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」なお、地方によっては最後の日を「はしりくち」という地方もある。俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目、六波羅蜜1日に1つずつ修めるためとされている。


■ 聖パトリックの祝日(緑の日)<o:p></o:p>

 3月17日は、アイルランドの守護聖人である聖パトリックの聖名祝日です。

                 アイルランドの国花である三つ葉のクローバーをシンボルしているので、この日に緑色のものを身につけると幸せになれると言われています。


Wikipedia】<o:p></o:p>

 聖パトリックの祝日(せいパトリックのしゅくじつ、英:St Patrick's Day, セントパトリックス・デー)は、アイルランドキリスト教を広めた聖人聖パトリック命日3月17カトリックにおける祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日。<o:p></o:p>

 シャムロックを服につけたり、ミサに行ったりする。アイルランドでは何世紀も前からこの日を祝う伝統が受け継がれてきたが正式に1903より祝日となり、イギリスから独立後徐々に祝祭日として成長した。1996には政府が主体となってダブリン5日間の盛大なフェスティバルとなりパレードやその他の行事が行われるようになった。

■ 漫画週刊誌の日<o:p></o:p>

 1959(昭和34)年3月17日に、日本最初と言われる少年向け週刊誌である「少年マガジン」「少年サンデー」が発刊されました。

                 私の従弟が漫画好きで、それが高じて貸本漫画屋をそれからしばらくしてやっていました。自分が好きな本を中心に、貸すよりは自分が読むために本を仕入れていた節もあります。

■ その他<o:p></o:p>
◇ 相国寺円通閣懺法会
◇ 近江八幡左義長祭
◇ 天皇講

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■■【日本経済の読み方】 日本の電機・電子業界の変容 近況のエッセンスをコンパクトにまとめました

2013-03-17 15:37:01 | 知り得情報

■■【日本経済の読み方】 日本の電機・電子業界の変容 近況のエッセンスをコンパクトにまとめました



◆ 日本の電機・電子業界の変容 2013/03/17

 日本における電機・電子業界の変容が統計上にも出てきています。

 小型電子機器が韓国や中国などを相手に苦戦をしている日本メーカーですが、それが日本市場における「白物家電」にも現れてきています。

 白物家電とは、エアコンや冷蔵庫、洗濯機など、家庭における代表的な家電製品のことを指します。戦後の日本復興の象徴のように洗濯機や炊飯器が電化され、「電化製品」と呼ばれていました。

 国内での生産額は、平成25年度は1兆5953億円と、前年度の見込みよりも2.8%減少する見通しです。

 これは、国内での生産額が3年連続で前年度を下回ることになります。その契機となったのがリーマンショックの影響で世界的に家電製品の需要が落ち込んだ、平成21年度の水準まで減少することになります。

 三洋電機の冷蔵庫部門を買収した中国が、その技術を活かし、また低価格で日本市場にも進出してきています。

 一方、人件費などが安く、市場としても需要が伸びている新興国に、メーカー各社が生産拠点を移す動きが今後も続くでしょう。

 比較的売れ行きが堅調であった白物家電の分野では、雇用の場が失われ、地域経済に影響を与えることが多いに懸念されます。

◆ エネルギーは採掘から製造へ<3/3> 2013/03/16

 これからは、「採掘エネルギー」や「転換エネルギー」だけではなく、「製造エネルギー」の時代です。化石燃料頼りの「採掘エネルギー」では、資源が枯渇してしまいますし、環境破壊などの問題も発生します。風力や太陽光に頼る「転換エネルギー」は、自然任せの部分があり、人間の思い通りには発電してくれません。

                 農業や工業のように、エネルギーを作る時代なのです。

                 前回はバイオ燃料を紹介しましたが、今回は自然の力を利用する方法をご紹介します。上述のように自然任せという欠点がありますが、利用法法次第では価値が上がります。

                 日本は、自然豊かな国です。すなわち、日本は自然エネルギー大国になれるはずです。陸面積は世界の61位しかありませんが、海洋面積(排他的経済水域)は6位の海洋大国です。

                 この海を使えば国産エネルギーの製造が可能です。洋上風力発電、潮流発電、温度差発電、波力発電など、取り組むべき課題はたくさんあります。

                 また火山国ですので、温泉だけではもったいないです。地熱エネルギーは世界3位、森林率では、先進国3位で、バイオエネルギーの展開が期待できるのです。


                 福島第一原発事故で、日本はなりふり構わず原油やLNGの輸入をせざるを得ません。どうしても足下を見られて、高値で買わざるを得ないのです。

                 TPPでお米など食料面での安全保障と同様に国産エネルギーは、安全保障上も不可欠です。すなわちエネルギーを国産化できれば、外国から化石燃料を輸入するときの交渉力も上がることになります。

                 また、これらの技術を発展させることにより世界への貢献も大きくなります。まだまだ緒に就いたばかりですが、国策としても力を入れ、民間も積極的に取り組めば、日本もエネルギー大国になれるのです。

◆ エネルギーは採掘から製造へ<2/3> 2013/03/15

 昨今の、日本の国産エネルギーといいますと、次の二つが話題になっています。

                 その一つは、秋田におけるシェールオイルで、一方は、日本周辺の海の底からメタンハイドレートです。これらの新しいエネルギーが発見され、注目されていることは、ご存知の通りです。

                 しかし、これらは日本の需要を充分に満たせるだけの埋蔵量があるわけではありません。もともと日本には「採掘エネルギー」源が少ないのです。

                 また、太陽光を始め再生可能エネルギーといわれる自然を頼りにする「転換エネルギー」は、不安定性という問題をはらんでいますので、基礎エネルギー源というよりは、補助的な色彩が強いといえます。もちろんその中には、発電や波動発電など、比較的安定した転換エネルギー源もありますので、ぜひそれらも推進して行くべきです。

                 では、それでも不足するエネルギーを輸入だけに頼っていて良いのでしょうか。

                 これからは、「採掘エネルギー」や「転換エネルギー」だけではなく、「製造エネルギー」の時代です。化石燃料頼りの「採掘エネルギー」では、資源が枯渇してしまいますし、環境破壊などの問題も発生します。風力や太陽光に頼る「転換エネルギー」は、自然任せの部分があり、人間の思い通りには発電してくれません。

                 農業や工業のように、エネルギーを作れば良いのです。

                 以前、メールマガジンでミドリムシの培養によるバイオ燃料についてご紹介をしたことがあります。

                 東京大学でもミドリムシによるバイオ燃料を作る研究をしています。ミドリムシは、植物と動物の間の生物で、光合成で増え、増殖も早く、油を生産できるのです。

                 ミドリムシは120種もの種類があります。全てのミドリムシというのではなく、その中の特定のミドリムシから、含有している油の種類や量、環境との関連を調べ、有力候補を絞り込んだ結果、ジェット燃料として使えるエネルギーが生成されることがわかったのです。

                 ジェット機は内燃機関のため、自動車のような電化をしにくいのです。ジェット機を飛ばすためには、どうしても現在のようなジェット燃料が必要です。これは、温室効果ガスを出すので環境に悪い影響を与えてしまうのです。

                 ミドリムシや藻類でつくるバイオ燃料は、増殖するとき二酸化炭素をどんどん吸収しますので、燃料に混ぜれば、温暖化対策になるのです。

                 ミドリムシの研究は、まずは大規模培養の技術開発が必要ですが、2018年には実用化できる見透しです。これが実現しますと、全体燃料の10%を賄うことも可能です。

◆ エネルギーは採掘から製造へ<1/3> 2013/03/14

 エネルギーといいますと、原発、LNG火力発電・・・というように化石燃料を利用することを思い浮かべる人も多いでしょう。また、近年は太陽光発電とか風力発電といった自然の力をエネルギーに変換する方法を連想するかもしれません。

                 私は、前者を「採掘エネルギー」、後者を「転換エネルギー」と呼んでいます。ところが、NHK室山哲也解説委員の番組を見ていて「製造エネルギー」という造語を作りました。

                 原発事故後、外国から輸入するエネルギーの調達が課題になり、LNGや原油の輸入金額と円安からエネルギーコストは日々上昇していると言えるほどになってきています。その結果「貿易立国」といわれていた日本は、構造的に「貿易赤字国」になってしまっていると言えます。

                 その脱却方法としていろいろなエネルギー政策が求められています。

                 では、日本国内にはエネルギー資源がないのでしょうか?

                 日本では、原油を始めエネルギー資源は皆無と思っている人が多いと思います。

                 私が小学生の時に、社会科の時間にわずかながら石油が江戸時代から新潟で産出されていたということを聞きました。日本は、石炭も採掘されていて、粉じん爆発などが話題になったこともありますが、今日では石炭というエネルギー資源も日本ではSL以外では忘れられています。

                 近年では、秋田沖のシェールオイルが話題になりました。ただ、日本全国消費量の数日分の埋蔵量しかないと言うことで、一旦膨らんだ希望が急速に萎んでしまったことはまだ記憶に新しいです。

                 それから、当ブログでは何度も紹介しているメタンハイドレートを忘れてはいけません。しかも、日本における消費量数十年分の資源が、日本近海にあるというのですから、大いに期待したいです。

                 しかし、それでもエネルギー不足問題を解決できません。不足する分を輸入に頼っていて良いのでしょうか?

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■■【チャレンジ25】 ウォームビズ 1 WARMBIZとは

2013-03-17 15:34:50 | 知り得情報

■【チャレンジ25】 ウォームビズ 1 WARMBIZとは

 2005年2月16日に「京都議定書」が発行しましたが、グローバルに見回しても一向に地球温暖化への気運が高まっていません。それどころか、自国の事情を背景に、自国擁護の動き優先で、一向に温暖化防止への動きが見られません。

 日本政府が取り組んでいる「チャレンジ25」運動に全面的に賛同するわけではないですが、地球温暖化が進まないようにすることの必要性を痛感し、チャレンジ25運動に登録し、私なりのスタンスでチャレンジ25運動にご協力をして参りたいと考えて、ブログとして発信することにしました。

 チャレンジ25運動の規定に基づき、その内容をブログでお届けします。
<o:p>

</o:p>

「チャレンジ25キャンペーン」とは、
CO2
削減に向けた具体的な行動を提案し、
その実践を広く国民の皆様によびかける
政府が主導する国民運動です。

チャレンジ25公式サイト
ウォームビズとは
 冬、“寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない”という原点に立ち返り、暖房時の室温が20℃でも快適なスタイル“WARMBIZ”を呼びかけております。

             なお、政府では、省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議において、「冬季の省エネルギー対策について」(平成17年10月28日)を決定し、政府として率先した取組を自ら実施するために、暖房中の室温は20℃ではなく、「19℃を目途に過度にならないように適切に調整に努める」こととし、地方公共団体にも同様の取組を行うよう協力を要請しています。



 WARMBIZは暖房に必要なエネルギー使用量を削減することによって、CO2発生を削減し地球温暖化を防止することが目的です。

                   最近の断熱性の高い建物では、暖房しなくても室温が20℃を超えるものもあります。こうした建物はその性能そのものが地球温暖化対策に貢献しているといえます。

                   WARMBIZでは室温20℃を呼びかけていますが、そのような建物について冷房してまで20℃にすることを求めるものではもちろんありません。暖房をつけずに済むのであればそれが最も望ましく、WARMBIZはあくまで過剰な暖房を抑制する呼びかけです。


「室温」を測定する温度センサーが、実際に人がいる執務室の中に設置されていない場合がある。例えば複数の執務室で吸引された空気は、混合され、壁の中や別の場所にある温度センサーで 「室温」として測定される。

このような場合、
関連記事 クリック
~ 私は、チャレンジ25キャンペーンに登録しています ~


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■■【日本経済の読み方】 2013年3月前半 エッセンスを時系列的に見る

2013-03-17 11:27:18 | 知り得情報

■■【日本経済の読み方】 2013年3月前半 エッセンスを時系列的に見る


◆ エネルギーは採掘から製造へ<2/3> 2013/03/15

 昨今の、日本の国産エネルギーといいますと、次の二つが話題になっています。

                 その一つは、秋田におけるシェールオイルで、一方は、日本周辺の海の底からメタンハイドレートです。これらの新しいエネルギーが発見され、注目されていることは、ご存知の通りです。

                 しかし、これらは日本の需要を充分に満たせるだけの埋蔵量があるわけではありません。もともと日本には「採掘エネルギー」源が少ないのです。

                 また、太陽光を始め再生可能エネルギーといわれる自然を頼りにする「転換エネルギー」は、不安定性という問題をはらんでいますので、基礎エネルギー源というよりは、補助的な色彩が強いといえます。もちろんその中には、発電や波動発電など、比較的安定した転換エネルギー源もありますので、ぜひそれらも推進して行くべきです。

                 では、それでも不足するエネルギーを輸入だけに頼っていて良いのでしょうか。

                 これからは、「採掘エネルギー」や「転換エネルギー」だけではなく、「製造エネルギー」の時代です。化石燃料頼りの「採掘エネルギー」では、資源が枯渇してしまいますし、環境破壊などの問題も発生します。風力や太陽光に頼る「転換エネルギー」は、自然任せの部分があり、人間の思い通りには発電してくれません。

                 農業や工業のように、エネルギーを作れば良いのです。

                 以前、メールマガジンでミドリムシの培養によるバイオ燃料についてご紹介をしたことがあります。

                 東京大学でもミドリムシによるバイオ燃料を作る研究をしています。ミドリムシは、植物と動物の間の生物で、光合成で増え、増殖も早く、油を生産できるのです。

                 ミドリムシは120種もの種類があります。全てのミドリムシというのではなく、その中の特定のミドリムシから、含有している油の種類や量、環境との関連を調べ、有力候補を絞り込んだ結果、ジェット燃料として使えるエネルギーが生成されることがわかったのです。

                 ジェット機は内燃機関のため、自動車のような電化をしにくいのです。ジェット機を飛ばすためには、どうしても現在のようなジェット燃料が必要です。これは、温室効果ガスを出すので環境に悪い影響を与えてしまうのです。

                 ミドリムシや藻類でつくるバイオ燃料は、増殖するとき二酸化炭素をどんどん吸収しますので、燃料に混ぜれば、温暖化対策になるのです。

                 ミドリムシの研究は、まずは大規模培養の技術開発が必要ですが、2018年には実用化できる見透しです。これが実現しますと、全体燃料の10%を賄うことも可能です。

◆ エネルギーは採掘から製造へ<1/3> 2013/03/14

 エネルギーといいますと、原発、LNG火力発電・・・というように化石燃料を利用することを思い浮かべる人も多いでしょう。また、近年は太陽光発電とか風力発電といった自然の力をエネルギーに変換する方法を連想するかもしれません。

                 私は、前者を「採掘エネルギー」、後者を「転換エネルギー」と呼んでいます。ところが、NHK室山哲也解説委員の番組を見ていて「製造エネルギー」という造語を作りました。

                 原発事故後、外国から輸入するエネルギーの調達が課題になり、LNGや原油の輸入金額と円安からエネルギーコストは日々上昇していると言えるほどになってきています。その結果「貿易立国」といわれていた日本は、構造的に「貿易赤字国」になってしまっていると言えます。

                 その脱却方法としていろいろなエネルギー政策が求められています。

                 では、日本国内にはエネルギー資源がないのでしょうか?

                 日本では、原油を始めエネルギー資源は皆無と思っている人が多いと思います。

                 私が小学生の時に、社会科の時間にわずかながら石油が江戸時代から新潟で産出されていたということを聞きました。日本は、石炭も採掘されていて、粉じん爆発などが話題になったこともありますが、今日では石炭というエネルギー資源も日本ではSL以外では忘れられています。

                 近年では、秋田沖のシェールオイルが話題になりました。ただ、日本全国消費量の数日分の埋蔵量しかないと言うことで、一旦膨らんだ希望が急速に萎んでしまったことはまだ記憶に新しいです。

                 それから、当ブログでは何度も紹介しているメタンハイドレートを忘れてはいけません。しかも、日本における消費量数十年分の資源が、日本近海にあるというのですから、大いに期待したいです。

                 しかし、それでもエネルギー不足問題を解決できません。不足する分を輸入に頼っていて良いのでしょうか?


◆ 東日本大震災復興を加速せよ
 2013/03/13

 3月11日は、震災から2年、いろいろな行事が各地で行われ、マスコミでも報じられました。まだまだご苦労が続いている様子を見ると涙を禁じ得ません。私たちの記憶が薄れてきていることに警鐘を鳴らしてくれているように思えました。

 必要な資金やサービスが行き届いていない報道を見ますと、何とかならないのだろうかと気をもみます。

 そのような中で、政府はおととし成立した「復興財源確保法」に基づき、東日本大震災の復興財源に充てるため、JT(日本たばこ産業)の株式売却ニュースが流れてきました。

 政府が保有するJT株の一部である3億3000万株余りを売却するというのです。株高で当初想定していた2倍近い売却益が出るといいます。総額で9700億円を超えます。

 復興に全てが当てられますが、まだまだ不足する金額です。JTに対してだけではなく、一般の投資家向けにも売却されるそうです。煙害を助長するたばこ産業に協力する気にはなれませんが、近年のJTの総売上に占めるたばこの売上高は数%に過ぎないようですので、協力しても良いかという気になります。

 政府も、現地の皆さんのニーズに即した、効果的な資金として活用して欲しいです。

 被災された皆様のご多幸を祈念します。

◆ 景気動向先行指標が大きな伸び
 2013/03/09

 景気動向は、毎月内閣府が発表する「景気動向指数」が目安になりますが、これは1か月半ほどのタイムラグがあります。

 例えば2013年1月の景気動向指数のうち、景気の現状を示す「一致指数」は平成17年を100とした場合に、92となり、景気回復しているとは言えません。ましてや、この1月は、その前月を0.3ポイント下回った数値が発表され、2か月ぶりに低下したことになります。

 同時に発表される、景気の先行きを示す「先行指数」は、これからの見透しです。

 これによると、前月を3.1ポイント上回りました。しかも、昭和60年以来、過去2番目に大きな伸びです。このようなことを理解した上で「景気動向指数」を見ませんと、判断を誤りかねません。

 因みに、回復した背景は、アベノミクスにより株価の上昇や消費者の購買意欲の回復から、景気の先行きに期待を持てるという判断だろうと考えられます。

 一方、「一致指数」が悪くなったのは、製造業の生産が上向きましたものの、電子部品や一般機械といった業種で出荷が減少したことが主な要因と考えられます。

 他方、2012年10月から12月までのGDP(国内総生産)の改定値は、年率に換算した伸び率が速報値でマイナスでした。しかるに改訂値では、プラス0.2%と3期ぶりのプラス成長に修正され、景気が底を打って後退局面から脱しつつあることを一段と強くうかがわせる結果となりました。


 企業や国民は景気回復への期待が高まっていますが、生産や雇用などの実体経済が本格的な回復に向かうかどうか動向や消費税率が上がることの影響などを注視する必要があります。

◆ パソコン出荷台数が過去最低 2013/03/05

 今月24日(日)に、経営コンサルタントや専門職・士業の先生を対象とした「パソコンが“消える時代”の士業の勝ち残り策」と題する公開講座で講師を務めます。

 35年の経営コンサルタント業の経験の中で、多くを企業におけるICT支援のアドバイスを経営コンサルタントの視点で行ってきました。それだけに、このようなテーマで講師を務めることが淋しいです。

 しかし、現実を直視し、経営コンサルタントや税理士をはじめとした士業の先生方に、今後どのようにICTと関わっていったら良いのかについてお話をしようと準備を進めています。

 その背景にあるのが、スマートフォンやタブレット端末の普及が急速に進んでいることです。2013年1月、国内で出荷されたパソコンの台数は、前年同月より13%減少し、出荷額は統計がある平成19年度以降最も少なくなりました。

 電子情報技術産業協会の発表によりますと、ことし1月、国内で出荷されたパソコンは64万8000台でした。出荷額でみても18%減少して451億円です。

 2012年の秋にタッチパネルによる操作性を高めた基本ソフト「ウィンドウズ8」を搭載したパソコンが相次いで発売されました。先日、日本でもマイクロソフトのタブレット端末の発売発表がありました。

 ウィンドウズ8が思うように売れないことから、日本でもこの端末を発売する決定をしたと思われます。

 このようなトレンドの中で、士業の勝ち残り策を模索し、それをお話しますので、経営者・管理職の皆様も、お仲間をお誘いの上ご出席ください。

http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm#seminar


◆ おいしいお米の条件
 2013/03/03~04

 日本各地で次々と新しいコメの品種が生まれ、味も良くなっています。

 NHKのTV番組で「美味しいコメ 変わる勢力図」という番組で、合瀬宏毅解説委員の話に興味を持ちました。

 日本各地には、いろんなお米があります。おコメの美味しさ、品種や産地だけでなく、そのときの気候などで大きく変わるようです。

 では、その美味しさは、どのように決められるのでしょうか?

 日本穀物検定協会という団体があって、そこで評価し、食味ランキングとして毎年格付けし公表しています。

 このランキングは、5段階で評価されています。

 おいしいお米というと全国に130近くのブランドがあるそうで、それらを対象に評価をします。

 おいしいお米の代表というと「魚沼コシヒカリ」が有名です。ところが、本来の魚沼コシヒカリというのは、新潟県南魚沼市のコシヒカリを指します。その中でも、旧六日町産を指すそうです。

 すなわち「南魚沼産コシヒカリ」を筆頭に、最も美味しいとされる特Aランクとされるものが全国で29もあり、評価の違いは品種改良や気候の温暖化の影響を受けて次第に少なくなってきているようです。

 最近注目されているのが北海道で「ななつぼし」や「ゆめぴりか」というのは有名ですね。

 NHKのTV番組で「美味しいコメ 変わる勢力図」という番組で、合瀬宏毅解説委員の話に興味を持ちました。

 日本各地には、いろんなお米があります。美味しさは、どのように決められるのかについて、<上>でお話しました。今日は、その続きです。

 今年のお米の特徴は3つあるそうです。

 まずは全体的に味があがったということです。生育期の天候が比較的よく、寒暖の差が大きかったことと、各地で美味しいコメ作りへの取り組みが進んだというのがその理由です。

 二つ目は北陸、九州の躍進が目立った。
 
 三つ目は新たな品種が高い評価を得た。

 では、米の美味しさというのは、厳密に区別できるのでしょうか?

 炊いたご飯を見た目や味、粘り、それに堅さ、香りの5項目で評価し、さらに総合評価を加えて最終的に決められるようです。

 味覚、臭覚、視覚など、五感を使っての判断ですから、人によるばらつきが出てしまうでしょうから、その判断に疑問を持つ人もいると思います。

 おいしい米の決定要因は、科学的には「アミロースとタンパク質の割合」で決まるそうです。

 アミロースは粘りに関係しており、これが低いほど良いとされています。一方タンパク質はこれが多くなるとコメがぱさぱさした食感になると言われています。

 美味しさの基準と言われるコシヒカリですが、アミロースの割合は20%。タンパク質は6~7%だとされています。

 最近は、コシヒカリを超える品種もあると言いますので、両者のバランスといっても、やはり個人の食感というのは異なりますので、一概に言えないのではないでしょうか。

 因みに、わが家で、今年評価の高かった、某ブランドと、農家から直送された南魚沼産コシヒカリの新米とを、炊きたてと冷えてからのご飯とをブラインドテストしてみました。

 わが家では全員が南魚沼産コシヒカリでした。その家の食習慣にも影響を受けるのだろうとも思いました。


◆ あなたの借金? 870万円!! 2013/03/02

 財務省によりますと、国債に短期の借り入れなどを合わせた国の債務残高は、平成25年度末(3月)の時点で、1107兆1368億円に達する見込みです。今年度末と比べて101兆円余りも増えることになります。

 これは国民一人当たりに換算すると870万円になるのです。換言しますと、国の債務の多くは、国債でまかなわれています。国債の90%以上は国内の金融機関などが保有しています。それらの原資は、結局は国民の預貯金や金融資産などで購入されていることになります。

 安倍内閣は、景気てこ入れのため積極的に財政出動を行う姿勢を鮮明にしていますが、その原資は国債です。国債は、われわれの子孫に対する負の財産です。国の支出が効果的に使われているかどうかの厳しい目をわれわれは持たなければ、自分達の子供や孫、その先まで借金を押しつけることになります。

 悪い方に転がるとギリシャやスペインなどと同じ信用不安の元凶となるのです。

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■■【日刊経営マガジン】 金融円滑化法が終了しますのでご注意を 今日の出来事、独善解説

2013-03-17 06:25:38 | 知り得情報

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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

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 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

今 日 の 独 善 解 説
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。
◆ 日本の電機・電子業界の変容 2013/03/17

 日本における電機・電子業界の変容が統計上にも出てきています。

 小型電子機器が韓国や中国などを相手に苦戦をしている日本メーカーですが、それが日本市場における「白物家電」にも現れてきています。

 白物家電とは、エアコンや冷蔵庫、洗濯機など、家庭における代表的な家電製品のことを指します。戦後の日本復興の象徴のように洗濯機や炊飯器が電化され、「電化製品」と呼ばれていました。

 国内での生産額は、平成25年度は1兆5953億円と、前年度の見込みよりも2.8%減少する見通しです。

 これは、国内での生産額が3年連続で前年度を下回ることになります。その契機となったのがリーマンショックの影響で世界的に家電製品の需要が落ち込んだ、平成21年度の水準まで減少することになります。

 三洋電機の冷蔵庫部門を買収した中国が、その技術を活かし、また低価格で日本市場にも進出してきています。

 一方、人件費などが安く、市場としても需要が伸びている新興国に、メーカー各社が生産拠点を移す動きが今後も続くでしょう。

 比較的売れ行きが堅調であった白物家電の分野では、雇用の場が失われ、地域経済に影響を与えることが多いに懸念されます。
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今 日 は 何 の 日
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
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経 営 情 報 ・ セ ミ ナ | 案 内 ◆「第3回日本精品展in上海2013」を開催します

 一般社団法人日中経済交流協会では、「第3回日本精品展in上海2013」(第107回中国日用品百貨商品交易会と同時開催)を開催します。出展企業の募集等について順次、全国各地において説明会を実施しています(詳細は下記ウェブサイトをご覧ください)。

                [期 間]8月1日(木)~3日(土)
                [会 場]上海新国際博覧中心(中国)

                 http://www.jc-eea.com/

◆「金融円滑化法終了110番」(電話相談)を実施します

 日本弁護士連合会及び全国の弁護士会は,中小企業金融円滑化法の終了を契機として経営に窮する中小企業からの無料電話相談を期間限定で実施します。

                [日 時]3月7日(木)、8日(金)10:00~16:00
[電話番号]0570-020-110 begin_of_the_skype_highlighting 0570-020-110 無料 end_of_the_skype_highlighting(PHS及び一部のIP電話からはつながりません。)
                [相談料] 無料(電話代のみご負担ください)

                詳しくは、以下サイトをご覧下さい。

                 http://www.nichibenren.or.jp/ja/sme/20130220.html

    出典: e-中小企業ネットマガジン
演 題 パソコンが“消える時代”の士業の勝ち残り策
                      ~ポイントを押さえれば稼げる先生になれる~
概 要  経営コンサルタントや士業にとってパソコンは不可欠です。一方で「近い将来にパソコンがこの世からなくなる」という衝撃的な予測もあります。このように、劇的な技術革新の時代に、従来通りの士業のやり方ではいずれ淘汰されてしまいます。
 これから、世の中がどのように変化をするのか、その予測をもとに、我々士業がどのように対処して行ったら良いのかを、ITに弱い人でも解るようにお話させて頂きます。
                       起・・・これからのICT動向と士業のあり方
                       承・・・論理的に士業の戦略を立てる
 転・・・論理思考をICT技術で活かす
 結・・・論理思考で情報発信せよ
日 時 平成25年3月24日(日) 13:00~15:30
講 師 (特)日本経営士協会 理事長 今井 信行氏
場 所 大阪府社会福祉会館(4F) 406号室
  大阪市中央区谷町7丁目4-15(谷町7丁目交差点西入る)
参加費 会員:1,000円 非会員:2,000円
申込締切 平成25年3月22日(金) 必着
申込方法 TEL、FAX、Web、Eメール
主 催 内閣府認証特定非営利法人 日本経営士協会関西支部
〒578-0935 大阪府東大阪市若江東町4-2-12
TEL・FAX 06-6725-8292 begin_of_the_skype_highlighting 06-6725-8292 無料  end_of_the_skype_highlighting E-mailはこちらから
 
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経営コンサルタントの独り言

2013-03-17 03:38:05 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■【日刊経営マガジン】 エネルギーは採掘から製造へ<完> 今日の出来事、独善解説 http://t.co/5IFgHb5t2a






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